まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1398 3月22日の活動報告

2019年03月22日 |  マツタケの林地栽培 

時間とともに気温(京都気象台)が低下することは、時々起こります.昨日と打って変わった北寄りの風が寒い一日でした.午前10時には風速7.1m/s、午後2時の気温は9.9℃.昨日との較差には、参加の皆さんも口を揃えて「今日は寒い、体を動かさないと」と仰っていました.
 
 参加の皆さんは23名、名簿記載順に前田、橋本、別所、有山、大島、中野、ホリイ、内田、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、小長谷、小林(おひさしぶりです、お元気でした)、川本、TAKE、川﨑、松本、尾林、三品、三輪、藤井(貞)、北村、まりこ、吉村.
 

活動の姿を、拾ってみましょう.独断と偏見は無しで、ただ適当です.

 こんな日は、昼食が楽しみである.食当が厚い鉄板をかまどに置いている(写真1).塩サバの焼き物が今日のメインディッシュでした(写真2).

写真 1. 鉄板を載っける松本さん.力仕事は彼に頼んでいる写真 2. 焼き鯖が、本日のメイン料理でした.

 京都の桜も、温暖化の冬と言っても、気温が20℃近くになることは、昨日を除いてはなく、蕾の成長ものろい気がする.それでも岩倉・香川山のヤマザクラのつぼみは、写真3のように目立つ大きさになっている.

写真 3. これは、ソメイヨシノではなくヤマザクラの類いです.

 今日は、各班の作業地を見ることができました.三輪班の山である(ほぼ真西、写真4).玉城山の頂上に近い.腐植の厚みは比較的薄いが、地掻の必要がありそうだ.

写真 4. 三輪班の活動エリアである.それなりにアカマツが見える.古いアカマツ林でマツタケを出そうという大胆な試みである.

 桑野班の山は、若齢アカマツ林だが、立派に成長を遂げている(写真5).写真 5.若齢アカマツ林だが、斜面が急で腐植の堆積が少ない.期待は大きい!

 川本班は、まつたけ山復活させ隊活動地では、一番の急斜面を上り詰めたところで作業をしている(写真6.班長川本さん).ここは、三品班と同じでヒノキ混じりの照葉樹林をアカマツ林に戻しているエリアで、土壌条件の改善が大変であろう.

写真 6. 班長川本さんも気分がよさそう.見晴らしが良いのだ. 

 最後になりましたが、ヤマガラの里は、耐性マツを植林しているが、目下補整をしている.万緑叢中紅一点という感じで、コバノミツバツツジが咲き始めている(写真7).この班主催の花見会には咲き誇っているだろう.

写真 7. 花見会に合わせているのか! コバノミツバツツジも気がきく.


§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

コメント
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