温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2020 支援のテイクアウト

2020-05-13 07:14:40 | 日記・エッセイ・コラム
この新型コロナウイルスの影響で、飲食店、居酒屋などが大打撃。
そこで、別府市の方で、通常の営業ができなく収入がなくなる中で、ふとひらめいたテイクアウト。

今や「エール飯」と称して、全国各市町の飲食店で激減する収入の何とか一部を補おうと慣れない弁当作りに頑張っている。

私の牧之原市も、その流れをいち早く取り入れ、もしかしたら、先進的にテイクアウト&ドライブスルーで収入が落ち込む市内飲食店の収入補てんに関係者ががんばった。

その成果、売り上げはよくわからないが、コロナウイルスを前に何もしないで、あたふたと脅えていることを考えれば、わずかながらの自転車操業資金の足しになればと願わざるを得ない。

そのドライブスルー事業も、なんと引き際鮮やかに、この前の日曜日で終了。
要は、やることの本質をしっかりと踏まえている。

新型コロナウイルスで、余儀なく休業を要請させた店は、これは死活問題。
明日の固定費を払うのも心配する中、どうしても何かの収入を得ることを考える。

そこで考えられたのが、元片浜小学校を使ってのテイクアウト。
もしかすれば、別府エール飯と同じ時期の発案ではないか・・。

しっかりと、企画を練り、とにかくテイクアウトの価格が、それぞれの店に任せるのではなく、一律800円とすることに、さすがこのプロデューサーの企画力、才能を垣間見る。

全国一様にエール飯を進めるが、それぞれ各店の事情に任せた、店本位の価格が大半の中、カタショードライブスルーは一律価格だった。
しかし・・・、もちろん店は、今の切羽詰まった、明日の資金もままならない状況下で、少しでも利益を上げようといつもの店の販売価格の商品をエール飯店頭に出す。

でも、所詮テイクアウトは持ち帰りの弁当。
いつも昼飯を350円の配給弁当、あるいはコンビニでの適当な金額の昼飯を取っている連中が、1,000円、1,500円のテイクアウトは、さすがに手が出ない。
ましてや、晩酌のおつまみ用のメニューを、テイクアウトで販売する店もある。

私はエール飯で、昼飯、あるいは家族の夕飯にと楽しみに注文しているが、それはすべて少なくとも800円以下の弁当。

私のエール飯の考えは、あくまでも新型コロナウイルスで収入が減った飲食店が、なんとか明日の生活のために身銭を確保しなければならない、そのために、今までやったことがないテイクアウトという、弁当作りをして売ることにより収入を得ることとなり、一番は、自分の仕事が続けられるということで、店主が励みになるということだと考える。
またテイクアウトで応援する我々は、少しは価格が高い昼飯でも、事情を察して購入する、また宣伝する。

この私の考えに正に合致するカタショードライブスルーはその任務、成果を踏まえ終了。
そしてそのテイクアウトを提供していた店主たちは、本来の仕事が戻ってきたので、テイクアウトを続ける意味、その余力がなくなったので、サーっとジエンド。

この立上げの素早さ、かつ身の引きよう・・・、すべてに通じる。
公務員終盤で出合った優秀な彼ら、能力のある連中からあらためて、企画、仕事というものを教えられた・・・。

さあ今日も頑張っていきましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする