写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

手ごたえ

2014年10月03日 | 岩国検定

 10月1日より岩国検定の受験募集を開始することは、先月6紙の新聞や市報、それにパンフレットで広く広報してもらっている。10月に入って3日が経った。毎回社員教育の一環として新入社員を受験させている団体に、催促がましく電話を入れると「10名受験させますのでよろしくお願いします」と、期待に応えてくれる反応で出足は好調だ。

 この3日間で、遠くは宇部市や周南市などの市外から2名、合計7名の申込みのはがきが届いた。第1回が94名、第2回が71名と受験者数は減少傾向にあるが、第3回目は果たして何名になるか。これからの毎日が楽しみになってきた。
 受験者の期待に応えるべく50問の問題作りは完了した。この2年間で、岩国で新しい話題が新聞に掲載されたことを、いくつか問題として取り上げてみた。自然や生活面で、どんな新しいことがあったか、受験者は頭を巡らせて臨んでいただきたいと思っている。

 問題を作る方も、好きでやっているとはいいながらある種の戦いでもある。3回目となると、まったく新しい項目での問題は少なくなるが、過去の問題に手を加えて違った観点からの問いかけをしてみる。受験者は、例えいい点が取れなかったにせよ、改めて問題文と解答を読めば、岩国の歴史や自然や人物などに関して「岩国って、こうだったのか~」などと新たな知識が得られる仕掛けとなっている。

 受験受付は11月15日まで。さあ皆さん、学生時代の嫌だった試験だなんて思わず、知的な遊び感覚で岩国検定を受けに来て下さい。受験テキストは、2年前に出版した「いわくに通になろう」、または今回発行したCD版を読んできて下さい。当然のことですがこのCD、パソコンがなければ田んぼにぶら下げて単なるスズメおどしに使うくらいで何の役にも立ちません。

 「CDを買いましたが、どうすれば中身を読むことが出来ますか?」という質問が、年配者から時にあります。パソコンがなければどうするか? パソコンを持っている人に頼んで、プリントしてもらうこと。そんな親切な人はいない? そうですね、我が子でもそんなことはしてくれませんもんね。残念!!