温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2016 春分の日の祝い事

2016-03-20 20:46:53 | 日記・エッセイ・コラム
今日は、家族ぐるみで親しくしている友人の長男の結婚報告会。
すでに昨年のうちに入籍していて、子どももあと2か月で誕生とのこと。

また、新婦は北海道ということで、結婚式はすでに家族で終了。
今日、改めて、親族と日ごろの関係者を集めての報告会となり、私と女房、そして私の長女と孫までもが、ご招待された。

まあ、女房と今回の新郎の母親は、日ごろ昼食などを一緒にしながら、よもやま談議。また私の娘と新郎の姉貴は、ちびっこバレーからの大親友で、大学も同じ関西へ打ち合わせたように進んだ。

今日の報告会は、格式ばった披露宴ではなく、ピアノの先生である新郎の母親が所属するジャズバンドのドラム、ベース、アルトサックスのメンバーで急きょこの日のためのバンドを結成して会の中で演奏したり、サプライズの高校時代のサッカー部OBによる歌があったりと、終始和やかで笑いの絶えない雰囲気であった。

今日のヒーローである長男は、東京の大学卒業後も数年大学時代のバイト先にそのまま就業し生活していた。

しかし、親父が2代目となる牧之原市内のビニール資材製造企業を引き継ぐことで、家に帰ってきた、しかも北海道のきれいな娘さんを連れて。

これで、牧之原市は人口が2人増え、また5月にはさらに一人増える。
こんな理想的な人口減対策のモデルケースはない。

市内の中小企業、商店、あるいは農家の子どもが家業を継がず、市外へ出ていくケースが、少なからずある。
それを何とか家業に目を向けさせ、地元に戻ってきて受け継ぐことは大事であり、こんなところから、人口減少の対策とともに、地域活性にもきっとつながっていくだろう。

今日の前途ある若いカップルをみて、代々続く家業をなんとか継続することができた父親の安堵感と、長男が地元に帰ってきたという母親の喜びを、自分のことのように思う次第であった。

ところで、この会で一番私が盛り上がったのは、実は、私の目の前には今日演奏したメンバー。
おのずと話はバンドの話に。

しかも、アルトサックスの演奏者ということで、最近気になっていた、茶レンジの練習に参加してくれているO崎さんのアルトサックスとバンドのコードのことで、ちょうどいい機会と思って聞いてみた。

そしたら、やはりアルトサックスのそのメンバーは、バンドのコードとは別のアルトサックス用の譜面を作っているとのこと。

アルトサックスは、ピアノやギターと短3度の音の違いがあるとのこと。
つまりギターでCはアルトサックスではE♭ということで、すべてのコードを短3度上げる作業をしているとのこと。

しかし、いちいちコード一つ一つを動かすのは大変ということで、パソコンで譜面をスキャンして音符を読み取り、その後移調をしてくれるソフトがあるとのこと。

ただ、ボーカルがアルトサックスの音階にあっている場合は、逆にピアノ、ギターのコードを移調する場合があるとのこと。

なんとなくわかってきた。
ど~も、O崎さんの吹くメロディーのバックを演奏しようとしても単純なコードが当てはまらなかったのは、そんな訳があったようだ。

でも、ということは、どちらか移調すれば、アルトサックスと茶レンジバンドのジョイントは夢ではないということ。

さあ明日もう一日休み。
予定通り、お袋の退院と孫のお守り。

大事な休日になりそうだ。
コメント
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