まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1489

2020年02月28日 |  マツタケの林地栽培 

 
―― 温暖化 どこ吹く風の 冬椿 ――(凡人)
秋にはまた、マッタケで一句捻ってみたいものです。

岩倉の山はヒノキ、スギの針葉樹林に、ヤブツバキ、ヒサカキ、サカキ、カシなどの
常緑広葉樹が広がりつつある典型的な相遷移途中の山。

 

第723回(2月28日(金))活動報告

 

曇り空。天気予報では「寒の戻り」があると言っていましたが、2月にしてはしのぎやすい日でした。
このところ、代表をはじめ体調不良や怪我などで欠席の方が目立つような...。幸い、新型コロナとの話はありませんがみなさん、健康には注意いたしましょう。
本日の参加者は、前田、橋本、松本、吉川、TAKE、内田、ホリイ、阿閉(仁)、阿閉(眞)、川本、川崎、三輪、松浦、北村、三品、尾林、宮崎、有山、藤井(貞)、中野、柴山、松田(洋)、マリコの23名のみなさんでした。

<玉城山>
三輪班
一時下火だったマツノマダラカミキリ+マツノザイセンチュウ(の共犯(これは人間目線の話)=彼らから見ればりっぱな”共生”??)による枯れ松が目立ってきたため、虫が出始めるまでにと、桑野班の協力も得て伐採搬出処理を行いました。まだ残っているので次回も継続予定。

<澤田山>
ヤマガラ班
A区で、刈り払い機を使って下草刈りを行いました。その後、三輪班の枯れ松搬出応援に回り、最後は薪の定期配達。


川本班
粗朶類の除去、整理など。

〇〇ションではありません。今後の施業方針を思慮中です。
隣の三品班第3施業地では松の苗が育ってきていますが、ソヨゴなどの萌芽も目立つようになってきました。

途中の林道脇にあったアーチ型にたわんだソヨゴ。枝は天に向かい自然のアートを形作っています。

殺風景な冬の里山に彩を添えるヤブツバキ。
冒頭の句は句感的には季語を”寒椿”としたかったところなのですが、科学的には「寒椿」は椿と山茶花を掛け合わせた園芸品種なので妥当ではないと思われ、「冬椿」としました。園芸品種の「寒椿」は花びらの数が多く(10枚以上)雄しべが分かれていて、野生のヤブツバキは花びらが少なく(10枚以下)雄しべが合体している(以上、ネット情報からの受け売り)。
 

<香川山>
三品班
雑木の片づけなどを行いました。

有山班
松林の清掃、ベースキャンプ周辺の清掃。

<昼食>
本日のメニューはなんと、トンカツ!!まるでレストランのよう!

こんなメニューは普通には山ではとてもムリ。Nさんがお宅でわざわざ下拵えまでしてきてくださいました。

そして阿閉さんの手作り田舎漬け。
昨今のスーパーで売っている、調味液を染み込ませただけの”なんちゃって漬け物”ではない、懐かしい本物の糠漬けの味でした。

みんなで準備、配膳。

まったりノンビリ世間話に興じる方々も。それもまたよし。

「山下りて 美味しい昼食 ”楽しいな”」
「〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇 ”楽しいな”」という五七五文を作り、”楽しいな”を適当な季語に置き換えるだけで3歳児でも俳句が作れる、と昨日のテレビ番組で夏井先生はおっしゃってました。さあ、みんなやってみよう!

(宮崎 記)


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