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パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

瀬尾まいこ⑪ 僕らのごはんは明日でまってる

2025-05-25 | health
瀬尾まいこの「僕らのごはんは明日でまってる」を読んだ。2014年平成26年4月刊行。季刊文芸誌に2010年から2011年にかけて掲載された連作4篇からなる。11作目。
同級生の葉山亮太と上村小春が主人公。出会いは中学生の時。人気者だった葉山に恋心を抱く上村。しかし、葉山は3年のときに2つ上の高校2年の兄が病気で亡くなる。死というものを理解しようと務める葉山は内向的になる。そして高校3年生になる2人。

米袋が明日を開く
高校最後の体育祭。上村は葉山を、二人で米袋に入り、ジャンプしながら50メートル行き、バトンを渡すリレー競技に誘う。一位になった上村は葉山に告白する。進学しないと決めていた葉山は、保育士になるため短大へ進学する上村の近くの大学を受験する。

水をためれば何かがわかる
高校3年の冬から付き合いだした二人。葉山は、大学で、断らない性格から「イエス」と呼ばれていた。友人もでき、バイトもこなす。アパートも借りて一人暮らしも始めた。葉山は上村ことをもっと知りたいと、家を訪れる。上村は、生まれてまもなく、祖父祖母に育てられていた。自分のことを語りたがらない上村。二人の感情はすれ違いを始める。葉山は自分探しのたびにタイへ出かける。

僕が破れるいくつかのこと
二人が付き合って2年が過ぎた。上村は保育士として働き出す。上村は、葉山に別れを切り出す。失恋に感情をコントロールできない葉山。振られて三週間。葉山は、合コンで知り合った同じ大学の鈴原えみりと付き合い出す。しかし、いつも上村と比べていることに気づく葉山。上村の家の前でやり直したいと申し出る。

僕らのごはんは明日で待ってる
葉山は大学を卒業し2年も立たないうちに上村と結婚する。上村は、子どもを持ちたいと考え、家庭というものを大切に考えていた。しかし、その上村は貧血で訪れた病院で産婦人科で精密検査を受けるように言われる。子宮に腫瘍があるらしい。

自分のこともよくわからない者が、異性と付き合い、暮らす。違いがあるのはあたりまえのこと。理解しようにも理解できないこともある。そして、自分の力ではどうしようもないこともあるし、起きてくる。それでも、一緒にいたいと思う。その感情に素直に、前向きに、真剣に応えようとする若い二人の生き方。

テレビ体操

2013-07-13 | health
実は、今年の4月からテレビ体操にはまった。というのも、ラジオ体操をしていて、これが正しいのかどうか不安にかられたのが真相。やはり目で見て、動きを確認したいと。
これに輪をかけて、先月、ラジオ体操講習会に出かけた。講師の西川佳克さんに会いに行くというものいいかなと思った。この写真は、その時にもらったパンフ。絵で覚えるとはなっているが、やはり、目の前の動きと説明には、とうていかなわない。
いろいろ勉強になった。足首の動きをはじめ、それぞれの動きの意味。力の入れ方。第2は強弱があり、次への動きが前の動きの終わりに入る。などなど。
テレビ体操は、NHK教育、いわゆるEテレで朝、6時25分から10分間。ラジオ体操より5分早いが、太極拳のようなみんなの体操もおもしろい。




南雲さん走る

2012-07-08 | health
本年1月3日に取り上げた南雲さんの「50歳を超えても30代に見える生き方」が、6月17日の新聞書評で取り上げられていた。今、12刷目に入り、なんと50万部だそうだ。週間ランキングでも3位をキープしている。まさにロングセラーだ。4月29日には、この本で紹介されたゴボウ茶の作り方を記載した。

書いてある提案内容は至極普通の生活習慣で、大上段に振りかぶるようなことはない。その裏づけが著者なりに説明され、合点なのが、本書の強みだと思う。ただ、書評によると、読者の不満も多いらしい。「続かなかった」「当たり前のことが多い」「目新しさがない」と。

