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文大統領こそが、反日・恨日の推進者 - 2

2019-06-07 20:13:34 | 徒然の記
 文大統領の話へ行く前に、平成29年11月17日の、中央日報日本語版の記事を、紹介いたします。まずは、見出しです。

 「韓国民族問題研究所、植民地歴史博物館を来年開館・・「親日派の清算を」」

 「ソウル上岩洞の、朴正熙記念図書館で、」「朴正熙元大統領の、銅像寄贈式が開かれた13日、」「同時刻の行事場所前で、民族問題研究所など、左派団体のメンバーが、」「銅像設置反対デモを、行っている。」「  最近、韓国で、親日清算の動きが拡散している。」

 「今月13日、梨花(イファ)女子大の学生たちは、」「学校設立者の、金活蘭(キム・ファルラン)初代総長の銅像前に、」「親日派・金活蘭銅像が恥ずかしい、という内容の説明板を、設置した。」「この学生たちは、現在、数多くの大学の校庭に、」「多くの親日派が、銅像として賛えられているのは、」「清算することができなかった、歴史の断面を見せているとし、」「金活蘭の、親日的言動に関する説明板を立てることは、」「親日派の銅像が、梨花にあるということが恥ずかしいという気持ちから、」「始まった、と明らかにした。」

 「学生たちの親日説明板設置に、助言を与えた機関は、」「民族問題研究所だ。」「同研究所は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時に、「親日人名辞典の制作をスタートさせて、」「2009年に、発刊した団体だ。」「同研究所は、来年3月にはソウル龍山区(ヨンサング)に、」「親日派の行跡を扱った、「植民地歴史博物館」を開館する予定だ。」

 「同研究所のパン・ハクジン企画室長は、」「植民地時代、日帝親日派の行跡に対して、」「具体的かつ持続的に、伝えることができる教育空間が必要だとし、」「来年3月に開館予定と、明らかにした。」

   「 一方、同研究所は13日、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の、」「銅像寄贈式を、阻止する糾弾集会を開いた。」「研究所側は、市民の土地に、親日と独裁者の銅像があるとは、」「とんでもないこととし」「親日派を清算しようという、スローガンを叫んで銅像の設置に反対した。」

 今は獄中の人である、朴槿恵元大統領の任期は、平成25年から平成29年の3月迄でした。
韓国の大統領の退任後は、常に悲惨ですが、朴槿恵氏も例外ではありません。韓国初の女性大統領として、華々しい出発でしたが、最後は汚職容疑で、実刑24年となり、所属する自由韓国党からも除名になりました。

 民族問題研究所による、銅像寄贈式反対運動は、朴槿恵氏が収監された年の11月ですから、薄情なことをするものです。同研究所は、こんな以前から活動していたのです。ネットで調べて知ったのですが、朴槿恵氏は、平成25年に、文在寅氏と、一騎打ちの選挙戦を戦い、勝利していました。つまり、同研究所は、文在氏の別働隊でもあるというわけです。

 予備知識を得た上で、6月7日の朝鮮日報の記事を、紹介します。「愛国の前に保守も進歩もない。」「文大統領発言に、野党反発「どの口が…」と、これが見出しです。

 「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、6日、国を守るため、犠牲になった人々を追悼する、」「顕忠日」の追悼式で、」「愛国の前に保守も進歩もないと、左派と右派の統合を強調した。」「文大統領は、既得権や私益ではなく、」「国家共同体の運命を、自身のものだと考える心が、愛国だ。」「既得権にしがみつくなら、保守も進歩も本物ではない。」「私は、保守でも進歩でも、すべての愛国を尊敬する、」「と述べた。」

 「これに対して、最大野党・自由韓国党の、」「全希卿(チョン・ヒギョン)広報担当は、」「大統領府と執権勢力こそが、」「韓国社会で、最も極端に偏っている勢力だと、述べた。」「同党関係者は、金元鳳(キム・ウォンボン)が愛国者だという言葉に、」「耳を疑った。」「金元鳳は、大韓民国臨時政府光復軍副司令官をつとめた後、」「北朝鮮に渡り、朝鮮労働党中央委員になった人物だ。」「また、大統領府が、報勲家族の思いを無視したという意味は、」「韓国戦争(朝鮮戦争)で戦死した、」「韓国軍兵士の遺族が、4日の大統領府招待の昼食会で、」「文大統領に、北朝鮮を助けるにしても、」「謝罪を受けてからにするべきだ、と述べた部分を、」「大統領府が、記者会見で削除したことを指す。」「野党・正しい未来党の、イ・ジョンチョル広報担当は、」「保守と進歩の色分けをする、一方的な主張を続けているのは、」「文大統領自身だ、と指摘した。」

 ユ・ヨンウォン軍事専門記者 , 崔承賢(チェ・スンヒョン)記者 朝鮮日報/日本語版

 朝鮮戦争時の話となれば、当時の北朝鮮は、間違いなく韓国の敵であり、金元鳳は、敵に寝返った裏切り者です。それを文氏が、愛国者というのですから、記者が疑問を抱きます。続けて前日の、社説を転記します。

