まつたけ山復活させ隊運動ニュース

マツタケの発生は里山復活の王道であり里山を再生することはマツタケの復活に繋がる.再生アカマツ林から日本で初めての快挙!

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 992  

2015年03月24日 |  マツタケの林地栽培 

写真は、今の里山林の姿です.「緑が豊かでいいじゃないか」と見る人が未だに多い.これは里山と奥山を同じものと混同した意見と言える.そんな方は、今一度里山という生態系の役割と形成過程を思ってください.
 

 我々は、縄文時代、定着生活を初めた頃には、原生林を開拓しクリなどの栽培に取り組んだ.また、最近の知見では、縄文中期(?)には陸稲の栽培も始めている.これが里山の始まりであり、里山は後退しているが未だに続いている.私たちは里山に日本の原風景を見、里山で文化を育んできた.

 アカマツ林は、花粉分析によると、西暦500年ごろ近畿などの集落近辺にみられるようになった.しかし、毎日の生活を維持するためには、過度の里山林活用、特に薪が必要であったため、山は禿山かアカマツ疎林で、その土壌は貧栄養状態にあった.そんな生態系では、相利共生関係を保つ樹木とキノコが有利だったであろう.7世紀頃には、広葉樹林にかわりアカマツ林が優占となっている.

 しかし、江戸時代、各地の名所図会では、山は禿山が多くアカマツの疎林に見える.治山治水工事が進む明治時代以降、草地やアカマツ林に遷移する.その後、見渡す限りアカマツ優占の里山林となったであろう.1960年ごろ、私たちは生活方法を変えた.里山林の依存生活から石油資源依存の生活を選択したのである.これが日本の近代化である.

 その結果、里山林放置が進み緑が豊富になったのである.植物の根に感染する菌根性キノコはすみかを失っていった.やがてアカマツやコナラ類にも変化が現れ、新しい樹病に悩むようになった.絶滅が心配される生き物の5割が里山をすみかとしている.とりわけアカマツはコナラと違って全滅の危機にある.宿主を失いつつあるマツタケも絶滅の危機に瀕している.多様な生態系の保全が必要なのである.

 3月28日(土)は、まつたけ山復活させ隊第481回活動日です.午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.寒さ対策は各自ご用意ください.本日の活動報告は、榎本 輝彦さんです.当日夜、ブログを是非ご覧ください. 
 
 ブログの報告担当は5人の輪番制で、生き生きとした皆さんの活動≪山から戻る仲間の心と体を癒やす食事作り、また作業楽しむ仲間の姿に加えて私たちの作業で蘇る里山(アカマツ林)の変化など≫が報告されます.山を生かし自分も生かされる.皆さん 楽しそうですよ! 
 
☆【前回、3月20日の活動風景】☆ 写真は左クリックで大きくなります.
 
 昼食づくりを支える仲間たち(写真1).毎回の昼食づくりメンバーを支える仲間の手が必要である.玉城山の新たな作業地を見いだすために踏査を続けている(2).次回、28日は澤田山を歩ってみます.
1)                                                                                                           2)                                        

 香川山の果樹園である.「白い木肌の果樹なんて」と見えますが、農薬撒布をせずに栽培するため、消石灰(防かび剤)を塗っています(3). 
3)
 
  
【お知らせ】
①大月健さんを偲ぶ会へのお誘い(最終)

 
在りし日の大月 健さん

と き:二〇一五年四月四日(土) 一四時~一七時
ところ:京大楽友会館二階ホール(東山通り近衛東入るすぐ、左)
会費:五〇〇〇円(学生は三〇〇〇円)

   大月健さんを偲ぶ会実行委員会
 
参加申し込み(3月28日迄)は、まつたけ山復活させ隊 吉村までお願いします.
 

②まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会のお誘い

 在りし日の杉山 廣行さん(真ん中の人)

「昔は参加していたんだよ」というまつたけ山復活させ隊ゆかりの人!今も立派な仲間です.祝賀会参加を心待ちにしています.あるいはメンバーではないという方々!どうか共に祝って下さい!! 
 
 日時  2015年6月25日(木)午後3時30分~8時
 場所  レストラン ドゥ シュウ(京都市営地下鉄 烏丸線 北山駅④番出口右すぐ 戸田ビル2F 075-723-3607)
 開場  14:00
 受付  15:00
 講演  15:40
 宴   17:30
 参加費 5000円 (祝賀会はビュッフェ式和洋折衷料理、フリードリンク制)
                                           
    まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会実行委員会
     委員長 三輪 新造  事務局長 榎本 輝彦
         有山 勝人  石原 敏行 内田 正明
         大島 隆男  川本 勝  玉城 秀夫
         猫田 哲三  橋本 敏夫 前田 勲
         三品 伍樓  宮崎 昭  山田 光彦
         吉村 文彦

                      

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称:京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 

 活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まつたけ山復活させ隊活動日
2015年3月~6月
回 開催日  報告担当者     男厨シェフ

481 3月28日 土 榎本
482 4月03日 金 宮崎
483 4月11日 土 池内     
484 4月17日 金 三輪
485 4月25日 土 宮崎     松浦・江指
486 5月01日 金 内田
487 5月09日 土 榎本
488 5月15日 金 宮崎     内田
489 5月23日 土 三輪
490 5月29日 金 内田
491 6月06日 土 榎本
492 6月12日 金 宮崎
493 6月20日 土 三輪     松本
  6月25日 木 まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会
494 6月27日 土 内田

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
    
  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§主 催
まつたけ山復活させ隊2005年11月
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

コメント