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パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

フォステクス スピーカーユニット

2022-10-23 | audio
フォステクスは1973年に誕生した音響機器メーカーだ。
特に、スピーカーユニット(エンクロージャー、いわゆる箱に入っていない、むき出しのスピーカーのこと)が有名。オーデオ雑誌に中古ビンテージ品のロングセラーとして紹介されていたのが、白いコーンのFE103という10センチフルレンジのユニットだ。フルレンジとは、このスピーカーだけで、全音域をカバーするというもの。スピーカーが二個ある2ウェイや3個ある3ウェイなど、高・中・低音域をそれぞれ受け持つものではない。
このFE103シリーズは現在でも製造されていて、10センチもので1個8,000円。スピーカーユニットを接続する箱(エンクロージャー)の設計書がついてる。筒形の空気穴を1個開けたバスレフ型と、段階的に外へに逃がすバックロードホーン型の2種類だ。

そのフォステクスが、「かんすぴ」という作成済みのスピーカーボックスを提供している。もちろん、この10センチのフルレンジユニットもある。この「かんすぴ」からバスレフの3,740円×2台を購入した。ユニットの大きさの穴も開けてあり、アンプからの配線接続ターミナルもスピーカーボックスに装着済みで、スピーカーの接続配線も接続済み。つまり、スピーカーユニットに配線をつなぎ、ユニットを穴に入れ、ドライバーで、ユニットについているネジをボックスにドライバーで固定すれば感性というお手軽ものだ。

抜けるようなトーン。クラシックの弦もそこそこ、マイルスの管も生きている。2本で3万円も満たないスピーカーのすごさ。おそるべし。

フォステクスのスピーカー

2022-09-11 | audio
フォステクスは1973年に誕生した音響機器メーカーだ。
特に、スピーカーユニット(エンクロージャー、いわゆる箱に入っていない、むき出しのスピーカーのこと)が有名。オーデオ雑誌に中古ビンテージ品のロングセラーとして紹介されていたのが、白いコーンのFE103という10センチフルレンジのユニットだ。フルレンジとは、このスピーカーだけで、全音域をカバーするというもの。スピーカーが二個ある2ウェイや3個ある3ウェイなど、高・中・低音域をそれぞれ受け持つものではない。
このFE103シリーズは現在でも製造されていて、10センチもので1個8,000円。スピーカーユニットを接続する箱(エンクロージャー)の設計書がついてる。筒形の空気穴を1個開けたバスレフ型と、段階的に外へに逃がすバックロードホーン型の2種類だ。
そのフォステクスが、「かんすぴ」という作成済みのスピーカーボックスを提供している。もちろん、この10センチのフルレンジユニットもある。

この「かんすぴ」からバスレフの3,740円×2台を購入した。ユニットの大きさの穴も開けてあり、アンプからの配線接続ターミナルもスピーカーボックスに装着済みで、スピーカーの接続配線も接続済み。つまり、スピーカーユニットに配線をつなぎ、ユニットを穴に入れ、ドライバーで、ユニットについているネジをボックスにドライバーで固定すれば感性というお手軽ものだ。

抜けるようなトーン。クラシックの弦もそこそこ、マイルスの管も生きている。白いコーンが気持ちいい。2本で3万円も満たないスピーカーのすごさ。おそるべし。

温かい音色のエア・チェック

2019-10-22 | audio
インターネットで定期的にチェツクするのが、音楽之友社の「ontomo mook」だ。そこに出ていたのが、2019年10月発売の「真空管FMチューナー・キット」だ。本は「電波を受信せよ! 真空管FMチューナー」だ。16,500円なり。

1970年代、高校生や大学生の頃は、「FMファン」などの雑誌も全盛。エア・チェックという言葉も流行った。
早速開けてみる。なんとキットのケースは、2019年1月の「ontomo mook Stereo編」で、「朗音 真空管アンプの愉悦」の真空管アンプの「LXV-OT7」の外観とそっくり。手を抜いたなと思わず。



作り方も、基盤は作ってあり、真空管をはめて、ケースを組み立てるだけ。30分もかからない。










聞くシステム

スピーカー
2013年平成25年8月のstereo付録のスキャンピーク製50mmフルレンジスピーカー・ユニット(ペア完成品)だ。エンクロージャーは、ontomomook sereo編の2013年版のバックロードホーン型エンクロージャー・キットだ。2013年7月に作成した。直径5センチのスピーカーは、小振りでフルレンジながらも、いい音を出す。

アンプ
アキュフェーズのプリメインアンプE-408。2007年(平成19年)購入。


付属のアンテナ線で受信を確かめる。stereo放送にならない。焦る。なんとかチューニング。温かい音色。これが真空管チューナーか。
楽しみが増えた。

fostexの8㎝フルレンジ

2019-05-04 | audio
フォステクスは、日本の音響メーカー、フォスター電機のブランド名。そのFostexの8㎝フルレンジのスピーカーユニットのペアが、音楽の友社の「ontomo mook」についた。2017年8月発行の「これならできる 特選スピーカーユニット フォステクス編」だ。