 【社説】顕忠日に金元鳳を称賛する韓国軍統帥権者

 「文大統領は、保守であろうと、進歩であろうと、」「全ての愛国を尊敬する、と言った。」「金元鳳称賛の流れから見ると、」「北朝鮮の金氏王朝も、「愛国」のカテゴリーに入るのか。」「文大統領は、今や社会を、保守と進歩の二分法で分けられる時代は、」「過ぎ去った、と語った。」「国民を、イデオロギーによって裂くのではなく、」「統合すべきだという言葉に、反対する人間はいない。」「どうかそのようにしてほしいと、大統領に懇請すべきことだ。」

 「だが文大統領は、三・一節(独立運動記念日)の記念の辞では、」「親日残滓(ざんし)清算は、あまりにも長く先送りにされてきた宿題」だ、」「と語り、5・18(1980年5月18日。光州事件)の記念の辞では、」「5・18を違う視点で見る人間は、「独裁者の子孫」だと言った。」「国政課題の第1号に掲げた、「積弊清算」は、」「あまたの悲劇を生み、政権2年を過ぎても、なお続いている。」「積弊捜査を、もうやめるべき時期になったのではないか、という社会の重鎮の建議に対し、」「大統領は、国政をもてあそぶ行為は、」「反憲法的なのだから、妥協はできない、と答えた。」

 「こうして、この2、3カ月だけでも、大統領は、」「自分と考えの異なる国民を、親日、独裁者の子孫、反憲法的と決め付け、」「組分け」をしてきた。」「今や韓国社会で、国民を「組分け」し、」「対立をあおる、その中心には、文大統領が立っている。」「そんな大統領が、だしぬけに「組分けをやめよう」と言う。」「幽体離脱話法(当事者なのに人ごとのように語ること)、ネロナムブル(自分がやったらロマンス、他人がやったら不倫)発言が、」「あまりに多くて、数えるのもしんどいが、これは全くあきれるほどだ。」

 「三・一運動100周年記念式典で、だしぬけに、」「アカという表現は親日残滓、という論理を開陳したのに続き、」「顕忠日には、金日成から勲章をもらった人間を、」「韓国軍のルーツ、と称賛した。」「韓国軍の統帥権者が、顕忠日に護国の英霊の前で、こんな演説をするのであれば、」「国軍将兵に、どうして北朝鮮の南侵に備えて、国を守れと言えるだろうか。」「そういう気持ちが、大統領には、あるにはあるのか。」

  朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

 同じく政府を批判する社説でも、朝鮮日報の方が、反日朝日などに比べますと、冷静で的確です。韓国の政府自体は、反日・左翼に偏向していますが、朝鮮日報は、常識論を展開しています。この記事に関して私は、日本の反日マスコミより、韓国紙の方を評価いたします。

 さて、これからが、今回の一番大事な結論です。

 このような恨日・文政権であるにも関わらず、卑屈に擦り寄っていく、日韓議員連盟の議員には、恥を知れと言いたいではありませんか。まして、韓国軍ですら反対しているのに、北朝鮮に傾き続ける文政権に、未来志向で接すると、バカを言う岩屋防衛大臣は、まさに「獅子身中の虫」「駆除すべき害虫」です。・・・ 安倍総理には、本気で、日本の明日を考えてもらいたいものです。
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文大統領こそが、反日・恨日の推進者

2019-06-07 17:15:19 | 徒然の記
 私はネットで、朝鮮日報と東亜日報の日本語版を、時々見ています。日本に反日・左翼がいて、世間を騒がせていますが、今韓国では、文大統領自身が、国内世論の分断をしています。支持率の落ちた氏が、政治の主導権を取り戻すため、反対勢力を、「親日の裏切り者」とレッテルを貼り、追放を図っています。

 かって自殺した盧武鉉氏がやったことを、また繰り返そうとしているのです。スローガンは「親日残滓の掃討」・・、これです。説明する前に、6月7日付の朝鮮日報の記事を、紹介いたします。まず最初の記事の、見出し三つです。

  1.  「学校のシンボル「カイヅカイブキ」は、親日残滓、一斉伐採の危機 /済州」
     2.  「済州道教育庁・・ 条例が成立すれば、校内のカイヅカイブキを伐採する」
     3.  「市民団体が学校を訪問し、親日派の胸像や、記念碑の撤去を要求するケースも」

  本文を、そのまま転記いたします。日本のマスコミが伝えませんので、こんなことがされているとは、知りませんでした。慰安婦問題で騒ぐ「挺対協」の名前は知っていますが、「民族問題研究所」というのは、初耳でした。「挺対協」にしても、「民族問題研究所」にしましても、日本国内の日本人につながっているはずですが、時間がないので、ここでは追求いたしません。

