まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-437-

2009年09月15日 |  マツタケの林地栽培 
当日は朝午前9時過ぎに家を車で出発、途中松ヶ崎の自分の畑によって水やりをしたあと、岩倉にむかいました。




岩倉の田んぼに到着すると稲穂が垂れ下がり、こちらは水抜きを数日前から行っていたので、土にひびが入るほど乾燥して、稲刈りを待つだけの状態になっていました。17日(木)午前10時頃より開始、手の空いている方は応援を!!

 写真を撮ったあと、岩倉のベースキャンプに向かいました。いつものようにメンバーが三々五々集まってきておりました。

 本日の参加者は次の通り。
橋本、榎本、小原、宮崎、吉川、前田、松浦、周田、田崎、内田、三品、田中、丸山、大久保、森、玉城、川本、阿閉(仁)阿閉(眞)、大島、杉山、三輪、三木、有山、堀井、マツ子、中野、藤井、川崎、林屋、猫田、山田、吉村、松本、小長谷、中広、近藤、高木、まりこ、斎藤、岩沢の41名。
 メンバーが集合したところでそれぞれの活動拠点に分かれました。班の作業活動予定を書き込む「ボード」が出来ました。どしどし書き込みをしてご活用ください。誰がどこで活動しているかが判ります。

まったけ十字軍陶芸班 ポスト民芸運動
活動報告1.(H21/09/11 於香川ベースキャンプ)
・陶芸班の活動が、近藤高弘先生の指導のもとに正式に始まりました。昨年自分達で煉瓦を積んで築いた多目的窯と、橋本さんらのご尽力で新装なった屋根付き作業場がいよいよフル活躍することになります。
・初回の出席者は、近藤先生(師匠)。橋本、丸山、杉山、松本、周田、内田、大久保、中広、三木、田中、高木さん(師匠のお弟子さん、助手をしていただきました)。
・活動の前に、前回試作の松の焼却灰を活用した岩倉焼の釉薬などの具合を観ました。すばらしい仕上りで師匠の評価も高く、幸先の良いスタートです。
・午前中は、近藤先生提唱のポスト民芸運動の理念紹介とメンバー各人の期待するところ、当面の運営に関する意見などを打ち合わせて、午後から直ちに近藤先生の指導で、たたら板を型に沿って成型する方法で約50点の小鉢類を成形。
・成形されたものは、作業場の机上で乾燥中。
次回は、10月17日(土曜、活動日)午後、を予定。
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・近藤先生提唱のポスト民芸運動
師匠は、“陶芸”家としてその活動を始められましたが、近年は“造形美術”家へと幅を広げてこられました。しかしそれと同時に、師匠が活動の原点と考えてこられた“器”制作からは遠くなりまた師匠の手になった器も芸術(作品)となって“使われる器”から離れた存在になってゆくのを残念に思われていたのだそうです。器は使われるものでなくてはならない。それには人の手になって作られた味わいのある器をこそ使って欲しいし、子供たちの世代にもその事が解って伝わるようなものであってほしい、と。
それゆえ、民芸運動で謳われたような無名の工人の作業した“使われる器”を用意することは、只今の社会においてはさらに大きな意義があるだろうし、まったけ十字軍の活動と交差させることでこれを実現することには非常に魅力がある。一年位の習作活動を経て、実際に売れる程度のものを制作するところにもってゆきたい(ポスト民芸運動と命名)。
したがってここでの制作は、土は購入品を使用し変えない、ひねりやたたら板法などを使用してろくろは使わない、釉薬に感染松の焼却灰を使用、(もちろん多目的窯を使用)とする。
制作作業は分業にしないこと(各人は全工程が出来ること)で指導する。
月一度の指導には、成形方法、デザインの要領、より良い成形品へなどを予想。
(日本経済新聞9月10日夕刊に記載の記事“発想で動く 里山の間伐資材で作陶指南 近藤高弘さん”を添付pdfに紹介します。)

・当面の運営に関する意見打ち合わせ(杉山)
当面の習作活動に必要な経費を負担しなければならないので、租見積もりを用意する(→追って提示します内田)
窯焚きの分担を考慮してゆく必要がある(3名必要、近隣の反応を考慮した時間帯は?→次回の火入れまでには要領を打ち合わせましょう)
冬季の作業は難しいかもしれないが、見学会なども加えるようにしよう。(→各自、希望先などは考えておきましょう!)
               以上 内田さんの報告より

香川山の様子




玉城山班の午前中の作業は堆積した地掻き土壌をシューターを使って下に降ろす作業を前回に引き続いて行いました。
近くで作業をおこなっている三品達の現場を見に行くと明るくなって、地掻きも広範囲に渡って行われていました。


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 午前中の作業を終えて香川山のベースキャンプに戻って来ると、お昼の食事が準備ができていました。
 午後からは玉城山班は枯れた松の伐採を行っていました。
本日の活報告都合によりここまでとさせていただきます。 文責 三輪
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