まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 817

2013年06月12日 |  マツタケの林地栽培 

6月15日(土)、第393回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称:ブログ下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集まり下さい.   当日の活動報告は、榎本輝彦さんです.
 
熱中症・マダニ咬傷にご注意を!
 こまめに水分補給を! 立ちくらみ・こむらかえり・大量の発汗時は、熱中症の初期症状です.日陰で休み体温を下げましょう.
 ダニ類に咬まれないようにしましょう(写真 1)! 咬まれた後の発熱は、ダニのウイルス病によるものと疑いましょう!

 京都精華大学 地域環境論(担当教員 板倉 豊)受講生が、地域の活動を体験にきます.女性を中心とした2回生16名だそうです.彼女たちに、京まつたけ復活~里山保全活動の意義を知り、また、実際の作業を体験し、緑の質の重要性を学んでいただきましょう!

 梅雨入りしたらしいが、台風3号の影響で梅雨前線が刺激を受け、間違いなく梅雨空である.しかし雨が少ない.5月の気象グラフ(写真2)を見ると、平年雨量は月156.9mm、実際は38mmである.月平均気温も19.2℃(平年値22.7℃)とかなり低い.
 
 写真3を御覧ください.畑の作物に水を撒いています.自分用の野菜栽培ではありません.日頃、昼食の野菜などは、このようにして育てられ供されていることを、どれだけの参加者が理解しているだろう? 昼食が出て『当たり前と思う』心の持ち主は、この運動の仲間ではないと考えている.
 

 僕たちは、特用林産物栽培をキーワードにした林業を模索中だが、葉わさび(4)、モミジガサ(5)、クサソテツ(6)などの苗作りを試みている.この雨不足のせいか、栽培不適地を選択しているためか、目下原因は不明だが、苗が増えてくれない.もっともマツタケも、、アカマツ林はそれなりに整備されつつあるが、富栄養化土壌のためと肝心のマツタケ胞子が飛んでこないため、京まつたけ発生とはなってくれない.でも受け入れ態勢(アカマツ林の様子)は整いつつある.
 まつたけの胞子の飛散距離は不明だが、その質量・形態から黄砂よりはずいぶん小さいので、その飛来のチャンスは必ずある.そう考えて新しいアカマツ林再生候補地を、3名の仲間が決めて笑顔を見せている(写真7).

1) 2) 3) 4) 5) 6) 7)


§お知らせ

1)8月2日に,まつたけ山復活させ隊活動(まつたけ十字軍運動)が400回を迎えます.記念して暑気払いを計画しましょう!(担当は猫田さん)


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まつたけ山復活させ隊活動      
 
予定日  2013年6月から8月
回     開催日  報告担当者    男厨シェフ

393    6月15日    土    榎本    京都精華大学 地域環境論受講学生 16名参加
394    6月21日    金    三輪    
395    6月29日    土    宮崎    
396    7月05日    金    内田    川崎
397    7月13日    土    榎本    
398    7月19日    金    三輪    
399    7月27日    土    内田    
400    8月02日    金    宮崎    400回記念 祝賀会 
401    8月10日    土    榎本    
402    8月16日    金    三輪    
403    8月24日    土    内田    
404    8月31日    土    宮崎    京都造形芸術大学学生参加

10月中ごろ  京町家でまつたけを味わいポスト民芸を語る 岩倉焼き展示会 開催を予定 
        近藤先生、若林先生(京在住建築家)と陶芸班のメンバーによる討論
        岩倉焼の器で ぐい呑み~お酒+岩倉焼の器~まつたけ料理(岩泉産)を味わう(要食材費).
        意味のある楽しいことになると思います(担当内田正明さん).

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.参加者には現在、食材費(実費)+消耗品費として400円を徴収.見学者は500円(施設等利用料を含む)徴収.

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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§カンパありがとう!
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典




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