温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2022 ロシアを考えるには屁理屈の思考が必要(!?)

2022-09-27 07:19:21 | 気になるニュース

プーチン氏が徴兵を断行した。

これに対して、やはり抗議する者、徴兵を免れようとする者など、だいぶロシア国内で動揺が広がっているようだ。

当然だ、プーチン氏はウクライナとの戦争を特別軍事作戦とは言っているが、もうその化けの皮がはがれつつある。

ただ、ものの本によると、ロシアの国民性は、ロシアの歴史を重んじるようで、過去ソビエト連邦と呼ばれていた大国を今だ心に刻んでいる。

ロシア人は、ソビエト崩壊をトラウマとして、連邦共和国を形成していた各地域が拡散した今の姿を憂いている。

そんな国民性に付け入り、大国ソビエトの復活を言葉巧みに、国民の心理を揺さぶりながら戦争を進めるプーチン氏は、人気が落ちないのだ・・・。

現在、徴兵制に抵抗する該当世代が、ロシア国内で反抗しているという。

徴兵を逃れようとする若者、家族が国外へ逃避している。

ただ、その受け皿である隣国、バルト三国だが、避難してきた若者の入国を拒否するという。

難を逃れ、意味のない戦争に反対し、かろうじてロシアから来た若者は、人道的にも受け入れるべきだと思うが・・・。

だが、ここでなぜ受け入れないのかだが、遠く戦況から離れたのほほんと暮らす日本人にとって、考えも及ばないプーチン氏の論理があるようだ。

つまり、もし若者を人権上擁護すれば、バルト3国は当然国際的にも評価を得られるが、プーチン氏側から難癖をつければ、ロシアの若者を国内に入れ、若者を虐待している、民主主義の洗脳をしていると屁理屈をつけ、戦争の矛先を3国に向けてくるのだという・・・。

だから、若者を受け入れたくても受け入れられないバルト3国なのだ。

困ったものだプーチン氏は、ロシアにいられないロシア人を面倒見てくれる国があるだけでありがたいと思わなければならないのだが、そんな恩恵を逆に戦争を吹っ掛けるご都合に代えてしまうのだ・・・。

これでは、対話も戦争終結の会談もありゃしない。

そして、プーチン氏は核の言葉をちらつかせながら、戦況を有利に進めようとの強引なメッセージを全世界に送る・・・。

いつになったら、この戦争が終わるのか・・・!?

 

 

コメント
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