女房の母親が、再度憩室で入院。
憩室という病状は、完治することなく繰り返し発症する病気。
普段生活の中で食事、便通を気にしていれば発症は抑えられるようだが、いくら注意しても、やはり症状は繰り返される・・・。
もともと完治する病気ではないと担当医から言われ、何かあった場合は、ためらわずすぐに緊急に入ることと言われていた。
おそらく、発病して初期の頃、大量の下血で気を失う経験をした母親の状態を担当医は熟知していてくれる。
前回は、1か月前、同じ島田総合医療センターに駆け込み、1週間ほど入院した。
もう入院は慣れているので、母親は、用意する身の回りの着替えや洗面用具などをしっかりと用意してあった。
今回も出血はそんな多いものではなく、緊急に入った診察でも特に措置はせず、入院で経過を観察することに・・・。
ただ心配なのは、憩室で出血するサイクルがだんだん短くなってきているように感じる。
過去から、数年単位での再発、ただ、ここ2年ばかりは、1年で2回は入院する状態。
そして、最近では先月8月2日に入院して1週間の治療、その1か月後にまた再発・・・。
母親は、再度再度の入院で、私たちに申し訳ないと思っているが、一番大変なのは母親自身。
一人ぐらしの母親、おそらく、いつ来るかわからない症状に常に怯えているのかもしれない。
90歳になる母親は、まだまだ頭脳明晰、体力もこの歳になって舞踊をまだ修練している。
ただ、憩室だけが唯一の心配事だ・・・。