9月1日、農事暦の「二百十日」である。この時期には大きな嵐がやってくるとされているが、今年関東地方には一足早く台風11号がやってきた。しかし、今年の二百十日には、日本列島に何十年ぶりかの本格的な与野党大逆転という超大型の嵐が吹き荒れた。
嵐が去った後には、民主党が115議席から308議席へと約3倍ほどの大躍進。一方、長年ぬるま湯の中で惰眠をむさぼっていて、民衆の悲鳴にも大した反応も示さなかった自民党は、300もあった議席を119議席にまで激減させた。
各メディアがこの現象をいろいろな言葉で表現しているが、「オセロゲームを見ているようだ」という言葉がぴったりのように、ものの見事に真逆に反転した。
このように国民から多大な支持を得た民主党に大きな期待をしたいところであるが、実績がないだけに不安だという声も多い。しかし、何をするにしても初めてのことに不安はつきもの。不慣れによる少々のトラブルはあろうが、ここは長い目で温かく育てる気持ちで見守ってやる度量を持ちたいと思う。
片や、刀折れ矢尽きた感の自民党。119人の当選者が、これからどうしたものかと額を寄せ合って相談している。この119人、代わり映えのしない顔触れで解決策を話し合うよりは、まずは119番に電話をして救急隊の応援を得て、血を総入れ替えし抜本的な体質改善をすることが先決か。
小選挙区で落選し、比例との重複立候補で救われた派閥の領袖が取り仕切る従来型の政治では、馬糞の川流れとなることは必至であろう。ここは、野党暮らしは体質改善の絶好のチャンスと前向きにとらえて、しばらくは立派な野党として頑張り捲土重来を期してほしい。雌伏の時が成長のとき。大きく成長した自民党を国民も待っているよ。
嵐が去った後には、民主党が115議席から308議席へと約3倍ほどの大躍進。一方、長年ぬるま湯の中で惰眠をむさぼっていて、民衆の悲鳴にも大した反応も示さなかった自民党は、300もあった議席を119議席にまで激減させた。
各メディアがこの現象をいろいろな言葉で表現しているが、「オセロゲームを見ているようだ」という言葉がぴったりのように、ものの見事に真逆に反転した。
このように国民から多大な支持を得た民主党に大きな期待をしたいところであるが、実績がないだけに不安だという声も多い。しかし、何をするにしても初めてのことに不安はつきもの。不慣れによる少々のトラブルはあろうが、ここは長い目で温かく育てる気持ちで見守ってやる度量を持ちたいと思う。
片や、刀折れ矢尽きた感の自民党。119人の当選者が、これからどうしたものかと額を寄せ合って相談している。この119人、代わり映えのしない顔触れで解決策を話し合うよりは、まずは119番に電話をして救急隊の応援を得て、血を総入れ替えし抜本的な体質改善をすることが先決か。
小選挙区で落選し、比例との重複立候補で救われた派閥の領袖が取り仕切る従来型の政治では、馬糞の川流れとなることは必至であろう。ここは、野党暮らしは体質改善の絶好のチャンスと前向きにとらえて、しばらくは立派な野党として頑張り捲土重来を期してほしい。雌伏の時が成長のとき。大きく成長した自民党を国民も待っているよ。