ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

驕るNHK - 44 ( 訪問される方々の減少理由 ? )

2019-09-10 16:02:02 | 徒然の記
 9月3日から、「第5章」に取り掛かり、目次は下記の5項目でした。
 
  (1)  再軍備・改憲 やりとり詳細
 
        (2)  ソ連の侵略 現実的な脅威を認識
 
        (3)  旧軍と軍閥 頑なに否定
 
  (4)  基地反対闘争に批判的な見解も
 
  (5)   再軍備・改憲 専門家の見方
 
 第5章が終わったと一息入れていましたら、NHKがもう1つタイトルを増やしていました。予告せず、こっそりとやる手口が田島氏と似ています。
 
 (6) 戦後占領期 北海道への巡幸 強く希望  ・・・ これが追加されたタイトルで、 内容は下記6項目です。
 
  ◦  北海道への巡幸についての記述   頻繁に登場
 
  ◦  船で津軽海峡越え 治安当局も難色
 
  ◦  マッカーサー最高司令官 「しばらく延期して頂く事だ」
 
  ◦  ソ連の脅威も
 
  ◦   私が行けば北海道を  何かの時見捨てぬと言う証拠に
 
  ◦   専門家 「戦後巡幸の政治的な効果について、極めて自覚的だった」
 
 NHKとその協力者である学者たちは、どう言う意図で項目を追加をしたのでしょう。「沖縄メッセージ」で、沖縄県民に陛下のイメージを低下させたので、北の北海道民にも、同じことをしようと考えたのでしょうか。
 
 表題の文字を読むと、変わらない悪意が漂っています。韓国の文大統領もしつこさの点で日本人の嫌悪を誘いますが、NHKの執拗さにも似たものがあります。
 
 〈  NHKの説明文  〉
 
  ・『拝謁記 』の記述からは、昭和天皇が戦後の占領期に国民を直接励ますために行った、戦後巡幸をめぐるやりとりが明らかになりました。
 
  ・昭和天皇は占領期に、当時の日本の施政権下では、唯一、北海道を訪問していませんでしたが、朝鮮戦争の勃発後も私が行けば、北海道を何かの時、見捨てぬという証拠になるなどど繰り返し、北海道への訪問を強く希望していたことが分かりました。
 
 
 【  北海道への巡航についての記述   頻繁に登場  】
 
  〈 昭和24年7月12日の拝謁時のお言葉  〉
 
 田島氏
  ・四国、北海道のことも、今年はよほど様子を見ねばなりません。
 
 陛下
  ・慎重論も、もっともだが、積極的に多少の危険を冒してでも、出かけるほうが、返って国のために良いと言うことも考えられる。
 
 田島氏 ・・・( 陛下の行幸で相次ぐストライキが、行幸時だけ中止になるため )
  ・一部の階層の人の便利のため、天皇の行幸を利用するとの誤解の恐れがあります。よほど、慎重にする必要があります。
 
 陛下
  ・それはそうだな。
 
 田島氏
  ・なお、御警衛上の見地よりも、 積極的なのはちょっと困難です。
 
 古川教授は、田島氏が陛下を理解していたと説明していますが、今回も氏が陛下のご意向を理解せず、巡幸を止めようとしています。
 
 天皇は現人神(あらひとがみ)でなく、ただの人間だと国民に知らせるため、GHQが全国巡幸を強いたと、学校ではそう教えられました。しかしNHKの番組を見ますとGHQの強制でなく、陛下が危険を冒しても巡行を望まれていたと分かりました。
 
 『拝謁記』のブログがあまり長く続いているせいか、「ねこ庭」を訪問される方が少なくなりました。訪問される方々は、ブログに退屈されたのでしょうか。それともNHKに眉をひそめ、これ以上読みたくないと忌避されたのでしょうか。
 
 後者であれば、有難いのですが・・・
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4 コメント

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実は、私も同じです。 (onecat01)
2019-09-11 20:14:56
hoshimitsukiさん。

 自分のことでさえ、大変な方から、こんな嬉しいコメントを頂くとは、予想もしないことでした。

 実は、私も、この「ねこ庭」で、本を読みながら、調べ物をし、過去の新聞を探し、勉強をしております。知ったような顔で、述べていますが、勉強したての知識が多いのです。

 実はここは、私にとっても、勉強の庭なのです。冷たくおいしい麦茶とは、気がつきませんでした。早速明日から用意し、NHKへの怒りで熱くなったら、せめて喉だけでも冷やしてみます。

 コメントに、感謝いたします。
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Unknown (hoshimitsuki)
2019-09-10 20:12:50
こんばんは😃🌃
退屈なんてとんでもない❗
いつもマンガばかり読んでいる私ですので、ねこ庭さんのブログは貴重な勉強の場です。
冷たく美味しい麦茶をいただきながら、ねこ庭さんの庭先で講義を聞いてる気分です。
時々はNHKへの怒りでプルプルしてしまいますが😅
返信する
Unknown (onecat01)
2019-09-10 17:14:35
テレビとうさん殿。

 元文は、下記です。
「朝鮮戦争の勃発後も「私が行けば北海道を何かの時見捨てぬといふ証拠ニなる」などど繰り返し、北海道への訪問を強く希望していたことがわかりました。」

 ご指摘の句読点は、ありません。息子たちが読みやすいように、私が現代仮名遣いに改め、句読点を入れています。

 ご指摘のように、句読点の位置で、意味は微妙に異なります。しかし今回の、NHKの報道は、句読点の位置がどうあろうとも、「陛下への悪意」と「冒涜」であることに違いはありません。

 腐臭漂うヘドロは、いかように眺めようとも、国民を毒する汚染物だと、考えております。

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句読点 (テレビとうさん)
2019-09-10 16:41:33
--「朝鮮戦争の勃発後も、私が行けば、北海道を何かの時、見捨てぬという、証拠になる、などど繰り返し、北海道への訪問を、強く希望していたことがわかりました。」--

「証拠になる、などど繰り返し、北海道への訪問を、強く希望」ならば、『陛下はしつこい性格』と思わせます。

「証拠になるなどど、繰り返し北海道への訪問を、強く希望」ならば、『陛下の北海道に対する深い思い』を感じ取れます。

「、(読点)」の位置で印象が変わりますね。
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