温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2016 レコード盤リバイバル!?

2016-12-02 20:33:54 | 日記・エッセイ・コラム
一昨日の報道ステーションで、うれしいニュース。
最近の若者の間で昔のレコードがはやっているとのこと。

でも、おそらく日本全国津々浦々の若者が全てではないと思う。
東京あるいは京都などの洗練された若者たちだけかもしれない。
しかしいずれにしてもお払い箱となるあのレコード盤が蘇ることは、中学高校大学からレコード三昧の私たち世代にとっては喜ばしいこと。

もともと単純な0101のデジタルは、味気がない。
スイッチを入れればすぐに音が出る、スキップすれば次から次へ頭出しができる便利なデジタル。
また、音質を変えず何度もコピーもできる。

生活の中で音楽の広がりを格段に飛躍させたデジタルではあるが、やはり我々は、より手間暇かかったアナログ世代。

トーンアームの先のカートリッジの針先をレコード面に落とす時の静寂感。
時には失敗して盤面の外に流れ、とっさにアームを上げる緊張感。(知っている人は知る、インサイドフォースキャンセラー機能。)

音の暖かさ、ジャケットから想像する曲への思いは今のデジタルからは得られないもの。
そんなまどろっこしさを今の若い方々の一部が同じように感じているようだ。

都会の殺伐とした、あるいは時間に、仕事にまさに 0101のように刻々と追われる日々を、アナログの波を打ったゆらりゆらりのリズムでストレスを解消しているのかもしれない。

いずれにしてもレコードへの懐古の気持ちは我々アナログ世代は十分理解する。

このところレコードを聴いていないが、久しぶりに聞いてみるか・・・。


【写真↓:私の自慢のLP。ビートルズから、クラッシック、ジャズ、フォークソングから片平なぎさ(!?)まで・・・。一人の人間のラインナップかと疑われるほどの支離滅裂なLPジャンル。】


【写真↓:一枚無造作に取り出したのが、ウエス・モンゴメリー「アデイ・インザ・ライフ」。ビートルズの名曲を、彼のギターが別の世界に誘う。かれのギターのオクターブ操法を聞けば、和音がほんのりと心温まる。】


【写真↓:しばらくスイッチすらも入れていなかったオーディオ。でも、いつものようにスイッチの暖かい光をほんのりと発光してくれる。】
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2016 新たな飛躍

2016-12-02 06:42:36 | 日記・エッセイ・コラム
しがない印刷屋からコメント。

「今回の事はほんとに残念でなりません。
私も大石哲司氏からはいろいろな事を学びました。
特に最後の出版においては、哲司氏のお宅に何回も足を運び居間での打合せとなりました。
ちょっと辛そうな時もありましたが、いろんな話を聞かせてくれまして有意義な時を過ごすことが出来ました。
その時頂いたネクタイが形見となってしまいました。
大切に大切に少し自慢しながら使わせていただきます。

合掌。」


おいおい・・・、生前中ネクタイをもらっただと!?
こちらは、形見となる金品など一切なく、ひたすらご教示、ご指導、ご鞭撻と、言葉、気持ちで身に残らないものばかり。
まあ残っているものといえば、氏の著書のラインナップだけ。
それに比べ、しがない印刷屋はネクタイをいただいただと!?

もうその時から、哲司氏はくれる価値のある人物かどうかの判断の見境もなくなっているという重篤な時か!?

いずれにしても、ネクタイはできる男のアイテム。
ただ単に首に巻き付けたらすというものではない。
そのネクタイの価値に十分見合った、男の魅力が備わって初めて首から吊る下げられるもの。

県政をリードし、富士山静岡空港建設の立役者哲司氏の首につる下げられていたネクタイが、そのまましがない印刷屋の首に納まるはずはない。
まあせいぜいしがない印刷屋の首周りだけは、大柄な哲司氏とちょうどフィットするかもしれないが・・・。

あらためて、貴重なネクタイをしがない印刷屋に譲ったその寛大な哲司氏のお心に、ただただ敬服する次第である。

さあ今日から12月定例市議会。
今日も頑張っていきましょう!





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