季節の変化

活動の状況

農業をやめた空き家

2008-05-09 03:40:10 | Weblog
お百姓さんにとって、待ちに待った春の田植えシーズンがやって来て、うれしそうだ。
でも、みんな高齢だ。おじいちゃんおばあちゃんだった、と書いた。

やがて、歳をとって体が利かなくなり、農作業はできなくなる。
それに、跡取りはいなくなって、農家をやめるところもある。
それは、人の気配がしない家、手入がされていない庭でわかる。
前回の「今年の田植えは早い」で書いた、田植えをしている周辺でも、
空き家をみかけた。

母屋は取り壊され? 小屋だけが残っている。
きれいだっただろうは、たんぽぽだらけになっている。
すでに咲き終わって、風が吹けば、種が舞うばかりだ。


道路を隔てた向こうの畑も、荒れている。
左はしは、愛車。チャリだと狭い農道に入っていける。

貯蔵倉庫だろうか?


傷んだ土壁、それを補修したトタン板やボード、
板壁を補修したベニヤ板がみえる。荒れていて、使っている様子はない。
オリジナルのまま保存できたなら、文化的な遺産のような気がする。

立派な家だ。しかし、人が住んでいる気配がしない。


庭が荒れている。農家の庭は、手入が行き届いて、きれいなものだが。
束ねた新聞紙をガラス戸の周りに積んであるのは、人の侵入を防ぐため?
跡取りは都会に出たのだろうか? そして、年老いたじいちゃんや、
ばあちゃんを引き取って、面倒をみている。

やがて、代が替われば、田んぼは埋められ、屋敷は取り壊されて、
アパートメントが建つだろうか?
コメント
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