しがない印刷屋審判員からコメント。
「この土日は高校野球の伝達講習会が行われた!
いよいよ選手権を前にした審判講習会が始まった。
ここで受けたうっぷんを10日に行われる講習会で晴らすのに今年は、晴らすべき相手がいない・・・実に残念だ。
ひらひらもいないし、SSK48でもいじくるか!!!
今年は新しく入ってくる人は中部でも一人しかいなくて温故氏のように定年を迎えた方々が多かったため審判員137人の少数精鋭?の夏となります。
今回の講習会でも相変わらず目立ちまくりました。
初日だけでサ〇~~の声が5回ほど響き渡りました。
特筆すると、打球判定の場面、1塁塁審の私に向かってノックの打球が来た。ボールはベースの左スミに当たりファールゾーンへところがった。私はあっ当たったと瞬時にボールが跳ねたファールライン側の手すなわち左手をファールライン側にパッと伸ばしながらフェアのジェスチャーをした。
すかさず声が掛かる。『サ〇~~どっちなんだ~~』まったく穴があったら入りたい心境でした。
とはいえ、6月23日が抽選会!球児達の夏は確実に近づいている。」
甲子園、東海と研修を受けてきた代表審判員が、県下指導者を集めて、彼らを前に伝達講習会が行われる。
いよいよ夏の選手権大会が始まる、といった感じか。
それにしても、引退審判員の数に比べ、新人審判員の少なさ。
今はベテランが一つ多く審判をやれば、なんとかこなせる。
しかし、そのベテランも順次引退していくとなると、将来の世代交代がバランスよくいくためには、毎年一定の新人の確保が必要。
ただ、審判になりたがらない人が多いのが現実か・・・!?
学童から中学、高校とさんざんプレーを楽しんだ連中が、その少しでも恩返しと審判になっていただく例は、ごくわずか。
単に子どもが野球チームに入り、父兄として審判資格を取らなければならなくなったため、審判になられる方々がいる。
そしてその連中は、子どもが卒業と同時に更新をしなくなる。
せっかく取った審判資格なので、そのまま続けてほしいのだが。
私なんかは、野球とは縁のない幼稚園から高校まで剣道一筋の人間。
こんな人間がちょっとしたきっかけで審判道に入り、楽しんでいる。
野球審判の楽しさをもっと広めなければ・・・。
それにしても、しがない印刷屋は、さんざん絞られた講習のうっ憤を誰かにぶつけようとしているようが、自分の技術の未熟さをまずは反省することが肝要。
まあ今のうちにさんざん失敗をしておいて、本番はしっかりと決めてください。
高校球児の晴れの舞台を審判のミスジャッジで台無しにすることがないよう。
引退組のこちらは、球児が本番で注意されることがないよう、ルールやマナーを日ごろから教えているつもりです。
そういえば、この頃立て続けに、ツーアウト以外の1塁が埋まっているケースで振り逃げと勘違いしてバッターもランナーも走るケースがあった。
また守備側のチームもランナーの動きにつられ、あわてて送球し暴投になる。
これって攻撃側も守備側もルールを知らないということ。
こんな単純ミスから後味の悪いゲーム展開で、大舞台が台無しにならなければいいのだが・・・。
日ごろの審判の指導も重要ですね。