2007年10月6日から続けているレコーディングダイエットは、5年目に入った。これも当時のベストセラー「いつまでもデブと思うな」を読んで実行している。何のことはない、要は毎日定時に体重を量り、食べた物を書く(次にカロリー計算もあったのだが、さすがにこれはやる気が起きなかった)。
考えてみれば、新聞や広告には、これでやせた、ダイエットできた、ビフォア・アフターといった紙面が花盛だ。そこには必ず特別な食品や行動が絡む。「そこまでしてやせたいか」と思うが、それでしか成果が得られないのが現実。

お腹を空かす、早寝・早起き、毎日計る、毎日記録する、ゴボウを乾かして煎じて飲む。このようなことではだめで、特別な機材や飲み物を使うほうが楽で、世間受けするということなのか。

ラジオ体操にはまった

2012-06-24 | health
体操と聞けば、なれない学生時代の鉄棒やマット運動が浮かぶ。いずれも不得手で、体育の前は憂鬱になったものだ。ラジオ体操といえば、小学校の夏休みの朝、空き地に集まり、やっていた。とにかくあれは、小学生のための運動という印象が強く、それ以来、まったく生活と無縁のものであった。

それが、この5月の連休に見たテレビがきっかけでラジオ体操をするようになった。神戸で、近くのかたがたがミニ公園に集まり、持参のラジオから流れる6時30分からのNHKのラジオ体操に合わせて、老いも若きも体を動かし、その後、公園を掃除していた姿が放送された。

実は、このラジオ体操がブームらしい。6月10日の新聞書評によると、DVD付きの本が発売1ヶ月あまりで35万部突破だそうだ。読者の中心は30代から40代の女性らしい。発売元は、題材があまりに有名なので、売れるのかと不安だったとか。

マジにやるとしんどい。第1と第2体操をまず、覚えていないのはともかく、とにかく体がついていかない。それに、細部にわたり、計算されつくした動きで構成されていることに気が付いた。約400種の筋肉を満遍なく動かす。ダイエットや肩こり解消にも効果ありとのこと。
第1で慣らして、第2でレベルアップする。頭の先からつま先まで、結構、神経を行き届かせる。間の首の運動も、気持ちよい。しないと、何か落ち着かないのだ。朝、できなくても、動画サイトで見れるので、いつでもできる。

ラジオ体操は子供のためのものではない。れっきとした大人の運動なのだ。

血圧計

2011-10-16 | health
家族が買っていたものを押入れから出してきた。単三4本で、計れる。過去の記録も10回分見れる。

今回10月に入った人間ドックは、不摂生が祟り、習慣病3悪の登場とあいなった。散々である。体重増、アルコール依存、塩分過多である。これが、脂肪肝、胃炎、γ(ガンマ)-GTP、血圧に出た。

休肝日や飲酒量の設定、腹八分目、塩分の減。これから長いお付き合いとなる。後は実践あるのみ。


食欲と減量

2010-12-31 | health
今年も1年が終わろうとしている。11月の人間ドックの結果が返って来た。しかし、一旦、減った体重がじわじわ増えつつある。20年から21年で5キロ、そして、20年から22年で7キロの増だ。
さすがに脂肪肝は現れなかったが、悪玉コレステロール・総コレステロール・中性脂肪が、アウト。悪玉は3年連続、総コレは2年連続、中性脂肪は始めてである。つまり、代謝機能が悪くなる一方。これを防ぐには、とにかく減量だとドクターの弁。もう5キロ減らしましょう。そして、卵を控えてとのこと。

しかし、1キロ減らすには1週間かかるが、1キロ増やすには1日だ。
若い時と比べ、脂っこい食事をしなくなり、量も減っているが、いかんせん、おいしいものはおいしいのだから、厄介この上ない。

来年のひとつの目標として、この人間ドックでの体重5キロ減を目指そう。

献血の話

2009-11-01 | health
1年に2回、3月と9月に職場に献血車が来る。健康確認のため、400mlに挑む。しばらくして検査結果が送られて来た。

体重記録も2年を過ぎた。少し上昇気味だが、なんとかがんばっている。
そのおかげだろう、生化学検査も血球計数検査も正常値の中に納まっている。

体調が悪くならないと医者には行かない。日々の生活の中でチエックができるのはありがたい。

人間ドック

2008-11-16 | health
10月に人間ドックへ入り、その結果が返ってきた。
さすがに体重減の効果が現れた。中性脂肪は151(正常値45~140)から96に。さらには、体脂肪率、BMI(体重と身長のバランス)値も基準値内に収まった。特に腹部超音波検査では、肝のう胞と脂肪肝の指摘が消えた。
一方、悪玉コレステロール値が高く、これは食改善が大切という。油断は禁物である。また、内臓にポリープもあり、経過観察が必要だという。50歳にもなると体もガタが来るというが、そのとおりになってきている。いわゆる年なのだ。

