この不思議な名前の小豆汁を知ったのは3年前の
岩手の母さん雑穀講習会だった。元気な方言丸出しの
老婦人が数名、3品の雑穀料理を紹介していた。
東京、有楽町の国際フォーラムで
国が主催し小泉総理、武部幹事長にも偶然会ったので
より記憶がはっきりしている。
タカキビ粉を練って一口大に丸め扁平に潰す。語源はその窪みが臍に
似ているのでという説と岩手の方言で苦労した、大変だったという意味の
『へっちゃはいだ』からという2説がある。
白玉粉に対してタカキビ粉は練ると小豆色,赤茶色になる。
実はこの色の効果がポリフェノール、今注目の雑穀だ。
それ以来このタカキビ粉を探し続け、去年は岡山で見つけ
今また雑穀を介して知り合った八戸の友人から取り寄せている。
初めて食べた人はちょっとほろ苦い感じに好き嫌いが分かれるが
私はお気に入り。白玉粉と合せて2色のお団子にすることもある。
そのうちシフォンケーキにも応用してみようと思う。
色のバランスが難しそうだけどトライする価値はあると思う。
要はブレンドの割合。クレープやホットケーキ、クッキー、スコーンにも
いろんな雑穀の粉を混ぜて作ってみたい。