まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-339-

2008年09月21日 |  マツタケの林地栽培 
 「公開シンポジウム・マツタケがつなぐ世界」



 まつたけ復活・里山再生市民運動


第159回(9月20日) まつたけ十字軍運動活動報告


 朝から快晴の下、予定どおり京都大学国際交流ホール2において、公開シンポジウムが開催された。9時過ぎにはメンバーの手によって会場準備がなされた。150人を越える「マツタケ好き」が集まり、10時開会の挨拶後、トロント大学の佐塚先生のアメリカやカナダでのマツタケ文化についてのご講演をかわきりに、昼食休憩をはさんで夕5時30分まで、マツタケにまつわる興味ある話が聞かれた。

 マツタケの生物学・微生物生態学的なお話(小原先生)、日本でのマツタケの登場などのお話(吉村先生)、マツタケを購入する人たちやその心理などのユニークなお話(上田氏)さらに、陶芸窯の燃料としてアカマツの利用が里山再生につながるというお話(近藤氏)。


 演台にメンバーのIMさん持参の「マツタケの掛け軸」がかかっていたが、皆気づいていただろうか。その演台で里山再生運動や、マツタケ・アカマツ林の整備などの各地のフィールド(滋賀県沖島、亀岡、木津鹿背山、宇治田原、京北、石川県珠洲)での取り組みが、多数枚のスライドを使って発表された。

 パネルディスカッションでは質問やご意見など活発に話しあわれ、まさにマツタケが食文化以外に、いろんな文化・世界と思わぬところで繋がっていることを学んだ一日であった。後片付けのあと懇親会が行われた。
(E記)
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