友人が週末を利用して桜満開の京都を旅行した。
高台寺の枝垂桜の夜間ライトアップを写メールで受信した時は
その素晴しさに息を呑んだ。携帯画面からでもドキッとするような
美しさ。本物の感動は相当なものだろう。
その彼女から京都土産を頂いた。
生ものだからとすぐに届けてもらい感謝感激。
今回は雑誌やテレビで事前調査して美味しいものリストアップし
回れるところ見てきたらしい。中でも京都の錦市場で今が旬の京野菜を
いろいろチェックしてきたようだ。
私も菜の花とたけのこを頂いた。
たけのこは早速糠と合せて1時間ほど下茹で。先端を斜めに切り落とし
底の硬い部分には十文字を入れる。
そのまま冷まして明日の料理教室のサプライズメニューとして
炊き合わせにしてお出ししよう。
何と言っても初物だ。菜の花は別名『茎立菜』くきたちな。
生命の先端に蕾を抱いた花茎を茎立菜と美しく呼ぶ。
芯の蕾は種の保存を目指す精気にあふれ小松菜、油菜、水菜全てが仲間。
緑黄の野菜に春の恵みとパワーを頂く。
京都の野菜達に私も台所仕事のエネルギーを頂いた。