今朝、資源ゴミを出しに近所を歩いていると、こんな光景に出会いました。
これは、「麹(こうじ)」を作る道具で、ずいぶん古くから使われてるそうです。ここは、「モータース」も経営してるので、息子さんがそちらの商売を始めたのかと思ったら、これをせっせと洗っていたおじいちゃんのお話によると、そのおじいちゃんが始めたそうな。では、麹の製造販売は? と不思議に思っていると、そちらの方が古く、そのおじいちゃんで4代目なんだとか。自動車整備の方は、戦時中、国の統制が厳しくなり、「麹(こうじ)」はお酒の原料にもなるので、あまり作れなくなったから、というのが理由だそうです。
今は、息子さんが自動車の仕事を、老夫婦が、いまだ現役で麹を作っているそうです。
こんな近い所に、知られざる歴史があったとは...。近くにあるものって、意外と知らないことが多いのかもしれないですね。(^^)