まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

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2018年04月06日 |  マツタケの林地栽培 


里山に 咲く時を知る つつじかな 


 

第630回(4月6日(金))活動報告

冒頭写真のように里山は今、コバノミツバツツジの花盛り。
あらゆる生物はそれぞれに特有の生き残り戦略を持っています。植物では、目立つ赤い実で小鳥に種を運ばせる木々、甘い香りでミツバチを誘う花、食べられないように毒を持った植物、などなど。

多くの花たちが一斉に開花する生存競争の激しい春の里山で、人好きのするひときわ目立つピンクの花で関心を誘う。これはまさに、人間が関わる里山で人間を利用して生き残る、非常に高度な生き残り戦略と言えるのではないでしょうか。実際、「里山整備」の人間たちは、ものの見事にその戦略に嵌められてコバノミツバツツジだけは
伐り残すのでした。

本日は天気予報通り、午後から雨模様で早上がりとなりました。参加者は、 TAKE、ホリイ、川崎、村岸、中広、大島、宮崎、有山、尾林、三品、北村、中野、三輪、河内(ユキ、レオナ、アオ、セラ)、松本、橋本、前田、大久保、吉村、全(韓国、大邱)、中西の24名のみなさんでした。

<玉城山>
三輪班
地搔き。

旧榎本班で整備した下尾根はコバノミツバツツジの花盛り。

三品班
今日は以前施業した尾根筋を再点検整備。下刈り、間伐。

<澤田山>
桑野班
本日はお休み。玉城山三品尾根から遠望すると、上部に桜の群生が確認できました(赤線で囲んだあたり。右はその望遠撮影)。

ヤマガラの里班
4月8日(日)の花見の準備。
入口の切株を除去。

お花見準備が着々と。トイレも整備中。

川本班
伐木の片づけなど。ここでもコバノミツバツツジが咲き誇っていました。

中広班
戦略家コバノミツバツツジもお手上げ、ひたすら我が道を行く。でも生産性はダントツ...。シイタケ大漁。

 


<香川山>
朝、一番乗りで火起こし。後はまったりモーニングコーヒー。これぞ贅沢というもの。

 

本日の昼食は、春の香りと味覚いっぱい、山野草ちらし寿司。
ワラビ、ツクシetc...。中野さん、朽木まで野草狩りに行ってこられたそうです。

<田んぼ>
苗代の世話。

<里山観察学会>
コバノミツバツツジと双璧をなして目立ち戦略のヤブツバキ。ヤブツバキは、里山にはあって欲しくない植物である.

どなたかのように可憐なナガバモミジイチゴの白い花。でもトゲがあるから避けられる!

日陰のコバノミツバツツジは花が少ない、華がない?。

目立たないけど結構地味に繁殖しているウリカエデ。秋にはひらひら種を飛ばす。これはこれで一つの戦略。

コバノミツバツツジの後を狙ってモチツツジ。

コバノミツバツツジほど狡猾ではなかった?
人間を利用し損ね、逆に獣害よろしく人間に若芽を食べられて勢力を失いつつあるコシアブラ。ボツボツ食べごろですなあ。

クロモジの花。
雌雄異株ですが、疑似雄しべを持った雌花や、退化した
雌しべを有する雄花もあるとか…。LGBT?。

40年生くらいと見られるスギに絡んだツル。長年連れ添ってきたんですね。
そのスギはツルに寄っかかられて弱ってしまったのか、虫に食われ...。身につまされる...。

アオイスミレ日本原産のスミレ科植物の一つ

タムシバの花芽か。高いところにあるので望遠撮影。

頭蓋骨。シカでもイノシシでもない?宇宙人?


丘ワサビ。榎本さん、一生懸命お世話されてました...。

(宮崎 記(都合により内田さんと交代))

 

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