しかし、やはり病院は好きになれない。とりあえず健康を自負しているものが、病気を治すために何らかの不安を抱えている人々の空間の中に入る。そういう居心地の悪さがある。
もちろんいつお世話になるか分からない身ではあるが。

あくまでも循環器系を中心とした検査であるから、これで全てがわかるものではないと承知しているが、それでも血液や便、胃の内視鏡や内臓のエコーなどにより、悪いなりにその経過を把握できるのはありがたい。
ましてや1泊であったので、リフレッシュも兼ねて年1回はと希望している。

この病院の周りには、徒歩で40分ぐらいで周遊のできる歩道と温泉がある。
毎回、ウォーキングと入浴を楽しみに、CDプレーヤーと本を持参している。
CDは、今回はカラヤン70年代のベルリンフィル黄金ペアのベートーベン交響曲全集を持参した。もちろんイアホーンなので、雰囲気だけだ。糖負荷試験のとき、安静での2時間にはもってこいだ。

献血と食生活

2008-09-21 | health
もう献血を始めて何年になるのだろう。次回で40回を数える。
注射針を刺す時は痛いし、血を見るのは好きではない。

しかし、年に2回、9月と3月、定期的に職場に来る献血車を見ると血を抜かずにはいられなくなる。

その理由は、一つは健康であることを自覚できることにある。献血は、そのときの健康状態が良くないとできない。
また、後で血液を使った肝臓やコレステロールなどの検査結果がサービスで送られてくること。これで年2回、健康チェックができる。
そして、献血するとドリンクと商品がもらえる。即物的だが、これも動機付けの一つ。
最後に、少しは社会に役立っているという自尊心・・・かな。

ここ、数年、この血液検査の数値が悪化していた。特に肝臓とコレステロール値は標準値をオーバーしていた。
しかし、今年3月のデータで、その数値が改善を始めた。

その原因は、ひょっとしたら、昨年10月6日から始めた体重減の効果かも。
今年の3月の検査だけでは心もとなかったので、9月の結果を心待ちにしていた。やはり改善していた。

なぜ、体重減と血液検査が連動したのか。多分、食生活が変わったのではないか。

つまり、食べて体重を減らすのだから、今までのとんかつ5切れを3切れに減らすようになった。食べる量が減った。
また、インスタントや肉系の食事を避けるようになった。つまり、油濃い食事から、野菜中心の食事へ。そして、ご飯と味噌汁の食事が基本になった。
そして、夜9時以降の食事をしなくなったのである。

私の場合、食生活が変わったから体重が減ったのではなく、体重減を目指し、毎日、計測し、食事内容を記録していたら、こうなっていたのである。

おそるべし体重。日々チェックと実践しかない。

ツレうつ その2

2008-08-03 | health
朝、汗で目が覚める。4時だ。まだ漆黒の暗闇の中で、「起きるか」。自問自答し、散歩に出る。4時30分。新聞を買って帰る。なんと暑いこと。しかし、バテルな。
一昨日、職場の研修はメンタルヘルス。うつは表情が無くなったら要注意。一番は本人だが、職場ではライン・人事、家族、医療機関が連携して取り組む。あくまでも病気なので治療ができる。休暇と復職。
ちょうど「ツレうつ」の続編を図書館で借りてきた。「その後のツレがうつになりまして」である。
うつ病はちゃんと治る。この中で「あ・と・で」感覚という記載が出てくる。うつ病はつらい、でも乗り切る秘訣だという。「あ」は焦らない。「と」は特別扱いをしない。「で」はできること・できないことを見分けよう。

夫婦2人3脚で乗り切るこの著述はヘビーだ。もし自分がと思うと複雑である。