温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2011いよいよスポーツの秋審判盛況No5

2011-09-11 20:15:46 | 野球審判活動

今日の相良高校オープン戦は、最初からダッシュ状態。 

昨日のわだかまりを払いのけるように、最初から集中。 

また、両チームの気になるところ、ユニフォームのだらしなさ、守備に就いた後のピッチャーの練習球の投球間隔のまどろっこしさなどを、次から次へと注文。 

北斗の拳のフドウが、魔界に入った時のように(!?)審判の鬼になっていようと思っていたが、やはり生身の人間、集中力は切らさなかったが、ストライクボールの判定、ランナーがいた時のヒットの位置取りなど、まだまだ甘いところが試合中自分でもわかる。 

そんな経過の途中、しがない印刷屋審判員がいつしかバックネットの裏に位置取り。 

しかし、今日は、しがない氏と悠長に会話をするほどの余裕はない。 

昨日の反省と自分自身の自信の回復のために、この試合に集中していった。 

とはいえ、しがない印刷屋の顔を見れば、声をかけなければと、給水タイムの時に会話をする。 

こちらからまず、今朝のブログを見たかと聞いたが、まだ見ていないとのこと。

 実は、昨日の判定の誤りに結構滅入っている、と話を出すと、しがない氏から、その次のしがない氏が担当した試合はさんざんだったとのこと。 

えっ?それって、私の誤審のケースと比べたら?と聞いたら、その比ではないとのこと、またじっくり話すとのことで、その場は、また試合に戻ったが・・・。

私のミスジャッジよりも大きなトラブル???

あの時の審判員は、球審、焼津からわざわざのKAWA添氏、1塁しがない印刷屋、そして、3塁はここ榛南支部を中島支部長とともに支えるYAMA崎氏。

この豪華メンバーで何のトラブルがあったのか!?・・・、不思議でしょうがない。

ここはやはり、しがない印刷屋と、夏の選手権大会の反省会も含め、一杯やらなければならない。

実は、今のところ可能性のあるのは、23日の夜あたりしか空いていない。

いかがですか。今回は、私の家で、おやじの秋の彼岸の回向ともども、反省会を計画したいと思いますが・・・。

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2011いよいよスポーツの秋審判盛況No4

2011-09-11 07:35:17 | 野球審判活動

子どもの試合は魔物が潜んでいる。

こんな言い方をすれば、物議をかもしそうだが、こと私のことになると、そう言わざるを得ない。

学童の試合をすると、とんでもないことが起こることは、今までにも載せているが、それにしても、昨日のワンジャッジは、子どものプレーそのものでの問題ではなく、明らかに審判の、そして私の大きな誤り。

スーパージュニアの志太榛原予選の準決勝で、私は3塁審判担当。

ランナー2塁のケースで、ランナーがスルスルっと盗塁。この時ピッチャーの投球がワイルドピッチで、ランナーは悠々3塁到達。

ところが、ワイルドピッチの球の行く先がベンチ前へ。

あわてて見に行ったところベンチの中にボール一つぐらい入ったところでキャッチャーが何とかグラブに収める。

この時に、投手の暴投なので、投球当時のベース、つまり2塁ランナーであったので2塁からテイクワンベースであるところを、ルールの適用を何と勘違いしたのか、ベンチにボールが入る前にすでにランナーは3塁に到達しているのだから、それからテイクワンベースと思い、ランナーにホームに行くように指示してしまった。

これには、守備側の監督から抗議。

ただ私はその時、ルールの適用を間違っているとは思わず、確信をもっていた。

しかし、ちょうどその場にいたY木審判長、しがない印刷屋審判員に適用の誤りを指摘され、ランナーを3塁に戻らせ、攻撃側の監督に素直にルール適用の誤りをわび、試合を再開した。

今思えば、その場でとっさの判断を鈍らせる前兆は、いくつか考えられる。

昨日の朝、会場に出かけようとしたら、用事を思い出し、15分くらい出発が遅れた。

その分会場入りが遅くなり、試合開始時間の1時間前を10分ばかり過ぎた。

この時会場に入るなり、少年部のある役員から、この大会は県大会につながる大事な大会、1時間前までに来てもらわなければ、と一言言われる。

これは当然のことなので、素直に受け止めたが、同じようにまだ私よりも遅れていた大物審判員がいた。

IMA村御大である。

3人制の審判員で二人も遅れたことで、例の役員は、今度の審判会議でしっかりと徹底してくれ、と更に念を押された。

こうなると、すこしへこたれる。ましてや、こちらは、この大会がそんな大事な(!?)大会などと知らされていない、例の、場所と時間とポジションを聞くだけの割り振り。

これからは、大会の重さ(!?)までもしっかりと聞いておかなければ・・・。

あと気がつく前兆は、子どもの動きと一緒に自分もなんだかゆったりと動いていたように思う。

アウトセーフのルック、コールはゆっくりでもいい、しかし、位置取り、次の事態を想定した動きはむしろ学童だからこそ、機敏に動かなくてはならない。想定外のプレーが起こるから。

それをゆっくりのんびりと構えていた。

案の定、2塁ランナーが3塁に到達するのを確認したが、その後の動きが散漫で、3塁ベンチに転がるボールの確認に出足が遅れた。

そしてボール1個かどうかのきわどいベンチ内へのボールの入りを、遠目で見ていた。

ベンチの横にいた父母からのボールが入ったとの声で、ようやく確信したのだが、

このあいまいな判断が、その後の誤適用の呼び水になったのだろう・・・。

そうはいっても、今でも不思議に思うルール適用の誤り。

実は、一夜明けた今でも心の整理がつかないほどメゲている。

高校、中学、社会人と、こんな暴投でボールデッドゾーンにはいるケースは、過去幾度となくジャッジしているが、なんで昨日はルールの適用を誤ったのだろう。

こんな大失態は、人はどう感じようが、私にとっては、せっかく今年の静岡県高校野球選手権を無事に終えたことを帳消しにするくらいの値。

自分自身への自信と信頼を取り戻すためには、9.11グラウンドゼロからの再生と同じくらい努力が必要に思う。

これからは、今までにも増して、正確なジャッジ、的確なルール適用、会場入りを早めに、一生懸命を心掛けていかなければ・・・。

取りあえず、今からの相良高校のオープン戦からだ!

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