まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1020

2015年06月30日 |  マツタケの林地栽培 

7月3日(金)は、まつたけ山復活させ隊第495回活動日です.午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.熱中症、ダニや虫刺され、マムシなどに注意しましょう!脱いだ衣服やリュックは地面に置かないように、また、こまめに水分補給に心がけましょう! 人目を気にせず休憩を取ることが大切です! 本日の活動報告は、私 吉村 文彦です.当日夜、ブログを是非ご覧ください.

 
 まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会は117名の参加を得ました.遠く岩手県や長野県からもご出席をいただきました.また、お祝いも多くの皆さんからちょうだいしています.ありがとうございました.

 大盛会であったと実行委員会は皆様に感謝を申し上げます.10年の活動の反省すべき点は素直に反省し良いところは失わずに前に進んでいきます!

 私たちの活動の場である香川山のオーナーである香川晴男さん(透析の身)が、私たちの前に初めて顔を見せご挨拶されました.元気でした.よくぞここまで快復されたと大変喜んでいます.

また、まつたけ山復活させ隊の活動精神を充分に理解せねばならない参加者が大きくそこを逸脱したとき、ブログで厳しく注意を促すことがあります.そんな時いつも穏やかに諭して下さる大先輩、大変お元気でした、吉田富夫さん(ノーベル賞作家モオイエンの「天堂狂想歌」訳者)は、中国の松茸の食べ方、~ニンニクと唐辛子を入れなければならない~と日本の食べ方を比べて日本風は素晴らしいとおっしゃっていました.

 参加者の方々から「よかったよ!いい祝賀会だった.」と、電話や文書やメールを頂戴しています.お礼の葉書などを認めないといけないと思いつつ後回しになっています.本来ならここに掲げてご紹介したいのですが、紙面の関係で省略させていただきました.でも、その中からお一人を選びました.
 
香川 和子さんです.メールを転載いたします.
 117名とはやはりすごいです。帰りはタクシーでそのまま家に帰りましたから、晴男は元気です。二人とも達成感(!)に酔いしれて、話に花がさきました。

吉村さんの講演、とても深い話でした。吉村さんがマツタケに魅せられ、まだその途上であること。不思議な自然の仕組みに引き込まれた話でした。その後の陶芸家近藤さんの話もとても素晴らしいと思いました。

晴男も挨拶で言っていたように、あの土地がさまざまな人によって生き生きとお役にたっていることが講演で初めて頭にはいりました。
いつもブログは読んでいるのですが、どういうことで始まった岩倉焼なのか、どういうことで始まった水田なのか。
あぁ~~~みんなつながっているんですね。

人がかまどで米を炊くために、囲炉裏に火をいれるために、山の木の枝を拾って歩いたころにしていたような仕事を再びしなければならないという話が私の中でもしっかりと見えています。

それにしても急な山を登って木をきる、木を降ろす仕事の重労働を若くない人々がやっている姿にやっぱり、この運動の底力を感じます。

広橋さん、片岡さん、吉田(前述)さん、晴男と並んでいる写真を見ながら、私はこの記念会は吉田さんと晴男の生前葬だったわねと密かに思いました。私は40年前の若い(当時はたぶん立命の学生さん;早川さん)にしっかりなつかしがられました。
若いころの晴男を知っている人が、再び、ちゃんと生きている姿に喜んでくださっていることに、私は感動しました。

吉田さんと、今こそ、老人が頑張らなければならない時代なのだと、二人して、ちょうちん行列でもしないとだめだねと励まし合いました。
楽しかったです。

どうもありがとうございました。写真を少しだけ添付します.

香川晴男、和子

 お疲れもでず、お帰りになったようで安堵しました.和子さん撮影の写真を幾枚か載せます.左クリックで大きくなります

 講演の一部 近藤さん  文中の4人の方々   挨拶する委員長  事務局長挨拶  物故者へ黙祷


 

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【お知らせ】
1)まつたけ山復活させ隊-祇園祭太子山保存会交流会
 
   日時  平成27年7月14日(火) 午後6時頃~9時頃まで
   場所  太子山町 マンション(ロワイヤル)前庭(テントを準備しています)
        京都市下京区油小路高辻上がる太子山町
   内容  生ビール(ジョッキ1杯・おつまみ:100円)付き、
   費用  300円(割り勘ボックスへ): ご寄付は歓迎いたします。

                一般財団法人太子山保存会   松浦輝雄  

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【まつたけ山復活させ隊とは!】
マツタケの生活する里山の再生のため集うものである.

山づくりをする人、運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人、支援者などすべての参加者・関係者が運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことを必要とする.

活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.しかし何をしても良いわけでは断じてない.


§活動場所:
京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称)
活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.終点「岩倉 村松」下車、北東へ450m徒歩6分
このバスに乗車するには、
ア)京阪本線出町柳駅から(バス停は加茂大橋東詰め北へ上ル西側) 約30分
イ)阪急京都線烏丸駅乗り換え、京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
ウ)JR京都駅乗り換え、京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分


§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).


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まつたけ山復活させ隊活動日
2015年7月
回 開催日    報告担当者 男厨シェフ

495 07月03日(金) 吉村
496 07月11日(土) 榎本 龍谷大学 農学部 1回生 13名体験
497 07月17日(金) 宮崎
498 07月25日(土) 内田
499 07月31日(金) 三輪  小原

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§主 催
まつたけ山復活させ隊

吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川 晴男(香川山 オーナー)
香川理化学研究所代表 

 

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