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フォスター電機は、スピーカーやヘッドフォンのメーカー。特にスピーカーでは、1960年代にソニーのトランジスタラジオにスピーカーを供給したことで有名。カーステレオのスピーカーを提供している。

「Stereo」の「ontomo village」で8㎝対応のバックロードホーン型エンクロージュア・キットが売れていたので、購入した。


高さ291㎜、奥行き196㎜、幅101㎜のエンクロージュアだ。

早速、組み立てる。側板、天板、背板、前板ときちんと分けてあり、それぞれ切り込みがあり、そこにボンドで接着すれば出来上がりだ。




配線


エンクロージュアの出来上がり。


そこにスピーカーユニットを取り付けて出来上がり。

アキュフェーズのプリメインアンプE-408で鳴らす。

クラプトンのディスク1994年の「 from the cradle」だ。,
50歳を目前にした、ノリノリのブルース盤だ。うねるギターとクラプトンのしわがれ声にしびれる。

真空管アンプ LUX 

2019-03-03 | audio
音楽雑誌「Stereo」は、これまで、さまざまなオーデオの楽しみを提供してくれている。

2012年1月号では,ラックスマンのアンプLXA-OT1。2012年の月刊誌『ステレオ』8月号では、デンマークの手作りブランド「スキャンピーク」10センチのスピーカーユニット(組み合わせ用)がペア。そして、2012年8月発売の「STEREO」編の「スピーカー工作の基本&実例集」では、この10センチスピーカーで作れるキット。そして、2014年ステレオ1月号では、ラックスマンのアンプLXA-OT3。これらは今でも台所や脱衣場などで、短時間だが居心地のよい空間を提供してくれている。

そして、今回は、2019年1月の「ontomo mook Stereo編」で、「朗音 真空管アンプの愉悦」の付録でラックスマンの真空管アンプが付いているという。定価16,200円。早速、購入した。


キットを組み立てる。基盤はすでに製作されていて、行うのは、真空管をはめるのと、ドライバーでねじ止めを行い、組み立てるという、いたってシンプルな工程でした。






底面



早速、真空管ハイブリッド・プリメインアンプLXV-OT7を聞く。気に入ったのは、フロントパネルのガラスだ。

真空管のほのかなオレンジ色の明かりが見え、基盤のラックスマンのLのロゴも見える。心憎いデザイン。また、楽しみな時間がいただける。

ついでに、ontomo shopで無垢材のウッドケースを注文した。商売上手です。


KYLYN

2017-09-10 | audio
1979年、大学4年のその年に、ジャズフュージョンの若手が集まり、全国ツアーKYLYN ON TOURを行う。ギタリストの渡辺香津美1953年生、若き坂本龍一1952年生、矢野顕子1955年生、ベースの小原 礼1951年生、ドラマーの村上秀一1951年生、パーカッションのペッカー、トロンボーンの向井滋春1949年生、アルト・ソプラノサックスの本多俊之1957年生、テナーサックの清水靖晃1954年生。5月から8月のツアーのうち、6月の六本木ピットインの3日間のライブをレコード化したのが「KYLYN LIVE」だ。1979年11月リリースの2枚組3,800円。皆さん、今なお現役だ。


当時は、就職試験、卒論の学年。意気揚々と1次希望に進み、下宿を引き払うもの。意にはそぐわないが就職へ進むもの、再度のチャンスと就職浪人を選ぶもの。さまざまな道を同期生は進んでいく。うらやましさと寂しさ、不安を抱えた日々だった。

このアルバムが、この7月にリマスターでCD化された。実に38年ぶりである。その当時の空気もまざまざと運んでくれる。それも還暦の年。また、定年を迎える年にである。

久々にアナログを出して聞く。プリアンプ:アキュフェーズC200V、パワーアンプ:アキュフェーズP5000、レコードプレーヤー:ヤマハYP511 スピーカー:ヤマハNS1000Mだ。


そして、CDプレーヤーは、アキュフェーズC2410、パワーアンプ:アキュフェーズP500L、CDプレーヤー:アキュフェーズDP500 スピーカー:Bower&Wilkins805D だ。


あの頃には戻れないが、あの熱気と興奮、素晴らしいテクニックの数々がそこにはある。


ラックスマンのデジタルアンプの専用アルミケース作り

2014-08-17 | audio
昨年2013年12月30日の本ブログで,月刊「2014年ステレオ1月号」の付録ラックスマンのアンプLXA-OT3を使って,2012年1月号の付録,同じくラックスマンのアンプLXA-OT1と2台で,モノラルアンプとして使用していることを書いた。その2014年1月号に,アンプの専用アルミケースパーツセットがあると書いてあった。1台4,300円だ。アンプにもほこりも溜まりつつある。思い切って2台購入した。

