加藤農園だより

発芽玄米を主食とする、マクロビオティックと、ナチュラル・ハイジーンな生活の一こまをつづります。

「愛工房」

2010-03-23 15:11:13 | ナチュラルハイジーン
とても分かりにくい写真ですが、我が家のリビングルームの写真です。

それも、これまでのフローリングに、
愛工房さんから仕入れた板を一枚一枚打ちつけているところです。

向こう側が壁で、手前がフローリングの床、真ん中辺りが、板を打ち終えた部分です。
この愛工房さんも、年初めの断熱材のリフォームつながりです。

断熱材の山本氏のご紹介というのもありましたし、
私達が、ナチュハイをやっていなかったら、興味が湧かなかったかもしれません。

ちなみに、愛工房というのは、
材木を乾燥させるための特殊な乾燥機の名称でもあり、
その乾燥機を作られた会社の名前は、「杉工房」アイ・ケイ・ケイ㈱さんです。
℡03-3967-4551

通常、材木というのは、自然乾燥させるか、
機械乾燥させたものを材木として使います。

現在、殆どの機械乾燥は、ものすごい高温で、その上、プレスして乾燥させるそうです。
(社長さん曰く、木が自然には味わうことのない高温)
ところが、この愛工房(乾燥室)は、乾燥のための温度が通常45度です。

つまり、人も入れます。

実は、木材を乾燥させている周りに、人が座れるようになっており、
私達も3回くらい体験をさせてもらいました。
(伊藤さんの御厚意ですから、伊藤さんのご都合で、予約制)

さすがに、45度ありますから、中は熱い!
でも、木の香りがとても良く、気持のいい空間。

持ち込んだペットボトルの水を飲みながら、伊藤社長さんが話して下さる
杉への熱~い思い、林業の明るい未来、医療に頼らない体つくり・・・
に耳を傾けていると、汗がだらだら出てきます。

約1時間後、外へ出ると、あれほど汗が出ていたのに、汗がさっと乾きます。
まったくべたつきません。
疲れがさっと取れました。

色々なご病気の方が、この愛工房体験に通われ、よい成果をあげられているそうです。
信じられないことに、その体験は無料です。

さて、そのようにして低温で乾燥した杉は、
木のミネラルも、命も、そのまま残っています。

愛工房で乾燥させた、柿や、野菜を味見させてもらいました。
どれも美味し♪

まるで、ディハイドレーターです!
つまり、国産の杉材を、大型のディハイドレーターに入れて乾燥させたようなものです。

では、どのような杉材として仕上がるのか、
とにかくぬくもりがあり、そして柔らかい。

社長が、仕事の合間にリビングの床を愛工房の杉材に、きれいに張り替えてくれました。
今のところ、リビングだけですが・・・。

では、廊下や、他のそれまでのフローリングとどう違うか、
明らかに、暖かくて、材木が固くないので、とてもリラックス出来ます。

伊藤さん曰く、杉というのは、体をリラックスさせる働きがあると言われていましたが、
まったくそのとおりです。

板自体は、無垢ですので、通販で無添加の蜜ろうワックスを買い、
社長と二人でせっせと塗りました。

木も食べ物も、高温で乾燥させないと、同じような良さが生まれるんですね。


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