流しそうめん大会は盛況だったが、実は、私なりにそうめんの腰、食感が不満であった。
でも、致し方ない。近所の量販店で、それでもPTAじいじとアルデンテS山氏が悩んだ末買い求めたそうめんである。
しかし、ここ一番(?)というときの腰が不足であった。
PTAじいじとアルデンテS山氏には、そうめんは、一番いいのを買ってきてといって送り出したのだが、S山氏が帰ってくるなり開口一番、私は一番高いそうめんを選んだのだが、じいじがワンランク落とした、といった。
他のものはあれもこれもと買物かごに入れ、アルデンテ氏が途中から心配するほどの購買欲であったが、何を冷静になったか、今日の主役のそーめんは、二級品を買ってきてしまった。
わたしのゆで方が下手だったのか、どうもいつもながらの麺の腰がない、と心配であった。
そのうち、流しそうめんも終了に近づき、この満たされないそうめんの食感を、今日来た仲間が、そのまま家に持ち帰るのか、と心配になった。
そこで、終わりがけだが、急きょ私の自慢のアレをみんなに振舞うことを思いついた。
この自慢のアレとは、大学時代の友人が毎年夏に四国松山から送っていただいている「五色そうめん」で、またタイミングよく送っていただいたばかりであった。
この「五色そうめん」を最初に送っていただいたとき、あまりのおいしさの感激と、実は遠い過去の記憶の妹とのそうめん争奪戦を思い出したのである。
特に妹との争奪戦は、昔私が小学生の頃で妹が幼稚園。そんな時期の食卓にそうめんが出たのであったが、その麺の塊の中に何本か色が違うそうめんが混じっていた。
その色のついたそうめんをいかにとるかということで、兄弟げんかとなる。
そして必ず私が勝ち、妹は取れないまま泣くので、しかたなく1本あげる。
あの時のそうめんは、きっと今送っていただいている五色そうめんだと思う。
今思えば、なんであんなに白い麺の束にたった数本しか五色のそうめんが入っていないのか、兄妹げんかの元、と考えざるを得ない。
その五色そうめんは、いまではその色違いのそうめんの珍しさより、まず細い麺のわりに腰はしっかりしていることがうれしく、したがって、毎年の中元を心なしか楽しみにしている状況である。
おそらく、毎年正月にみかん、新緑の季節に新茶を送っている、その返礼のつもりかもしれない。しかし、こちらは、勝手に地場産品を送っていて満足しているので、気を使わないようにしていただきたいのだが。
ということで、今年もが送られてきた五色そうめんであったが、このそうめんは、流しそうめん大会にはもったいないと思い、出さないでいようと固く誓っていた(!?)。
しかし、前述の通り、どうしても出したくなり、最後細心のゆで加減でゆで、みんなに振舞った(!?)。
さすがに、みんなびっくりするほどおいしいと喜ばれる。
また、すくい上げた麺の中に色のついた麺が入っていれば、大人でも嬉しくなってしまう。
ということで、大学の友人から送っていただいた「五色そうめん」は、流しそうめんの最後を飾ってくれた逸品であった。
贈り物といえば、そのほかにも大学時代の友人から今まで飲んだことがない、ブルーベリーのジュースやら、地酒やらを送っていただいて、ゼミの教授からはワインをと、その都度恐縮しながらも、楽しんでいただいている。
そう、東京ラスクもそのうちの一つで、この頃は、何かのお返しなどに、利用している。
http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20070106
昨日、卒業した大学から首都圏フェアのご案内がきた。
9月8日に市ケ谷の懐かしい校舎などでセミナーや記念講演などが行われるようだ。
いつだったか、校舎の横にそびえ立ったボアソナード館で石坂教授とゼミの仲間でOB会を開き、楽しい時間を過ごした。
久しぶりに皆さんに会いたいのだが、結構これで時間の余裕がない。
まあ、このブログを見ていただいている方々は、その様子が分かると思うが。
ただ、全国で活躍している大学の仲間と、直接会うことはなかなかできないが、こうやって、交誼をいただいていることがありがたいもので、生活の張り合いにもなっている。
したがって、それだけで満足なので、くれぐれも、過分なお心遣いはなさらないよう、お願いいたします。
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