今年印象に残った審判をお伝えしようと思う。 大会名 「榛原高校練習試合」 日時 3月29日(水) 場所 榛原高校野球部グラウンド(通称 培本塾) 対戦 榛原高等学校 対 武南高校(埼玉県) 天気 晴れ
試合時間 2時間10分
特記事項 本年度オープニング審判。集中力OK
評価 A
その最初は、まずは今年最初の審判。地元榛原高校と埼玉武南高校。
武南高校といったら、サッカーでは全国に有名である。野球に関しては、サッカーのレベルまでには行かないが、昨年の秋季及び今年の春季、地区大会を進み埼玉県大会に出場するほどの実力校。
ところで、この春の時期、結構この榛原地区に全国の有力校が遠征に来る。
温暖の当地域は、西風がなければ真冬でも温暖な場所。
一方、長野や遠くは東北あたりでは、春といってもグラウンドにはまだまだ雪が積もり、練習試合などは当然できない。
したがって、春休みを使って、この地域に練習試合に来る。
最近は来ないが、日大山形高校や石岡第一高校(茨城)、岡谷工業高校などが榛原高校と対戦している。
これは私の審判の記録からなので、私が審判をしていないときにも、他のチームが遠くから遠征に来ている。
したがって、この地区の3高等学校(榛原、相良、吉田)は、春の練習試合は、恵まれていると思う。
その武南高校との1戦は、私はもちろんオープン戦であり、球審でマスクをかぶる。
武南高校のピッチャーは、おぼろげながらに、ストレートで攻めてくる剛球投手というよりは、コーナーを丹念に突く技巧派であった。
したがって、ストライクゾーンは、丁寧に見ていたように記憶する。しかも、今年の初審判。目もゲームの感触も精一杯昨年を呼び戻すことに専念していた。
ゲームは、春のオープン戦によくある、打高投低の試合で、7対7の引き分けであった。
試合終了後、武南のピッチャーに今日のストライクゾーンを聞いてみた。
私は、よく試合後ピッチャーに、しかも特に他県から来たチームの場合などは意識してストライクゾーンを聞くようにしている。
日ごろのストライクゾーン、しかも、静岡県のストライクゾーンと他県とのその違いはどうなのか、と興味を持つところである。
武南のピッチャーは、若干地元と違う。外角低目が辛い、とのことだった。
いい事を聞いた。
ということは、埼玉のほうでは、外角低めは、結構ストライクゾーンが広いのか?
そういえば、ピッチャーの決め球は、外角低めのストレートが多い。
今年は、この後、外角低目を丁寧に見ることとなった。