加藤農園だより

発芽玄米を主食とする、マクロビオティックと、ナチュラル・ハイジーンな生活の一こまをつづります。

宿便のこと。

2020-10-22 18:38:01 | い木い季治療院

季節の変わり目は、ただでさへ体調を崩しがちです。

まして、今年は感染症のために多くの方々が体調を崩しておられます。

朝が来ると目が覚め、昼間は元気に働いたり学んだりして活動し、

夜は自然に眠くなるというリズムが調えにくい状況です。

そんな時にお薦めなのが宿便取りです。

ある男性は、自律神経失調症で歩くこともままならない状況になりました。

まだ20代の半ばです。

病院に行って調べてもらっても、「異常なし」。

どこで調べてもらっても同じで、最後に行った大学病院の医師が、

「君みたいな子が多いんだよね」と話し、

付けてくれた病名が自律神経失調症でした。

原因も分からないのに、山盛りの薬が出されたそうです。

たまたま、書店でマクロビオティックの本に出会い、

玄米菜食を始めました。

玄米を茶碗に1膳と、具沢山の味噌汁だけの食事が一日2回。

それを、一口100回噛むようにしました。

1か月後、70キロだった体重が、50キロに。

やがて、宿便が出たそうです。

最初は、真っ黒な石糞。

次はパールのような色。

量も半端ではなかったそうです。

結果、本人の弁によりますと、

頭の中にすーっと冷たい風が吹き抜けるような爽快感があり、

そして、体の痛みから解放されたそうです。

腸と脳がつながっている感覚ですね。

何日も何日も眠れない人が、同じような食事で健康を取り戻したり、

冷汗が出るような痛みから解放されたり~。

人は、生きていくために食べなければいけません。

しかし、この感染症の影響で、多くの人が食べ過ぎています。

そうした中、食べる量を少し減らしたり、

間食を休んだり、一口30回、もしくはそれ以上噛むことで、

体は変化します。

 


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