まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-444-

2009年09月29日 |  マツタケの林地栽培 
地掻作業をするメンバー


まつたけ復活・里山再生市民運動


秋雨前線が、陸地に掛かるようだが、穏やかでまとまった雨は降ってくれるかどうか、マツタケの産地は悲鳴を上げている. でも、川霧が掛かるアカマツ林には、霧が慈雨となる.
次の開催日は10月3日(土)岩倉に10時です.

<目次>
里山再生まつたけ十字軍運動(1):442号掲載
里山再生まつたけ十字軍運動(2)
 全国的なアカマツの枯損
 1)高度経済成長期に捨てられた里山
   岩手県岩泉町のアカマツ林を見てみよう!
   放置アカマツ林では菌根性キノコは生活しない
   人がマツタケの発生を減らした
作業区と作業内容の紹介
お知らせ
 テレビ朝日地球号食堂が取材に来る
 音楽CD松茸音頭 
メール便り
カンパお願い!
まつたけ十字軍運動に参加するには
開催予定日 2009年10月―12月
まつたけ十字軍運動とは?
連絡先など


里山再生まつたけ十字軍運動(2)
全国的なアカマツの枯損
全国のアカマツ林も、昭和30年代までは適当に人為的撹乱(人の活用)が続き元気だったが、今は放置されて、アカマツは林の構成樹種との競争に喘いでいる.それに追い討ちを掛けるように、マツノザイセンチュウ病がやってきた.その結果、アカマツ枯損で里山の景観は無残である.その被害は,太平洋側では岩手県中南部まで、日本海側では青森県を窺うところまで進んでいる.
 
 現在の国産マツタケ生産一は長野県であるが、このままでは、長野県のアカマツも更に標高の高いところに追いやられると考えられる.すると、岩手県にその主産地が移る可能性がある.更に温暖化が進めば、北海道のアカエゾマツやトドマツなどをホストとするマツタケが主となるのではないか.このマツタケは大阪市場で見られる.気候変動をストップできないと、次は、北朝鮮、ロシア北東部、スウェーデンやフィンランドなど北欧、中国吉林省、四川省や雲南省シャングリラでないとマツタケにお目にかかることができなくなるかもしれない.

 気候変動のことはさておいて、マツのザイセンチュウ病の被害激甚地でも、アカマツ林の復活が見られる地域もある.そんなところは、今後のアカマツ林の手入れが望まれる.中国地域や京都府郡部や石川県珠洲市にも,いずれもアカマツの枯損が激しい地域だが、アカマツ林に手を入れることによって枯損をまぬかれた美林がある.これは大きな教訓であるが、林家の方々がアカマツ林の再生意欲を喪失していることがネックとなっている.

1)高度経済成長期に捨てられた里山
岩手県岩泉町のアカマツ林を見てみよう!
東北地域にアカマツ林が広がるのは、花粉分析では、江戸時代後半から明治に入ってからである.治山治水工事が本格化する明治以降にハゲ山がアカマツ林に代わったと考えて良いだろう.大正初めの盛岡の絵地図を見ると、山の上はアカマツで、麓にはスギが描かれている.

 岩泉町の面積は、約1000km2で、その93%を森林が占める.アカマツ林は、天然アカマツ林(5,000ha)と人工アカマツ林(13,000ha)で構成され、岩泉町の森林の19%(除く国有林分)にあたる.
岩泉町は昔、たたら式製鉄業(1857年まで;鉄1tをつくるために、木炭14t=薪50tが必要)、林業や炭焼き(昭和35年から生産量が減少)あるいは牧畜が盛んだった.これらの産業は莫大な樹木を切ったであろうし、もちろん、農用林や薪の生産林としての利用も盛んであった. 

 比較的最近まで里山の活用が必要な町でもあった.牧畜業の縮小で、土壌の痩せた草地はアカマツ林化したであろう.少なくとも昭和30年代初めの頃までは、岩泉町のアカマツ林面積は今よりも大きく、生長量も森林機能もより大であったと想像される.もちろん,マツタケの発生量は,今と比較できないほど多いはずである.ただ,輸送手段に事欠いて域内消費に供されるのみであった.

 マツノザイセンチュウの害は無いが,やはりここでも,生活の近代化で多くのアカマツ林は放置されている.そのような林は、立木密度が徐々に増え、林内は薄暗く、湿潤になり、腐植の堆積も多い.アカマツ林として維持されにくい環境にある.このままでは、やがてアカマツは必ず無くなることになる.温暖化が進めば ザイセンチュウを運ぶカミキリムシの活動が活発化し被害は更に北上すると考えるべきだ.

