まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 725

2012年07月10日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 7月14日(土)午前10時から、第347回マツタケ山づくりを行います.京都市左京区岩倉香川山(自称)にお集まり下さい(下記§活動拠点へのアクセスなどを参照下さい). 活動報告は宮崎 昭さんです.

特別アピール
 広島県庄原市本村町1234-1 本村自治振興区 区長の尾原春良さんから手紙を戴きました.少し引用します. 
 『私たちの地域ですが、過疎と高齢化の波にもまれ、将来の希望が持てなくなっているようなところで、なかなか元気が出ません.場所は中国道、東城ICと庄原ICの間にあり、平地の標高は310-360mほど、南北に9Km の細長い町で、人口は750名程度です. 
 産業は農業が中心で、郵便局はありますが、小学校、駐在所、農協がなくなりました.会社もありません.昔は、たたら式製鉄が盛んで、大和朝廷に鉄を収めたと記した木簡も出土しています.併せて松炭を生産するため松が多く、まつたけが生える地域でもありました.  
 ニホンミツバチも飼っています.毎年、松茸も生えます.秋になれば、きのこ(ナバ)取りについての情報交換が話題の中心になり、地域の人たちは、元気を取り戻し、ナバ取りに出かけます.足が痛くなっても、通院を続けながらナバ取りに通う人もいます.
 共有林が200町歩ぐらいあり その一部の手入れを試み、松茸生産量を上げてみせれば、山に入らなくなった住民も山を顧みるのではないかと、また、まつたけの林地栽培が住民の楽しみにつながればと願っています.』
 第2便に、『本村自治振興センターは元小学校で、平成7年建設、同20年に廃校となりましたが、校舎は未だ新しいです.そこには調理室があり、ガスコンロ、給湯器、炊飯器、食器などが揃っています.部屋も8畳、10畳、15畳と50畳の多目的部屋など4部屋があります.布団は借りることができ、宿泊が可能です.ただし入浴は、庄原市にある「かんぽの施設(車で15分)」を利用下さい.』 
 宿泊所になる自治振興センターは、京都駅から310km(庄原IC経由)、マイクロバスで5時間ほどの行程であろうか.蘇羅比古神社近くにある.帝釈峡まで東へ13kmという中国山地の、中小河川に恵まれた山峡のきっと美しい町であろう!
住民の生活を守るため、集落としての『限界』性を撥ね除けようと、地域の活性化につながるであろう松茸生産量増大に賭けておられる区長さんたちを、なんとしても(継続して)応援したいと思います.その端緒となるようにと思い、下記(お知らせ)のような催しを企画しました.地元の皆さんと懇親会、一緒にまつたけ山づくりを楽しむ.他に帝釈峡で遊ぶというものです. 

 是非、皆さんのご協力・御参加を心からお願いします.ご家族やお知り合いをお誘い下されば幸甚に存じます(下記お知らせで日程をご覧下さい). 

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番外活動で綾部市里山ネットに参加、岡阪さんの農場を見学、懇親会などの様子(写真)を載せました.左クリックで拡大されます.
 6月の香川山気象データ.典型的な里山の風景、綾部市豊里.里山ネットのまつたけ山づくり.つどいの家主催で地元の皆さんと懇親会(梅垣さん宅)



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参加や見学希望の方(見学するためには)、2012年1月1日付ブログ670号をお読み下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?
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§お知らせ
1)祇園祭 太子山を寿ぐ会
 日時 平成24年7月15日(日)午後6時~9時まで
 場所 太子山町内
    ロワイヤル四条油小路マンション前広場(元格致小学校前)
   (京都市下京区油小路通り高辻上ル太子山町610)
 内容 生ビール(おつまみ付き) 250円/1杯(割り勘方式)
              太子山保存会運営委員 松浦輝雄 080-3671-0079

2) 広島県本村町(ホンムラチョウ)主催まつたけ山づくり 応援し隊 参加者募集
                    申し込み期限:7月28日(土)まで 猫田哲三090-8759-1204へ   
 
 8月4日(土)~6日(月)2泊3日   (雨天決行)
   費用 マイクロバス借り上げ代、ガソリン代、高速通行料、食材等他(布団、懇親会費)
  訪問地 広島県庄原市本村町1234-1 本村自治振興センター 0824-78-2758(事務局長小野寺氏宅)
  8月4日(土)午前9時 京都出発 
       午後3時30分~5時30分 講演「里山と人はマツタケで元気づく!」
       午後6時 入浴(庄原市 かんぽ施設へ移動)
       午後7時~ 地域との懇親会
  8月5日(日)8時30分から12時まで まつたけ山づくり(現場は道路沿いで車で移動)
         昼食後 帝釈峡・“比婆ごん探索” ツアー
         帰センター後 入浴・自炊
  8月6日(月)帰京             

3)稲刈り
  日時:9月23日(日)場所:るり溪やぎ農園
 収穫祭
  日時:10月14日(日)場所:るり溪やぎ農園
問い合わせ:るり溪やぎ農園 622-0065 京都府南丹市園部町大河内小田仮4 電話0771-65-9010
      HPもある.E-Mail:office@ruri-yagi.com


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§カンパありがとう!
  三品梧楼さん,サクマシズコさん から お志を頂戴しました.

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§開催予定日 2012年6月~12月
回         報告  特別シェフ        
347  07月14日(土)宮崎
番外7月15日(日)  祇園祭太子山を寿ぐ会 夕方6時から9時まで.於ロワイヤル四条油小路マンション前広場(元格致小学校前 京都市下京区油小路通り高辻上ル太子山町610)
348 07月20日(金)三輪
349  07月28日(土)榎本 男厨派  内田

350  08月03日(金)内田    祝350回 記念日
番外8月4-6日(土・日・月)広島県庄原市本村 講演とマツタケやまづくり参加 地元と懇親会 2泊3日
351 08月11日(土)榎本    
352  08月17日(金)宮崎    
353 08月25日(土)三輪 
354  08月31日(金)榎本    男厨派 小原

355  09月08日(土)三輪    京都造形芸術大学 環境学受講生 実習参加
356  09月14日(金)内田    
357  09月21日(金)宮崎     
358  09月29日(土)榎本 男厨派 松浦

番外10月初め     岩手県 大野高校収穫祭・久慈マツタケ発生調査・交流 ?泊
359 10月06日(土)宮崎    
360  10月12日(金)内田
番外10月13日(土)  NPO麻生里山センター 朽木村キノコ調査 他
番外10月中旬?    和歌山県高野町イワタ山 マツタケ発生調査 1泊
番外10月?日     香川県高松市塩江町 マツタケ山づくり   ?泊
361 10月20日(土)三輪    男厨派 川崎
362 10月26日(金)榎本
番外10月28日(日)? 北山 マツタケ発生調査


363  11月02日(金)宮崎
番外11月03日(土)? 鹿背山 きのこ調査
364 11月10日(土)三輪
365 11月16日(金)内田
366 11月24日(土)榎本    男厨派 松本

367 12月01日(土)宮崎
368 12月07日(金)内田
369  12月15日(土)池内 
370 12月21日(金)榎本 忘年会

2013年
371 01月11日(金)三輪    男厨派 杉山       

§活動拠点へのアクセスなど
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.


§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

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