早速,作ってみる。
これが届いた共立エレショップのアルミケース・パーツセット

中身はこんな具合。

取扱説明書も入っている。まず,本体。

そして,フロントパネルの着せ替え用紙の作り方説明書だ。

補足書として,ボリュームつまみの外し方。これが固く,抜くのに苦労した。

まず,ケースの底版にゴム足をつける。シールをはがしてくっ付ける。

アンプの透明ケースと足を外して,基盤をサブシャーシに付ける。写真の下は,先ほどのケースの底面に付けたゴム足。

サブシャーシに付けた基盤をリア(背面)パネルに付ける。

こんな具合

フロントパネルに移ります。
フロント用の透明のアクリルパネルに着せ替え用紙を合わせます。

基盤のボリュームネジの黒いキャップをはずし,リアパネルをアルミケースの底版のスリットに差し込みます。アルミのフロントパネルにアクリル透明パネルの着せ替え用紙を合わせ,3枚を重ね合わせリアパネル付の底版とネジで合わせます。

そして,ボリュームに中継ジョイントも付けます。

ボリュームネジの延長シャフトを取り付けます。フロントパネル部の軸受け部分にはグリスを塗っておきます。

ボリュームネジにボリュームつまみを取り付けます。

ケース天上部分を取り付けます。

できあがりです。

裏からみると・・・。

着せ替えパネルは,OT1を薄緑に,

OT3をピンクに

2台並んで。

ボリュームつまみのアルミな感じが,透明アクリルパネルと手作り用紙のフロントマスクの温かみを引き出しています。


オーディオの楽しみ「ステレオ1月号」の魅力

2013-12-30 | audio
音楽の友社が出しているステレオという月刊誌がある。12月に発売する1月号に注目している。すぐ品切れになるこの雑誌は,一昨年,国内のオーディオメーカーのラックスマンのアンプが付録でついていた。(2012.2.26マイブログ)。


これが結構,いい音をもたらしてくれる。大音量で聞けない早朝の新聞を読むとき,場所が限られる台所で料理をするBGMの時などによい。スピーカーはこれもステレオのおまけ,2012年8月号のデンマークのオーデオメーカースキャンピークスの10センチスピーカーで,これもステレオの別冊の手作りスピーカーキットでつくったエンクロージャーで聞いている。

そして,今年も付録がついてた。


2014年1月号の特別付録デジタルアンプLXA-OT3だ。

大きさはOT1と同じだが,出力が5Wから12Wにアップされ,高音質のパーツを採用したという。
これは買いだと早速注文し,手に入れた。外観からはそんな違いは判らない。心憎いことに基盤がOT1は緑色,今回のOT3は赤だ。これで気に入り,早速聞いてみた。音の力強さ,シャープさがOT1よりもいいのかなと。

そして2つアンプが手に入ったことで,念願のモノーラルアンプとしての利用にチャレンジ。実は68ページに紹介されていた。

CDプレーヤーの端子を,右チャンネル赤いRCA端子をOT1,左チャンネル白いRCA端子をOT3に接続だ。スピーカーケーブルも右をOT1,左をOT3につなぐ。

アンプの力を存分に発揮してくれて,さらにスピーカーを鳴らしてくくれる。音質もクリア。アンプの余裕のなせる業か。こんなにいいものか。

聞くのは今年はまっている,アメリカの女性カントリー歌手の旗手,天才,リアン・ライムスのデビューCD「ブルー」。

1982年生まれ,今30台ののりのりのライムスが,1996年に録音した。驚異の13歳少女,中学1年生の歌いっぷりを聞いたらへこみます。これでグラミー賞というのだからカントリー界のみならずびっくり。1989年生まれの,今イケイケの女性カントリー歌手のテイラー・スイフトも6歳の時,両親から贈られたこのアルバムが音楽デビューのきっかけという。
このライムスのクリアーで力強い唄とシンプルで美しい旋律を聞くとよりいっそう,ありがた感が伝わってきます。いいですよ。

エンクロージャーキットにほれぼれ

2013-02-11 | audio
ダンボールのエンクロージャーでインターネットラジオだけというのもいただけないなと思っていた。

エンクロージャーなしのフルレンジスピーカーユニットを鳴らしてみると、そこそこ鳴るのだが、しまりがない。


そこで、2012年8月発売の「STEREO」編の「スピーカー工作の基本&実例集」(4,000円+税)を買ってみた。そこには付録でこの10センチスピーカーで作れるキットが付録でついてたのだ。スピーカーが2,990円、エンクロージャーキットが4,000円、合わせて7,000円のスピーカーは果たして・・・。


裏版やバッフル版、側板、天板、底板といったエンクロージャーの板はもちろん、吸音材、バスレフダクト(音を外へ出す筒)、入力ターミナル、内部配線コード、ネジが付いている。つまり、木工ボンドとドライバーなどがあればできるすぐれもの。

さっそく袋から出してみる。

周囲版を組み立て、バッフル版にバスレフダクトをはめ込む。

周囲版とバッフル版を装着。スピーカーも準備

1日おいて、いよいよスピーカを装着

入力ターミナルも装着。

いよいよ試聴。最初にダンボール製エンクロージャーで最悪だったジャズを聴く。

これがなんと活きます。それぞれの楽器がぐんぐん前へ前へと飛び出してくる。エンクロージャーが鳴り始めるという感じ。はじめてのフルレンジ体験でした。スピーカーの下には振動抜けを良くするため、インシュレーターとして、10円玉を敷きました。音の抜けが違います。(気のせいかもしれないけどね)