まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 988 

2015年03月10日 |  マツタケの林地栽培 

この活動は、2005年6月に始まった.当初の香川山の姿をご覧ください(写真1 2005年11月撮影).京都市内よりここ岩倉は平均気温が2-3℃低い.雪も降れば、当たり前ですが雨も降る.突然の天候変化は野外では一番辛い.夏は結構日差しもきつい.参加者の皆さんは辛い思いをしていました.活動に大きな支障があったわけです.
 
 そういう支障を取り除く作業を、また、いろんな障害を乗り越えるべく点検などを繰り返し行い、今のような香川山の姿(写真2 2015年3月撮影)に、そして運動スタイルとなったわけです.

 生物の多様性を守れと国も京都府や京都市もいうけれど、市民の活動に手厚い保護や法制度があるわけではない.私たちは行政に頼らずほとんどが参加者の自弁である.よくぞここまで来たもんだと思う.取材を受けるたびに、ここの活動はどうしてじり貧にならずに続いているのかとよく聞かれる.
 
 その答えは写真1と2に見える香川山の違いが雄弁に語っていると思いませんか.みんなが作り上げた活動拠点なのです.だからこそ10年も続いた活動なんでしょう(下記お知らせ②)!
       1)2005年11月 香川山

          2)2015年3月 香川山 

 3月13日(金)は、まつたけ山復活させ隊第479回活動日です.
 午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.寒さ対策は各自ご用意ください.
 
 本日の活動報告は、内田 正明さんです.昼食の準備は、男厨派で行い、メインシェフは小原 清さんです.山づくり班も食事作りの応援をお願いします.心遣いや気遣いを持ちましょう.山を作るにもそんな心配りが必要とされます.やまづくり作業は1日遅れても里山再生に問題はありませんが、食事作りが遅れると直接的「被害」が直ちに生じます.
 
 ブログの報告担当は5人の輪番制で、生き生きとした山づくりを、山から戻る仲間の心と体を癒やす食事作りを、また私たちの作業で蘇る里山(アカマツ林)の姿などに加えて作業を楽しむ仲間の姿が報告されます.山を生かし自分も生かされる.皆さん 楽しそうですよ! 当日夜、ブログを是非ご覧ください.

 
☆【前回、3月7日の活動風景】☆ 写真は左クリックで大きくなります.
 
 春間近です.啓蟄の日の翌日だからか暖かい.こんなお客さんがみられました(3).どうもコクワガタのようだ.カメラを構えると大顎を広げて威嚇する.アブラナ属の菜の花がまぶしい(4).もちろん梅も咲いている(5)

3)休眠から目覚めるコクワガタ 4) 5)

 虫の穴があるヒヨドリがつついた穴がある無農薬キャベツ(6)をふんだんに入れたポトフが昼食のメインとなっていた.作り手の皆さん(7)! 後片付けを自主的にするYさん(8).
                                                                    6)  7) 8)

 雨模様を考慮して、香川山での作業に振り替えたヤマガラ班の皆さん(9).マツノザイセンチュウ病枯損マツを処理する三品班の皆さん(10).
               9)                   10)
  

【お知らせ】
①大月健さんを偲ぶ会へのお誘い

 香川山尾根筋を手入れする在りし日の大月 健さん、2005年7月の姿です.元気そうです.

と き:二〇一五年四月四日(土) 一四時~一七時
ところ:京大楽友会館二階ホール(東山通り近衛東入るすぐ、左)
会費:五〇〇〇円(学生は三〇〇〇円)

 呼びかけ人(友人たち)を省略
参加申し込み(3月27日迄)は、まつたけ山復活させ隊 吉村までお願いします.
 

②まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会のお誘い

 岩倉焼きを眺める在りし日の杉山 廣行さん、2010年1月の撮影です.


 

「昔は参加していたんだよ」というまつたけ山復活させ隊ゆかりの人!今も立派な仲間です.祝賀会参加を心待ちにしています.あるいはメンバーではないという方々!どうか共に祝って下さい!! 
 
 日時  2015年6月25日(木)午後3時30分~8時
 場所  レストラン ドゥ シュウ(京都市地下鉄 烏丸線 北山駅④番出口右すぐ 戸田ビル2F 075-723-3607)
 参加費 5000円 (祝賀会はビュッフェ式和洋折衷料理、フリードリンク制).
     きのこ班(世話人:榎本さん)が、香川さん猫田さんゆかりのオオヒラタケをお土産にしようと栽培準備を進めています.
     栄養豊富で大型、食感にも優れるオオヒラタケ

     オオヒラタケ
 
14:00 開場
15:00 受付
15:30 開催
20:00 閉宴
                                     
    まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会実行委員会
     委員長 三輪 新造  事務局長 榎本 輝彦
         有山 勝人  石原 敏行 内田 正明
         大島 隆男  川本 勝  玉城 秀夫
         猫田 哲三  橋本 敏夫 前田 勲
         三品 伍樓  宮崎 昭  山田 光彦
         吉村 文彦

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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称:京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日
2015年3月~6月
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ

479 3月13日 金 内田    小原
480 3月20日 金 榎本
481 3月28日 土 三輪
482 4月03日 金 宮崎
483 4月11日 土 池内    松浦・江指
484 4月17日 金 宮崎
485 4月25日 土 三輪
486 5月01日 金 内田
487 5月09日 土 榎本
488 5月15日 金 宮崎    内田
489 5月23日 土 三輪
490 5月29日 金 内田
491 6月06日 土 榎本
492 6月12日 金 宮崎
493 6月20日 土 三輪    松本
  6月25日 木 まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会
494 6月27日 土 内田

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§カンパありがとう!
    
  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ山復活させ隊
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

コメント
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