 「韓国全土で、「教育系親日残滓(ざんし)清算」作業が、行われる中、」「各地の学校で、混乱が起こっている。」「左翼系の市民団体、「民族問題研究所」が編集した、」「「親日人名辞典」に基づき、」「全国教職員労働組合(全教組)や、複数の市民団体が、」「親日派が作った校歌を変更せよ、記念碑を撤去せよ、」「などと各学校に要求し、左翼系の教育監(教育委員会に相当する教育庁のトップ)が、」「このような動きを、後押ししているからだ。」「ある学校では、日本産のカイヅカイブキ(貝塚伊吹)が、学校を象徴する木になっているが、」「これも現地の教育庁は、「日帝残滓」として、」「撤去しようとしている。」

 「済州道議会は、全国で初めて、」「学校内における、日帝残滓を清算することを定める、」「条例の制定を、進めている。」「先月30日に、済州道議会に提出された、」「「日帝強占期植民残滓清算に関する条例案」によると、」「教育監に対して、学校内での、植民残滓清算に向けた方策を取りまとめることと、」「実態調査などを行うよう、定めている。」「済州道教育庁の関係者は、「日帝残滓清算については、賛否両論があるが、」「条例が成立し法的根拠が整えられれば、教育監が交代するとか、」「あるいは、同窓会や地域で反対の声が上がったとしても、」「清算作業は、強く進められるだろう、」「と説明した。」

 「済州道教育庁が、日帝残滓に分類した項目には、」「日本産のカイヅカイブキも、含まれている。」「済州道教育庁は、道内の全ての学校の中で、」「カイヅカイブキをシンボルにしている学校は、21校あり、」「合計2157本が植えられている、と明らかにした上で、」「「条例が成立すれば、親日残滓に対する調査を毎年行い、」「清算作業を進めていく、「来年から、カイヅカイブキの撤去にも、」「力を入れたい、などとコメントした。」

  キム・ヨンジュ記者  朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

 正確なことは忘れましたが、盧武鉉大統領の時、親日派の財産没収法なるものを作り、過去において、日本の統治に協力した者の財産を没収しました。時効を無視した悪法でしたが、この時も韓国の世論が二分され、大騒ぎになりました。

 「民族問題研究所」とは、韓国の市民団体で、韓国における、親日派の追及・研究で知られる林鍾国の遺志を継ぐ形で設立されました。設立趣旨書によりますと、以下を目的としています。
  1. 韓国近現代史の争点と課題を研究、解き明かし、韓日間の歴史問題の清算を通じて、屈折された歴史を建て直す。
  2. 親日人名辞書編纂などを通じ、韓国国内の「日帝ファシズム」の残滓を清算する。
 大統領自身が同じ考えを持ち、支持しているのですから、大きな顔で活動できます。風見鶏の多い韓国人は、時の権力者の顔を伺いながら行動するため、今は「民族問題研究所」の天下です。やりたい放題がやれます。次の記事も、同じ日の朝鮮日報です。

 「親日派の国立顕忠院埋葬、韓国の市民団体が汚物をまき抗議」・・ なんとも汚い見出しですが、国民性というのか、韓国の文化というのか、これが普通なのですから、読み進むしかありません。

 「韓国の左派系市民団体、民族問題研究所など複数の市民団体が、」「6日、大田市の国立顕忠院で、」「反民族行為者の墓を移せ、と要求し、」「墓の一部に汚物をまいた。」「団体は、大韓民国のため、高貴な犠牲を払った護国英霊をたたえる今日、」「われわれは、あらためて惨憺(さんたん)たる思いを持って集まった。」「日本軍憲兵で、伍長(ごちょう)を務め、」「韓国戦争(朝鮮戦争)で虐殺を行った者たちが、」「今この場所に眠っている、などと訴えた。」

 「団体は、金九(キム・グ)先生暗殺の黒幕と言われる、」「金昌竜(キム・チャンリョン)の墓や、」「親日反民族行為真相究明委員会が、親日と発表した金錫範(キム・ソクポム)の墓など、」「5カ所に汚物をまいたという。」

 「大田顕忠院は、汚物をまく行為に対して、」「物理的な対応は難しかったとして、告発を含む法的措置を、検討している、とコメントした。」

  パク・ヒョンイク記者 チョソン・ドットコム/朝

 汚物というのは、人糞のことだそうですが、韓国人の団体は、いったいどのようにして集め、どのようにして運んだのか、考えるだけで悪寒が走ります。こういうことを、平気でしないだけでも、日本の反日・左翼はまだマシだと思い、やはり同じ日本人かと、親しみすら湧いてきます。

 今回はここまでとし、次回は肝心の文大統領について、朝鮮日報の記事を紹介します。息子たちよ、注意深く、朝鮮日報の記事を読みなさい。彼らの報道姿勢は、日本のマスコミと、大きな違いがあります。偏らない姿勢で、事実だけを報道しています。左に傾き、経営も傾いている日本のマスコミとは、比較になりません。
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