参議院選挙の投票日まで、あと5日となりました。7月14日の千葉日報の一面に、千葉入りした与野党の幹部の顔写真が掲載されています。共産党の志位委員長が柏市で、旭市では自民党選対委員長の甘利氏が演説をしました。
共産党・志位委員長 「止めよう消費増税」
自民党・甘利選対委員長 「政権安定へ二議席」
対馬の土地が韓国に買い占められ、北海道の土地が中国に爆買いされ、韓国との経済戦争も始まっています。北朝鮮の拉致は進展せず、核問題は米国頼み、香港と台湾の政治的混乱は対岸の火事でないのに、参議院選挙の与野党の演説がこんなものかと、呆れます。
日本の喫緊の課題が、「国の安全保障」と「皇室の護持」の2つと分かっていながら、政治家はこれに触れません。今回の参院選に限らず日本の選挙は、常に「大切な課題」を争点にせず、ごまかしの選挙を繰り返してきました。
なぜこの愚かな状況が、戦後続いて来たのか、ネットの世界では原因が、議論し尽くされています。
1. GHQの占領は終わっても、呪縛から逃れられない政治家が与野党にいる。
2. 日本の国防のための再軍備に反対する勢力が、米国と中国・韓国にいる。
3. これらの国と繋がる政治家に、現憲法を固定化することが利権となっている。
4. 自民党内にいる保守政治家が、正論を言わなくなった。
5. マスコミが反日左翼勢力となり、日本にとって大切な課題を報道しない。
6. 大切な課題に触れる議員が出てきたら、マスコミが攻撃し、当選できなくするゴシップを拡散し国民が騙される。
7. マスコミの発信力を恐れる政治家の、大量発生。
テレビのスイッチを入れると、平和で安全な日本を謳歌するような、面白おかしい番組があふれています。
「家族に乾杯」「ポツンと一軒家」「お宝鑑定」「ユーは何しに日本へ」「こんなところに日本人が」など、国民の多くが楽しんでいます。中国や北朝鮮のように、退屈で、無味乾燥な報道ばかりが良いとは言いませんが、どう考えても、おかしな日本です。
マスコミが反日勢力に牛耳られているというのは、大切な情報が伝えらないだけでなく、国民の意識が眠らされ続けるということになります。
食料の自給率の低さを考えた場合、万一のための農業政策はどうすれば良いのか。原発を全廃し、太陽光発電や風力発電に頼っていたら、日本の電力は本当に充足できるのか。
ホルムズ海峡で紛争が起きた時、日本のエネルギー事情はどうなるのか。あるいは、北朝鮮の核が一発でも打ち込まれたら日本はどうなるのか。
反日・マスコミの影響で、右にも左にも「お花畑の住民」が増え、危機感を失っています。こんな時だからこそ国の指導者は、「万一の場合」を考え、議論をしなくてなりません。マスコミがこのような状況ですから、一般庶民には現実を知る情報がなく、問題点にも気づきません。
国を思う本物の保守政治家がいるのは、反日野党の中でなく、自民党の中にいるのが自然です。肝心の自民党が獅子身中の虫だらけとなり、中国や韓国・北朝鮮の国益、あるいは米国のため活動しているのですから、国を愛する国民が途方にくれてしまいます。
「入れる政党がない。」「信頼できる政治家もいない。」「だから、選挙に行かない。」・・・家内が私を困らせますが、現実はこの通りなのです。
共産党・志位委員長 「止めよう消費増税」
自民党・甘利選対委員長 「政権安定へ二議席」
国が危機にある時、こんなことしか言わない政治家を、どんな基準で選べというのでしょう。「弱者の味方。」「人を大切にする政治。」と立派なことを言いますが、共産党が政権をとれば、中国や北朝鮮のような言論弾圧の政治をするのが、目に見えています。バカでない限り、国民は反日野党に票を入れません。
一方で安倍自民党は、韓国の対馬の土地の買占めや、北海道の土地の中国による爆買を放任しています。尖閣諸島への領海侵犯にも抗議せず、敵対国の習近平氏を、国賓待遇で招聘しようと腰を低くしています。
「美しい日本を取り戻す。」「戦後レジュームからの脱却」と、国民に希望を抱かせた総理は、一体どこへ行ったのか。このまま推移するのなら、朝日新聞の慰安婦捏造報道にも似た、大ウソになります。政治家の公約を本気にする方がおかしいと、そんな意見もありますが、この状況下で国民は投票のしようがありません。
「棄権してはダメだ。」「よりマシな政党に入れるしかない。」
家内を説得しますが、「よりマシな政党」が、今の日本のどこにあるというのか。
息子たちに言います。大事なのは、「諦めない」ことです。愚鈍と笑わても、参院選を前に言えるのは、いつもどおりの提案です。
1. 反日・左翼の野党議員を落選させること。
2. 自民党内の、獅子身中の虫を落選させること。
2. 自民党内の、獅子身中の虫を落選させること。
いつもの繰り返しですが、信念があるから意見が変わらないと、都合のよい解釈をしています。息子たちがいつか私のブログを読んだ時、その時の悩みが、現在の私のものと同じでないことを祈ります。
「自民党の中にいる、ホンモノの保守議員は、しっかりしてくれ。」・・・言いたくなるではありませんか。