静岡さんからコメントいただき。
「23日審判副部長のご厚意か高校秋季県大会の割当を入れていただきました。
一度は諦めていましたが、気持ちを切り替えてがんばりたいと思います!!
暑さに負けずハッスルしてきます!!
22日のゴルフではケガ゛だけはしないように気をつけながらプレーします(笑」
すごい!県大会の割り当て。
やはり、活きのいい若手審判員が、どんどん県大会を経験するべきです。
不安は、ベテランでも若手でもつきもの、結果はどうであれ、若手審判員の経験の積み重ねが必要。
若手審判員ががんばれば、同じ年代の野球選手も審判に興味を持つ。
あるいは、学童や中学生、高校生も、こんな若い審判が格好よく審判をやっていると見れば、この連中も将来は、ハマインではなくシンパンイン。
将来の審判人口の底辺の拡大につながる。
がんばって見ごたえのあるパフォーマンスを見せてください。
と、その審判員のパフォーマンスで、冷静に一観客としてクレームをつける方からのコメント。
しかし、彼は、元高校球児、その着眼点は、プレーヤーからのもので、貴重なご意見。
まずは、コメントから。
「久々・・・。
皆さん、息災でしたか?
今日は怒りの投稿!
秋季高校野球県大会の、本日掛川球場の第二試合の出来事に一言。
4回裏の出来事だ。
1アウト2塁の出来事
1.バッターサード線へ打つ。サードは横っ飛びでキャッチ (ナイスキャッチ)
2.サードはすかさず2塁ランナーをけん制。ランナーはとっさに戻ろうとしたが、
2-3塁間にはさまれる。2-3塁間の数回の送球で、ショートにタッチされアウト。
3.ところが、ショートがランナーにタッチした時に、どうやら体ごと行ってしまい、ランナーは行く手を失った。
4.ランナーは少しアピールしたその時。
5.2塁の審判の方が大きな声で『なんだ』、『何、言ってんだ』と、その後もゴチャゴチャと、ランナーに・・・。
ランナーの選手はその言葉の勢いで意気消沈だ。
※ いくら審判の方でも、あんな言い方はないだろう!」
mmm・・・、純粋な怒りのお気持ち、いつもの温厚なアルデンテ氏、茶レンジバンドのコメントなら分かるが、高校野球での苦言のコメントは珍しい。
しかも、その怒りが、ルール適用とかアウトセーフのミスジャッジではなく、ジャッジ後の審判の態度、言動への苦言。
これは、同じ審判員として、心が痛む。
ランダウンプレーにおいての判断は、結構難しい。
ランナーと守備が交錯した場合、守備側からすれば、相手をタッチするための当然の動作。むしろ場合によっては守備妨害ではないかと見る。
しかし、攻撃側からすれば、走塁の妨げ、正当な進塁行為とも受け止められる。
ここでの判断は、あくまでも審判員の権限。審判の判断に任せるしかない。
しかし、今回のアルデンテ氏の大事な指摘は、ジャッジしたあとの審判員の態度、処理である。
同じ審判員としてまさかと思う。
しかし、アルデンテ氏がわざわざスタンドにまで聞き及んだ審判員の言葉を報告してくれたということは、アルデンテ氏以外の回りの観客の耳にも伝わっただろう。
それにしても、その審判員は、そんなに選手に向かって、高飛車に出ていいのか!
そこは、そのまま状況を説明し、高校生を諭しベンチに下がらせるように努めるべきではなかったのか・・・。
審判員は時に、えてして自分が全ての責任を持たなければと、さまざまな思いを巡らしながら、対応しようとする。
しかし、学童、中学、社会人、高校と、さまざまなゲームがあるが、どんなゲームだろうと、難しい場面では、かえって慎重に行動しなければならない。
しかも高校野球は、以前聞いた話で、あくまでも教育の一環。
そうなると、高校野球の審判員も、場面は違うが教育者、との話を聞いた事がある。
よくしがない印刷屋審判員と、おまえが教育者か・・・!?と、互いに不思議がっていた(!?)。
それは、ともかくとして、そんな立場の審判員は、やはり、声を荒だたげてはならない。しかも、少なくとも選手に向かって・・・。
今回の場面を、当事者の他の審判員はどう見ていただろう。
ごく普通の対応だったのか。
また、本部審判幹事などはどう見ていただろうか・・・。
とにもかくにも、審判員からではなく、もとプレーヤーであり、甲子園や県内高校野球の会場には常に顔をだす、アルデンテ氏からの重い苦言を、他山の石として、選手から文句を言われない、そしてスタンドまでも意識した説得力のある、正確、公正なジャッジをしなければ・・・と思う。