ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

共同通信社による情報操作 - 2

2020-09-11 21:55:50 | 徒然の記

 中北氏の、意見を紹介します。千葉日報の論説を記憶している方は、比べて読むと、一層興味深い事実を発見されるはずです。

 「安倍政権は多くの国民や憲法学者、野党の強い反対を押し切って、」「安全保障関連法案を、成立させた。」「2017年7月の都議選の際、『安倍やめろ』と連呼する聴衆の一部に対して、」「『こんな人たちに負けるわけにいかない』と、言い放ったのも、」「国民を分断する政治の象徴だった。」

 反日・左翼の中北先生は、安全保障関連法案の成立がよほど、気に入らなかったと思われます。都議選の選挙妨害をした「馬鹿者」たちは、一部の聴衆でなく、反日野党に動員された、活動家たちです。ネットの動画がありますから、確認すれば分かりますが、演説場所を占有し、「安倍やめろ」を叫んでいます。前回も言いましたが、選挙妨害という違法行為をする犯罪者たちを、中北氏は本気で弁護するのでしょうか。

 この左翼活動家たちのみっともない姿を見て、「国民を分断する政治の象徴だった」と、誰が思うのでしょう。事実を知らない人々の中には、氏の記事を読み、勘違いする者が出てきます。そうなると、氏の記事の方が、「国民を分断するマスコミの象徴」です。こう言う陰湿な作文を、私は情報操作と呼びます。千葉日報までが、論説で付き合わされていますが、息子たちは、ここにあるマスコミ界の病巣を知って欲しいと思います。彼らは、自分に都合の良い話だけを国民に伝え、真面目に日本を考えている国民の心を、踏みにじり、国の独立と戦後レジームからの脱却を、遠のかせています。

 「安倍政権は、『地方創生』『女性が輝く社会』『一億総活躍社会』などを、」「相次いで打ち出してきたのも、特徴だ。」「しかし、いずれも十分な成果が挙げられず、」「結果として、政権の長期化を図るための、」「キャッチフレーズだったとの批判は、免れない。」

 この意見には同感ですが、「安倍政権の抜本的見直し」「安倍政権の一からの検証」と言うのであれば、こんなキヤッチフレーズの批判で、お茶を濁していいのでしょうか。

 「戦後の日本は、どうして不毛な左右の対立から脱却できないのか。」「安倍政権はなぜ、憲法改正にこだわるのか。」「なぜ女系天皇に反対するのか。」

 「これだけマスコミに叩かれ、攻撃される安倍政権が、どうして長期政権になったのか。」「国民が愚かなのか、単に野党が弱いだけなのか。」「安倍政権は、マスコミを支配し、情報を操作しているのではないか。」

 大学教授が、本気で政治の本質に迫ろうとするのなら、これを言わなくてどうするのでしょう。多くの国民に理解されない、時代遅れの反日・左翼思想の氏は、そこまで踏み込む勇気がないようです。

 ここでまた、千葉日報の論説と酷似した、空疎な主張が展開されます。

 「首相の宿題と言われた憲法改正も、おそらく、予見しうる将来にわたり、」「実現が難しくなった。」「北朝鮮による日本人拉致事件や、北方領土問題も全く前進せず、」「首相にとって、無念の退陣表明だったに違いない。」「アベノミクスも、コロナで色あせてしまった。」

 千葉日報社は、共同通信社の配信記事を、何日前に知らされるのでしょう。ほとんどが共同通信社からの記事とは言え、千葉日報独自の記事もありますから、編集のためにも、事前に目を通すのだと予測します。つまり千葉日報社の編集員たちは、前もって配信記事を読み、新聞の構成を決めているはずです。洪水のような安倍政権批判記事を読めば、社説はその流れで書かれると言うことでしょうか。それでなければ、こんなにも内容が似ている「論説」の理由が、説明できない気がします。「ねこ庭」を訪問される方々が、どのように思われるか、私の思い込みを述べました。

