パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

夏野菜 1

2008-04-27 | food
5月の連休は、夏野菜を植える。なすび、ピーマン、トマト、きゅうりは苗植え。とうもろこしと枝豆は種まきだ。

そこで畑を起こして、苦土石灰を撒いた。2時間半かかった。

新緑の木々の中で、冴えた空気を吸いながら土を起こす。これで、冬を超えた土に空気と光をもたらす。

人も土も気持ちのいい瞬間がある。
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社会の中で 「破獄」 吉村 昭 9

2008-04-26 | 吉村 昭
「破獄」。吉村にしては珍しい現代物。それも1人の脱獄囚を描きながら、世相をにらむ。

この辺が吉村らしい。

戦中から戦後にかけて4回も脱獄を繰り返した男。その凄まじい執念はもとより、脱獄を可能にしたのは人間の弱さ、世相と無関係ではなかった。
昭和11年の青森刑務所から、17年の秋田、敗戦の色濃い19年網走、戦後の混乱期22年の札幌。

自然との闘いや看守との駆け引き、脱獄手段の妙はもとより、その時代背景との関連を丹念に描く。昭和58年(1983)刊。
戦争が国内でどう混乱を極めたか。迫り来る戦争の恐怖、食糧難、人員不足による看守体制空洞化、空襲の凄まじさなど、社会と隔絶された刑務所とはいえ、決して社会と無縁ではない。

現代に生きる我々も、高速交通網や情報社会の中でグローバリズムの大きな波に浮かんでいる一つの動物なのだと考えさせられる作品。
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油揚げのシーズン

2008-04-25 | food
暖かくなり、手軽でさりげなく、かつ、たまらない一品を。

油揚げは手軽な素材です。

夏には、油揚げを焼いて、生姜をかけて、たっぷりのねぎを乗せ、醤油あるいは、しそドレッシングでいただきます。

油揚げのサクサクお焦げと醤油の香ばしさ、生姜の風味がマッチング。これがたまりません。ビール・焼酎なんでも合います。

今回はきんちゃくで。ねぎと、じゃこ(小魚)、かつお節をいれます。

爪楊枝で入り口を縫い、これをガスオーブン、電気オーブンで焦げ目が少し出るまで焼きます。

これに醤油、生姜、しそドレッシングなどなどで、お好みでどうぞ。
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高校1年生 シカゴ 4

2008-04-20 | music/pops
この「CHICAGO」、いわゆる「Ⅴ」は、1972年にリリースされた。これまでシカゴが、ブラスロックとして、ホーンを前面に出し、政治的メッセージも込めながら、熱くドライブしてきた音楽性が、ポップ路線へ変換しはじめた作品である。10曲中、8曲をロバート・ラムが作り、あと2曲をキャスとバンコウが作った。
有名な「サタデイ・イン・ザ・パーク」、「ダイアログ」など緩急織り交ぜた、シカゴ初の全米№1アルバムである。
高校へ入り、新しい環境に不安定であった自分が、他中学校出の友人ができた。その1人がこのアルバムを買った。
当時、LPレコードはシングルで2,500円ぐらいしていたので、シカゴ2を買った自分もその後、購入は続かない。
さまざまなレコードの貸し借りが校内で盛んに行われていた。レノン、マッカートニー、パープル、ユーライア・ヒープ、Tレックスなどなど、皆、自分のロックワールドを持っていた。チャリで高校まで持参し、受け渡ししていた。
中学の時は自分だけがシカゴを知っていたと思い込んでいた自分にとって、同じ嗜好の人がいるのだという、まさに、井の中の蛙を自覚したと同時に、せちがない学生生活において、一筋の光明を見た。この木目調の鮮やかなジャケットデザイン。あたたかさ。大好きなシカゴのロゴ。アメリカへの畏敬の念が強くなった。
73年の来日の時、近くに来たのでコンサートに行こうと話していたことなど、思いだす。
このCDは88年に購入した。
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若葉のころ first of may

2008-04-19 | music/pops
若葉が芽吹くころになった。我が家でも栗、キーウィ、柿、ハナミズキなどがきれいな黄緑色を見せ始めた。雨に濡れた若葉もよい。
まさに「若葉のころ」である。



「若葉のころ」といえば、1971年、マーク・レスター(ダニエル役)とトレーシー・ハイド(メロディ役)の主演で日本でヒットした映画「小さな恋のメロディ」(Melody)の中で、ビージーズが歌った「若葉のころ」(first of may)であろう。
in the morning,melody fairなど、ビージーズのやさしいハーモニーもよかった。また、トロッコでのエンディングで流れるクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)のteach a children(1970年発表のロックの金字塔「デジャ・ヴ」の2曲目)もすがすがしかった。
映画は不思議なもので、その世界に即、入れる。サントラもその乗りで買った。買ってしまった。
映画は、足下のイギリスやアメリカではパッとしなかったが、日本ではブレイクした。

