瀬尾まいこの「強運の持ち主」を読んだ。2006年5月刊行。2004年から2005年にかけて、月刊文芸誌に掲載された4篇を収める。
吉田幸子は、短大を出て、就職したものの3ヶ月で営業職を辞し、占い師になり3年になる。バイトから始めて、今は一人で独立し、ショッピングセンターの2階で店を開いている。名前は、ルイーズ吉田だ。占いに彼女とやってきた、市役所に勤める通彦を相性抜群と知り、彼女と別れさせ、付き合っている。
2月の終わり、ルイーズにもとに小学3年生の少年がやってくる。お父さんととお母さんのどちらを選べばよいのかと。結論が出ないルイーズは、通彦と少年の家を張り込むことにする。ニベア
17歳、高校生の墨田まゆみがやってきた。男性となかよくなりたいという。ルイーズはピンクを揃えたら良いとアドバイスする。しかし、うまくいかない。挨拶をする、髪型を変える、野球の話題を出す。しかし、どれもいまくいかない。その男性は、2年前に母と再婚した義理の父だった。そして3人で映画を見たらとアドバイスするが・・・。ファミリーセンター
11月も終わろうとしている。ルイーズのもとに22歳の関西弁の男子大学生、武田くんがやってくる。就職も決まっているが、ここで占いを勉強させてほしいという。人のおしまいが見えるのだという。ルイーズはそのことを人に伝えてみてはどうかと提案する。そして、武田くんはルイーズに年末までに別れが来るという。
おしまい予言
アシスタントを雇うことにしたルイーズ。師匠のジュリエ青柳から正反対の人がいいといわれたものの、ストレスがたまるばかりだ。竹子は24歳バツイチの一人の子持ちだ。その竹子には恋人がいる。また、市役所づとめの彼、通彦は隣町との合併で仕事を続けるか悩んでいた。強運の持ち主
いずれの作品も、前半のトラブル続きは変わらず、でも、色んな人の手助けで、さわやかな読後感が残る。占い師ルイーズ吉田の続編が出ないか楽しみだ。
吉田幸子は、短大を出て、就職したものの3ヶ月で営業職を辞し、占い師になり3年になる。バイトから始めて、今は一人で独立し、ショッピングセンターの2階で店を開いている。名前は、ルイーズ吉田だ。占いに彼女とやってきた、市役所に勤める通彦を相性抜群と知り、彼女と別れさせ、付き合っている。
2月の終わり、ルイーズにもとに小学3年生の少年がやってくる。お父さんととお母さんのどちらを選べばよいのかと。結論が出ないルイーズは、通彦と少年の家を張り込むことにする。ニベア
17歳、高校生の墨田まゆみがやってきた。男性となかよくなりたいという。ルイーズはピンクを揃えたら良いとアドバイスする。しかし、うまくいかない。挨拶をする、髪型を変える、野球の話題を出す。しかし、どれもいまくいかない。その男性は、2年前に母と再婚した義理の父だった。そして3人で映画を見たらとアドバイスするが・・・。ファミリーセンター
11月も終わろうとしている。ルイーズのもとに22歳の関西弁の男子大学生、武田くんがやってくる。就職も決まっているが、ここで占いを勉強させてほしいという。人のおしまいが見えるのだという。ルイーズはそのことを人に伝えてみてはどうかと提案する。そして、武田くんはルイーズに年末までに別れが来るという。
おしまい予言
アシスタントを雇うことにしたルイーズ。師匠のジュリエ青柳から正反対の人がいいといわれたものの、ストレスがたまるばかりだ。竹子は24歳バツイチの一人の子持ちだ。その竹子には恋人がいる。また、市役所づとめの彼、通彦は隣町との合併で仕事を続けるか悩んでいた。強運の持ち主
いずれの作品も、前半のトラブル続きは変わらず、でも、色んな人の手助けで、さわやかな読後感が残る。占い師ルイーズ吉田の続編が出ないか楽しみだ。