 「本来なら、こうした問題をどう解決していくのか、」「国民の将来への不安や、国力へのダメージを、いかに軽減していくのか。」「野党も巻き込んで、しっかり議論すべきだった。」「対決姿勢を前面に打ち出してきたが故に、現在の日本が抱える、最も重要な課題に、」「真正面から、取り組めなかった。」「果たして次の政権は、どう対処するのか。」

 私はもう、笑わずにおれません。国会質疑を見れば、一目瞭然でしょう。無意味な対決姿勢で国会の質疑を紛糾させ、重要問題に取り組めなくしたのは、野党ではなかったのか。ここまできますと、これは情報操作でなく、「捏造記事」です。

 氏がいう「現在の日本が抱える、最も重要な課題」は、次の2つです。

    1. 社会保障改革  ( 二度の消費税引き上げをしたが、まだ不十分 )

    2. 少子高齢化と地方の衰退

 愛国心のない反日・左翼の学者は、 国を大切にする私たちとは違う問題把握をしています。比較してください。

  1. 日本を普通の国にするための、「憲法改正」

  2. 日本の歴史と伝統を守るための、「皇室護持」

 息子たちに言います。共同通信社がやっていることは、「問題のすり替え」と「問題の矮小化」です。原稿料をもらい、こんな会社に寄稿する学者は、氏に限らず、「獅子身中の虫」であり、「駆除すべき害虫」であると、私は言います。氏はまだ色々述べていますが、省略します。というより、不愉快なので「無視(虫)」です。

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共同通信社による情報操作

2020-09-11 16:36:17 | 徒然の記

 共同通信社が、安倍総理の退陣後に、政権批判のためシリーズとして掲載し始めた記事を紹介します。

   1. 「安倍政権との7年8ヶ月」

   2. 「アベノミクス幕切れ」

   3. 「検証 安倍政権」

 いずれも、5~6段組みの大きな扱いで、紙面の4分の1を占めています。これ以外に、三人の総理後継者に関する記事があり、間接的な総理批判です。

 安倍総理の7年8ヶ月を検証するには、今が最適です。今なら、選挙前の総裁候補者だけでなく、自民党の議員たちも、本気で意見を聞く時期です。国民も、本気で明日の日本を考えていますから、最も良いタイミングです。

 しかし一連の記事を読んでいる現在、日本最大、世界でも有数な通信社である同社が、この期に及んでも情報操作しかしていない事実を、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、お伝えします。

 朝日新聞もNHKもそうですが、マスコミは全て騒々しく「安倍批判」をすることで、戦後日本のもっとも核心部分となっている課題を、国民の意識から消そうとしています。

 「安倍政権の抜本的見直し」「安倍政権の一からの検証」と、同社は言います。これについて異論はありません。多くの人が知っているように、安倍政権の基本政策は、次の四つです。

   1. 憲法改正     2. 女系天皇反対

   3. 経済の再生   4. 拉致被害者の救出

 政策の背景にあるのは、「戦後レジームからの脱却」であり、「美しい日本を取り戻す」と言う、保守政治家としての信念です。一方で、「移民法」「アイヌ新法」「種苗法廃止法」「中国人の北海道の土地爆買い放任」など、信じられないような、矛盾する愚策がありましたので、合わせて検証されなくてなりません。

 もっと言いますと、「安倍政権の抜本的見直し」と言う言葉の向こうにあるのは、「東京裁判史観の見直し」です。これこそが「安倍政権の抜本的見直し」なのですが、同社の意図は、過去に背を向けた相変わらずの「情報操作」です。

  前回のブログは、「千葉日報の政権批判」でしたが、小さな地方紙が、どれほど巨大通信社に支配されているのかが、今回のブログで明らかになります。例えて言えば、千葉日報社は、巨大コンビニチェーンの中にある、千葉の一店舗です。コンビニ本部から、品物の配送を止めると言われたら、即倒産します。全国網を持つ同社が、千葉日報への記事をストップすると宣告したら、即倒産です。

