昨日吉田高校学校後援会総会があり、出席してきた。
今年は何も役割がないかと気軽に行ったら、着くなり進行表&シナリオを渡され、昨年と同様議長役に。
昨年の事業報告、決算、今年の予算、事業計画と役員人事案を例年と同じように進行。
いつもながら特に質問、意見などなく、20分ほどで終了する総会であった。
ただ、表には出ないが、やはり会場に集まった父母の皆さんは、大井川高校との統廃合について、関心があると思われる。
後援会会長である田村吉田町長の代理としてあいさつに立った、今年後援会副会長に就任した大石ヒロユキ元県議も、吉田高校の存続について、今も県教育委員会と同窓会との間で話し合いの場がもたれているとの報告があった。
県教育委員会では、平成26年度からの実施が着実に進められているようだが、一方で、統廃合に当たっての現吉田高校施設の将来の利用などが見えてこない。
また、学校後援会にとっても、生徒のために宿泊研修施設「香蘭館」を建て、その敷地とともに、今後の施設の在り方が、大きな検討事項となる。
統廃合問題がなければ、香蘭館も生徒の宿泊体験に、同窓会やPTAなどの会議などに大いに利用され続けるところであるが、県教育委員会の統廃合決定により、香蘭館施設の存続が課題となるということは、県教育委員会も、吉田高校本校舎ばかりでなく、後援会資産のあり方をも、当然に検討していただかなければならない責任を持つものと考える。
来年度から吉田高校に入学する生徒たちは、学年進級途中で新学校へ編入学となる。
将来廃校となる事を覚悟して吉田高校に入学する生徒たちであるが、気持ちの面で悲観することなく、希望を持たせて入学していただくようにすることが、統廃合に関わる関係者の責任であると考える。
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