昨日は世田谷美術館に「ゲント美術館名品展」を観に行く、かえって疲れきってそのまま寝てしまったので本日感想を。
近代美術の中のベルギーがテーマだが、ベルギーに限らずバルビゾンとか印象派とか、ゲント美術館の名品を一堂に集めた展示だ。
「近代」も幅広く19C初頭戦後の作品までも含む展示だ。
つくづく感じたのだが、自然を前にしたおおらかな絵が多い。
圧巻はモンティニーの「庭師」とホーネルの「春の田園詩」ではないか。
大型のキャンパスに花々が一面に描かれているのだ、すばらしい!
こういう視点から見るとベルギーの美術がなんとなくわかってくる。
フォーヴィズムもヴラバンツ・フォーヴィズムとしてベルギーで展開されたというがやはり自然とのつながりがある。
コンスタン・ベルメーケという人の「草取りをする女」は女性と大地のつながりをあらわしてもいる。
デ・スメット「ラ・ギンヌ・メゾン」は売春宿を表した作品というが、とてもそうはみえない。
同じ画家の「村祭り」同様おおらかさが根底にある。
そのほか、クールベやらアンソールやらマグリッドやらクノップフやらいろいろ展示される。
しかし会場の都合か、第一章第二章と来て、次に第五章となるとあれという感覚になる。
第三章のバルビゾンと、四章のそれに呼応するベルギーは後回しに展示される。
しかし象徴主義のコーナーは会場を暗くしているなどそれなりに評価できる。
頭蓋骨を持った「マグダラのマリア」などこういう雰囲気で楽しみたい。
カタログもコンパクトだ、あまり場所をとらないのがいい。
用賀の駅から美術館まで歩くが、小川が流れていていつ行っても心地よい。
ただゴミが無造作に捨てられているのは興ざめというしかない。
なかなかいい美術展、ヨミウリの主催だがこの新聞社もたまにはいい企画をやる。
近代美術の中のベルギーがテーマだが、ベルギーに限らずバルビゾンとか印象派とか、ゲント美術館の名品を一堂に集めた展示だ。
「近代」も幅広く19C初頭戦後の作品までも含む展示だ。
つくづく感じたのだが、自然を前にしたおおらかな絵が多い。
圧巻はモンティニーの「庭師」とホーネルの「春の田園詩」ではないか。
大型のキャンパスに花々が一面に描かれているのだ、すばらしい!
こういう視点から見るとベルギーの美術がなんとなくわかってくる。
フォーヴィズムもヴラバンツ・フォーヴィズムとしてベルギーで展開されたというがやはり自然とのつながりがある。
コンスタン・ベルメーケという人の「草取りをする女」は女性と大地のつながりをあらわしてもいる。
デ・スメット「ラ・ギンヌ・メゾン」は売春宿を表した作品というが、とてもそうはみえない。
同じ画家の「村祭り」同様おおらかさが根底にある。
そのほか、クールベやらアンソールやらマグリッドやらクノップフやらいろいろ展示される。
しかし会場の都合か、第一章第二章と来て、次に第五章となるとあれという感覚になる。
第三章のバルビゾンと、四章のそれに呼応するベルギーは後回しに展示される。
しかし象徴主義のコーナーは会場を暗くしているなどそれなりに評価できる。
頭蓋骨を持った「マグダラのマリア」などこういう雰囲気で楽しみたい。
カタログもコンパクトだ、あまり場所をとらないのがいい。
用賀の駅から美術館まで歩くが、小川が流れていていつ行っても心地よい。
ただゴミが無造作に捨てられているのは興ざめというしかない。
なかなかいい美術展、ヨミウリの主催だがこの新聞社もたまにはいい企画をやる。
「マグダラのマリア」も展示されてるのですか?
それを知って高松なら近いので行ってみたいと思ったのですが
すでに会期後半になっていて神戸へ行く予定を入れていたのであきらめました。
このように感想を読ませていただいて、行ったつもりになっております。
世田谷美術館も砧公園の中にあってなかなかいいですよ、マリアはステヴァンスですね。
千露さんにはたまらない展覧会じゃないですか、ロムしているだけのほかの美術サイトでほかの方の感想へのコメント読ませてもらってますよ。