学校集会で振り向くハイドは絵も言えず素敵であった。胸キュンがプレイバックする。
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土曜日の楽しみ

2008-04-18 | health
土曜日の夜はウォーキングの時間を持つようにしている。

仕事や天気と相談しながらではあるが、同じコース、同じ時間なので季節の移ろいがおもしろい。

さらにNHKのFMで「名曲リサイタル」というクラシックの番組がある。ライブなので室内楽が多いが、結構おもしろい。
毎回違うゲストの演奏とトークがいいのだ。

ラジオ片手に反射たすきで懐中電灯持参である。ただ、ながら運動では効果がないのではと思い始めている今日この頃ではある。
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マランツ 人肌 ソアボが生きる

2008-04-15 | audio
Soavo-1は、ナチュラルサウンド国産オーディオの雄、ヤマハが満を持して登場させたハイファイスピーカー。木目のインクロージャーと白いウーハーがなんともいえず、見た目も重視したヤマハらしさを醸し出す一品です。
2006年に発表されたものの、評判もいまいち盛り上がらず、ユーザーとしては心細い限りでした。昨年3月に購入し、エイジングもそろそろと思っておりました。一方、プリメインアンプをアキュフェーズE-408にしましたが、ヴォールやジャズではよい音が出ておりますが、クラシック、特に弦がいけません。すっきり感がないのです。こもってしまってストレスが溜まるやら、後悔するやら、なさけないやらの毎日でした。

こりゃしまった。インターネットサイトを見ても、評価の記事も見当たらず、つらい日々を送っておりました。
ところが、CDプレーヤーをDVD兼用からマランツSA-15S1に変えたとたん、目から鱗となりました。なんとトールボーイだとは思えない臨場感とクリアなサウンドが迫ってくるではありませんか。NS-2000にはない耳にやさしい柔らかさが心地よい限りです。

リビングのオーディオセカンドシステムです。
CDプレーヤー   マランツSA-15S1
プリメインアンプ アキュフェーズE-408
スピーカー    ヤマハSoavo-1
チューナー    ヤマハT-1
 
ましてやタイムリーなことに、インターネットサイト「オーディオビギナーズAudio Beginner’s(「同じ装置の有る部屋」で「PANDAさんの部屋」で紹介いただいております)」の「北国タクトさんの部屋」を見せていただき、うれしく思いました。Soavo-1のコメント、グッドです。うれしかったです。
北国タクトさんのブログのCD紹介は白眉です。拙ブログは足元にも及びません。
しかし、目標はいくつあってもいいもの。

自らのシステムが心地よいのは、優越感といえばそれまでですが、高価なセットです。自己満足したいのが人情ですから。
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ぎょうざの季節到来 ニラの旬が来る

2008-04-14 | food
畑にニラが出てきた。自生している。

このニラを使い、今季初めてのぎょうざを作った。

ぎょうざといえば、中国では水ぎょうざ。
しかし、ウチでは焼きぎょうざである。

昔、皮も手作りをしたが、これが結構手間がかかる。以降、試行錯誤で市販のあるメーカーに決めている。
具はキャベツ、たまねぎ、ニラ、豆腐、合挽きミンチ、えびでつくる。30枚入りを7袋、210個つくる。

具が余ると、卵焼きを作る。少し牛乳と醤油を加える。これもいける。

ホットプレートで70個ずつ焼く。

包む、焼くをワイワイガヤガヤ。これがぎょうざ作りの醍醐味。


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じゃがいも 3

2008-04-13 | food
3月16日に植えたじゃがいもの芽が出揃った。
先週ぐらいから、土の裂け目が見え始め、大きいものは5センチぐらいになった。
10センチぐらいになったら、1株あたりに芽を2・3本残す、芽かきをすることになる。

改めて生命力を感じる。
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旬の季節三昧「筍」

2008-04-12 | food
筍を近所からいただいた。

筍は食べるのに手間がかかる。しょわしょわごわごわの食感のどこがよいのか、胃が悪くなるという向きもあるが、これが出始めると落ち着かない人種がいる。

ウチの畑に山椒の木がある。近所から挿し木をし、今、2メートルに育っている。今年はこの芽吹きがすばらしい。
これも旬で、若芽を手でたたくとなんともいえない香りが漂う。

山椒の葉と筍を味噌であえると木の芽和えとなり、酒のつまみに何ともいい。

また、ウチは若竹汁をお澄ましではなく、みそ汁にする。味噌と筍、山椒の香りがマッチングし、筍の食感がワカメのヌルヌルと合う。


旬に竹冠で筍と書く。まさに旬の季節三昧か。
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