 地元の千葉以外の記事は、テレビ欄、スポーツ記事、学芸文化欄、社会面の記事まで、全て同社の配信ですから、いかに大きな力を持っているのか分かります。今回のブログを読めば、私の千葉日報社の「論説」批判が、そのまま共同通信社への批判であることが、手に取るように理解できます。千葉日報の記者が書いた「安倍政権批判」の内容は、そっくり同社の意見です。忖度記事を書く、弱小地方紙のエリート記者は悲しいと述べましたが、それが事実だったと分かるはずです。

 1. 「安倍政権との7年8ヶ月」 2. 「アベノミクス幕切れ」 3. 「検証 安倍政権」と、3件の記事のタイトルを紹介していますが、どれをとっても、千葉日報社の論説と内容が酷似しています。息子たちに言いたいのは、朝日新聞やNHKばかりが批判されていますが、反日・左翼の立場から日本をダメにしているマスコミは、共同通信社だと認識して欲しいと言うことです。

 一番分かりやすいのが、9月4日6面の政治面に掲載された、「検証 安倍政権」なので、紹介します。紙面の4分の1を占める6段組みで、一橋大学院教授・中北浩爾氏の寄稿記事です。自分の意見を代弁してくれる学者の寝言を、権威のある意見として紹介する、いつものやり方です。

 「長期政権支えた対決姿勢」「側近政治の弊害も露呈」

 大きな活字が見出しを飾っていますが、ここからしてすでに、「安倍政権の抜本的見直し」の矮小化と、すり替えの情報操作が行われています。一橋大学の愚かしい教授の意見を、そのまま転記します。

 「安倍晋三首相は、8年近く政権を担って退陣を表明したが、」「それまでの、次々と内閣が変わってきた時代に比べ、」「政治を安定させたと言う点では、評価できる。」「一方その長期化の最大の源泉は、民主党政権に対する、」「世論の失望を折に触れて蘇らせる、対決姿勢だったことは、見逃せない。」

 昭和43年生まれの中北氏は、私のような国民が、安倍政権を支えてきた事実を、無視しています。それとも、戦後の反日教育で育った偏向学者には、私のような国民の存在が、頭から消えているのかもしれません。

 「一方その長期化の最大の源泉は、民主党政権に対する、」「世論の失望を折に触れて蘇らせる、対決姿勢だったことは、見逃せない。」・・・バカも休み休み言いなさいと、戒めたくなります。自分がレベルの低い国民だからといって、日本人の多くがそうだとでも言うのでしょうか。安倍総理が民主党の悪口を言ったから、それで支持したのだと、こんなお粗末な話を学生たちにもしているのでしょうか。

 「民主党政権を『悪夢』と繰り返し呼び、それよりマシとアピールすることで、」「自らの正当性を、示してきた。」「つまり野党の弱さが、安倍政権を支えてきたと言える。」

 悪口の繰り返し程度で政権が維持されるほど、国民が愚かなら、年から年中「独裁者安倍」「戦争をやりたがる安倍」「国民無視の安倍」と、叫んでいる野党は、とっくの昔に政権を取り返していることになります。どうでしょうか。氏の主張は、前回の千葉日報社の「論説」の内容と、そっくり同じでありませんか。

 安倍総理を貶すだけでなく、氏は、私たちのように「国を大切にする人間」の心も踏みにじっています。このような人物が教授として、学生に教えていると言うのが、日本の現実です。反日・左翼のねじれ曲がった国民が、再生されるはずです。日本の未来は、決して明るくありません。

 スペースがなくなりましたので、一区切りし、日本の教育問題も含め、次回を続けます。「悪夢の民主党」と言うより、「悪夢の中北教授の授業」と、言いたくなります。

コメント (2)
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