放置アカマツ林では菌根性キノコは生活しない
 アカマツ林は遷移林(2次林)であり、人の手が入らず放置されると、その土地のクライマックス林にとって代わられる運命にある.西日本では照葉樹林に、東北地域ではブナ林やミズナラ林に必ず遷移することを意味する.岩場や尾根の痩地には残るだろうが、残ったアカマツは線虫を運ぶマツノマダラキミキリの標的だろうから、それも微妙である.

 放置されたアカマツ林内は、今まで活用していた広葉樹の立木密度が増加して、地表に落葉落枝が堆積し腐植となる.その結果、アカマツ林土壌は富栄養化する.このようなアカマツ林土壌には、乾燥した貧栄養土壌とは異なる微生物が多くなり、微生物との競争に弱いマツタケは生活しなくなる.もちろん、他の菌根性のキノコの発生も少なくなるし、そこに生活する種が交代する.

 腐植が堆積し過ぎると、アカマツの細根がそこに伸長し、褐色森林土壌中に細根が少なくなる.マツタケは褐色森林土壌内部(鉱物質層:深さ30cmくらいまで)に生活するキノコであり、腐植層のなかでは生活できない.腐植はマツタケの胞子を掴んで離さないため、鉱物質土壌への胞子の移行が妨げられる.そこをかいくぐったとしても、土壌が富栄養化すると栄養吸収を助けるパートナーであるマツタケは、アカマツにとって不要となるようだ.

 腐植層があれば新たなシロができにくいことになる.また、腐植層に根が上がると、夏の少雨期に、腐植層は極端に乾燥するため、アカマツは水分ストレスで樹勢が弱る.水分代謝異常を引き起こすマツノザイセンチュウ病害が大きく現れる.
菌根性のキノコは樹木の生長に大きな役割を持っているが、こんなアカマツ林ではそれを期待できなくなる.ガラス容器内で、マツタケを感染させるとアカマツの苗の生長が明確によくなる.また、放置林ではいわゆる森林機能―アカマツ林構成樹種の生きた葉面にはメタン、一酸化炭素、メタノールなど炭素原子一つからできているもの(C1 compound)を資化(利用)するバクテリアが生活―も落ちる.

人がマツタケの発生を減らした
 マツタケ生産量激減の原因は、高度経済成長による私達の生活が近代化し、農業の変質や丸太の完全自由化などによって林業が衰退したことなどに求められる.里山が宅地やゴルフ場に転用されたり、アカマツをパルプ材として伐採することはマツタケ生息地の減少となった.放置によるアカマツ林の変質は,これまたマツタケにダメージを与える.

 昔、前述のように、人は、材木や炭の材を得るために、また、毎日の煮焚き物用の薪や柴をあるいは水田に鋤き込む緑肥を採取するために、林を活用したのである.これによって山を健全に維持し続け、常に生長する林をつくりあげてきたといえる.
 言い換えれば、以前は山菜やきのこが生える山に育てておいて(栽培)、それらを採りに出かけたのである.人は,山菜やキノコを繁殖させることがよい山づくりに繋がることを理解していたのであろう.今は、山菜やきのこを採るためにだけ人は山に入る.

 里山を放置しておよそ50年になるが、最近、樹木の生長を助ける様々なキノコの発生量が減っている.山を活用しなくなったために地表に落葉・落枝が大量に堆積し、それらが分解を受け養分として土に還ったのである.こうなると、上述のように、アカマツはマツタケの感染を拒否する.
 また、富栄養化したアカマツ林土壌には、糸状菌、細菌、放線菌やそれらをエサとするセンチュウなどの微生物数がマツタケの発生するアカマツ林土壌のそれと比べると非常に多くなっている.それのみならず、菌根性キノコの生活を助ける「ヘルパーバクテリア」が減少する.これらのことは微生物との競争に弱いマツタケにとって致命的なことである.当然のことながら、そんな林には、マツタケの発生は見られないし、発生林にあっても生産量が年々減少する.

 樹木と共生するキノコの発生減のために、最近の森林は疲弊し、公益的森林機能も不充分である.里山という環境に適応した多様な生物が追い出されている.アカマツ林に続いて、ナラ林が、日本海沿岸で異常に枯れ始め,その被害は西下し九州を回り込み、紀伊半島にまでおよんでいる.まず、キノコの生えない林となり、カシノナガキクイムシの運ぶナラ菌によって、樹木が枯死する.これは、自然の警鐘と受けとめるべきだろう.

 この警鐘を軽視したりおろそかにすると、人類は自然から手痛い反撃を食らうことになりはせぬか.人は、森林をキノコが生えない森林にしておき、「キノコが生えない森林である」と嘆いている.滑稽な話ではないだろうか.
生き物にとって、山に緑があれば良いと言うものではない、山ごとに緑の質が問われるのである(446号に続く).

作業区と作業内容の紹介
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の
地掻など補整作業を実施している.マツのザイセンチュウ病による枯損木が周辺に目立っている.伐倒焼却の要あり.

