2019 盆栽教室生徒作品展No３

昨日で盆栽教室作品展が終了。
昨日の静岡新聞朝刊に私が入った会場の写真が知り合いの目に留まり、結構数名から連絡が入る。

もともと盆栽教室の入会は１０数年前、一向に上達しない手習いだが、年数だけは重ねている。
中には、教室開始の２０数年前から育成された当時の教材が、今は成木となって立派な作品として展示されている。
御年９０歳を超えた先輩の作品を見ていると、まだまだ修行の道半ばというところだ。

【写真↓：大先輩の教材から育てた秀逸山もみじ】


ただ、心配なのは、講師もご高齢、受ける生徒も高齢・・・。
いったい、こんな立派な日本文化、伝統技術の行く末はどうなるのか。・・・・！？

その伝承の大事さはわかるが、純粋に日本の伝統文化を引き継ぐことはたやすいことではない。
でも、やはり盆栽の技術を絶やしてはならないとの問題を抱えていることは十分認識する。

せいぜい、講師から受け継いだ基本中の基本を、地域の家庭盆栽家に広め伝えられればと思う。

そうは言っても、８９歳となる講師もまだまだ元気。
教室が開かれる間、何とかその基本と技術を一つでも多く耳をそばだて聞き漏らさないようにしなければ・・・。