パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

モンテ・クリスト伯 5-2

2021-04-25 | book
5-2
73話「約束」。窮地に陥るヴァランティーヌ。そこにマクシミリアンが忍び込み、結婚の署名を前に、駆け落ちしようと持ち掛ける。2人の恋の行方。しかし、約束の時間になってもヴァランティーヌは現れない。マクシミリアンは、ヴァランティーヌの元を訪れる。伯爵夫人が亡くなったのだ。2人はヴィルホールと医師の会話を聞いてしまう。死因に疑義があると。毒を盛られたのではと。ヴァランティーヌは30歳のマクシミリアンと、父ヴィルホールの父、唯一の味方、祖父のノワルティエを訪ねる。ノワルティエは、自分に任せろという。
ノワルティエ老人は、フランツ・デピネーに会い、ある文書を読ませる。そこには、デピネーの亡き父、デピネー将軍の最期が書かれていた。その決闘の相手とは。75話「「調書」
76話「アンドレア・カヴァルカンティの売り出し」。クリスト伯がダングラール邸を訪ねる。そこにはアンドレアがいた。娘のユージェニーとダングラール夫人とともに。クリスト伯は、そこでデピネーが婚約の破棄をしたことを知る。そこにユージェニーの許嫁アルベールが現れる。
アルベールがエデを訪ねてくる。77話「エデ」。エデは、トルコのジャニアのパシャ、アリ・テブランの娘。アルベールの父は、エデの父、アリ・パシャに仕えていた。クリストは、アルベールにその話はするなとくぎを刺す。エデは父の非業の最期を語る。

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モンテ・クリスト伯 5-1

2021-04-18 | book
5巻の1
66話「結婚政策」ダングラールのもうけ話の相談に乗るクリスト。モルセールの過去をダングラールは教える。30年来の友人で、昔は漁師だったと。フェルナン・モンデゴというのだと。
67話「検事総長室」。ダングラール夫人は、心配でたまらずヴィルホールを訪ねる。ヴィルホールが語るダングラール夫人との秘密。ナルゴンヌ未亡人だった彼女との出来事。子どもを手提げ金庫の中にいれ、穴を掘り、埋めようとしていた時の出来事を。その子の行方がわからなくなったと。ヴィルホールは、オートィユの家の持ち主、クリストは何者かと調べると夫人に告げる。
69話「情報」ヴィルホールは、クリストが、名声あるブゾーニ司祭と昵懇で、金持ちのウィルモア卿と敵対関係にあると情報を仕入れる。そして、2人に会いに行く。ウィルモア卿の正体は誰か。
モルセール家での舞踏会に現れるクリスト。メルセデスとの温室でのひと時。71話「パンと塩」。クリストはマルタで一人の娘を愛していたと過去を話す。アルベールが、ヴァランティーヌの祖父、サン・メラン侯爵がパリへ来る途中で亡くなったと告げに来る。
侯爵夫人は、ヴァランティーヌとフランツの結婚を急がせる。しかし、その侯爵夫人も卒中で倒れる。
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論語と算盤 5/5

2021-04-11 | book
その高橋が参考にしたのが、岩波現代文庫の宮崎市定の「現代語訳 論語」だ。2000年5月平成12年発行、2019年平成31年12月に18刷。

この本は東洋史家の宮崎1901~1995が、1974年昭和49年に上梓した。金谷本と異なり、通し番号で499の論語を、訓読の読み下しと、忠実な「翻訳」ではなく、意訳という現代人の言葉で大意を伝えるという形をとった。高橋が依拠した所以だ。
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論語と算盤 4/4

2021-04-04 | book
この論語を現代語訳したのが、高橋源一郎の「一憶三千万人のための論語教室」だ。2019年10月初版、20年2月7刷。

著者の作家の高橋源一郎は、20世紀から21世紀に変わる頃、古典の現代語訳の出版の話があり、自分は論語だったと。しかし、その後、この話は、なしのつぶてだったと。が、自分は、論語に惹かれ、この作業を続けていたと。

新書とはいえ、533ページで厚い。活字も大きく、読みやすい。
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