2)澤田山は、この秋にでも、まつたけの発生調査をするつもりであるが、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリアとコナラ林を整備するエリアとがある.各整備地ごとにネライを定めて各班ごとに独自に作業を進めている.

第1整備地は、村上班(第1整備区)と阿閉班(第2整備区)で精力的にマツタケ山づくりが行われている.第1整備区は京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.補整の手入れが必要な状態になってきている.
 その南側は、やはりアカマツ林帯で、阿閉班の担当で第2整備区と呼んでいる.やがて第1整備区につなげるという.エスケープした檜・杉など大径木の処理が進んでいる.

第2整備地は、ヤマガラの里と新しく愛称がついた.以前から整備を始めているところは「ヤマガラの里A地区」と呼び整備が完了している.その西に当たるところを尾根部(アカマツ林を再生)、傾斜地部(コナラ林にする)など3区に分け、それぞれ生態的特徴を生かした整備を進めている.ここは「ヤマガラの里B地区」と呼ばれる.分からないことなどは前田・小原さんにお尋ね下さい.

第3整備地の作業エリアでは、アカマツ林再生を考え、適切なエリア探しが続いているように見える.どのような林づくりがなされるのか注目をしているところである.

3)玉城山は、昔は、山全体がマツタケの発生に適したアカマツ林であったが、林道が造られたためにその下のエリアからマツタケが消えた.岩泉まつたけ研究所の向林試験林内で、全く同じことを経験している.林道を一つ通すだけのように考えがちだが、周りの環境ががらりと変り水の流れも変化する.
尾根筋には、アカマツ林密度が比較的高く残っているので、榎本班と三品班で上部と下部からマツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.
地表の堆積物を堆肥化し、冬には水田に鋤き込む.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が一旦終了したように見えたが、再開している.
ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れで、マツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.
しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地
である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

<お知らせ> 
1)テレビ朝日の番組“地球号食堂”「エコめし」がまつたけ十字軍運動の日頃の活動を取材に来る.

2)10月1日 読売新聞夕刊、10月20日フジテレビ系列 19時~「わかるテレビ」、
11月8日 午後11時30分 テレビ朝日系列「素敵な宇宙船地球号 リニュ―ワル
版」 にまつたけ十字軍運動の活動が紹介されます.

3)「松茸音頭」CD完成
「松の林で秋を待つ 香る王様 生ダイヤ 祝う膳なら お吸い物」
 「目出度 めでた の松竹梅は まつたけ まつたけうめ ダヨー」
 と軽快で思わず踊りたくなるよなリズムの民謡調松茸音頭が制作された.作詞は長野県上田市のまつたけ採り名人 宮原文男さん、作曲に唄は地元の宮下 賢さん.宮原さんからCDを戴いたので聴きたい方は吉村まで連絡下さい.なお、CD1枚1200円で販売される(0268―85―2136宮原さんへ).

4)近藤高弘展 金と銀 をテーマに開催される
   新宿展  9月30日~10月6日    高島屋新宿店10階
  名古屋展 10月14日~10月20日   JR名古屋高島屋10階 

<メール便り>

<カンパ! お願い>
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

<まつたけ十字軍運動に参加するには>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど)
ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業
中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.
6)道具類や備品は、個人購入のものや皆さんのカンパで購入したものです.大切に扱うよう願います.汚れを洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは現地アカマツ林(京都市左京区岩倉村松町138-20バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のNikonまつたけ復活・里山再生運動を左クリックすると、Nikon Onlinegalleryにはいる.akamatsurinさんのホームとなっている.アルバム一覧からお好きなものを左クリックすれば写真一覧が出てきます.スライドショーなどお楽しみ下さい.写真を印刷したり保存したりできます.
開催予定日 2009年10月―12月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第209回10月03日(土)ブログ報告:三輪
第210回10月09日(金)ブログ報告:榎本
第211回10月17日(土)ブログ報告:池内
第212回10月23日(金)ブログ報告:三輪
第213回10月31日(土)ブログ報告:吉村
第214回11月07日(土)ブログ報告:榎本
第215回11月13日(金)ブログ報告:宮崎
第216回11月21日(土)ブログ報告:三輪
第217回11月27日(金)ブログ報告:榎本
第218回12月05日(土)ブログ報告:池内
第219回12月11日(金)ブログ報告:宮崎
第220回12月19日(土)ブログ報告:三輪 大忘年会 感謝祭
年末年始で休み
第221回01月09日(土)ブログ報告:榎本

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.
日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!
私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.
生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.
近代マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.
運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.
まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上の意味を持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.

主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305

共 催 
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典
携帯 080-6123-4706

香川理化学研究所
代表 香川 晴男
コメント
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