







いつ頃からか、アニメをほとんど観なくなった私ですが、(たぶん、チャンネル権を子どもたちに譲ったのと、興味関心的に、「卒業?」してしまったようで...。) でも、最近「ハマッて」いるアニメが一つだけあります。
その作品とは、「銀魂(ぎんたま)」。 まあ、タイトルからして、ちょっと怪しげなんですが、子どもたちが観ているのを、一緒に観たところ、舞台は一応「幕末」で、登場人物も、勤皇の志士たちや、新撰組のメンバーを、一文字違いにした人たちばかり。そして、その内容が、ほとんどオール「ギャグ」というのが、面白いです。
ちょっと前に、シリーズは終了していたはずなのですが、映画がかなり売れたそうで、この度、テレビ放送も復活したみたいですね。
新シリーズが始まった、初回には、主人公の「銀さん」が「記者会見」をするシーンから始まり、例の某政治家の号泣シーンが再現されました。
先日の回では、「奇跡の世代」とか「幻の5マン」とか、ウチの子どもたち(+夫)が喜んで観てるアニメ「黒子のバスケ」のパロディをやってました。しかも、本物の声優も登場してたりして...。
また、ある時には、アニメ界、マンガ雑誌出版ギョーカイの裏事情?をギャグ的に暴露してみたり。
主要の番組は、だいたい録画されてるので、このアニメだけは、私も楽しみに観ております。
ここ最近は、テレビ番組がつまらないなァと思うことが多いのですが、とは言っても、「テレビっ子世代」の身としては、つい「見ること」を止めないわけで...。
その中で、最近ハマっている番組を、いくつかご紹介。
今回のシリーズは、前回の好評による第二段らしいのですが、面白いです。 かつて「悪ガキ」だった三人が、定年退職後の年齢となり、せめて町内限定の「ヒーロー」になれたら、ってことで、夜回りをすることになる。その中で出くわした事件などを、面白可笑しくドラマにしている、という展開。
最近は、病院か警察が舞台だったり、変にシリアス過ぎたり、見ていて疲れるドラマが多いけど、これは、かつての「娯楽時代劇」に近いテイストで、でも、最近の社会風刺もあり、「ライン」の表示みたいな手法も使ってて、「古臭い」感じもせず、グッドな感じです。
「三匹」たちの孫や娘役の、若者たちも、イケメン&爽やかで、ナイス。お勧めです。
現在活躍している、芸能人たちを、一人ひとり採り上げて、その家族の歴史を調べ上げて、レポートする番組。
各人の希望で、「疑問点」を中心に、調べ上げるみたいです。今まで、十数人分のを見ましたが、よこぞ、ここまで調べたと、感心したり、そこから浮かび上がる、御先祖たちの感動秘話など、かなり感動することが多いですね。
歴史上の、あるポイントを絞って、検証していく番組。興味深い内容が多いです。
「歴史秘話」に似てますが、検証していく切り込み方が、更に興味深い方向です。
案内役が、歌舞伎の「片岡愛之助」さんってことも、イイ味出してる感じですね。
「東京の右半分、湯島辺りにある」と云う、バー「ホワイト・レインボー」が舞台の、トーク番組。
ママ役が「宮沢りえ」で、必ずいる常連客が二人。そこに、その日のゲストがやってきて、その後、いろんな人に扮した「タモリ」もやってくる、という設定。
そこでの、「ゆるい会話」が心地いいのと、りえママの着物姿が、いつも素敵なのが評判。
あと、途中に流れる、CMみたいなミニコーナーが、これまた楽しい。「日本の車窓から」という、地下鉄の風景だったり、「ワールド・ショッピング」という、タモリが、わけのわからないモノを紹介していたりするのも、面白い。
これを見ていて、久々に、お腹の皮がよじれるほど笑った気がします。
それにしても、いわゆる「ゴールデン・タイム」に、どの局も、似たような番組ばかり並べてるのは、テレビ業界が不振で、予算が厳しいから、なんでしょうかね?
この春(4~7月)の連続ドラマですが、「大ヒット」というほどの作品はなかったように思われるけど、それなりに「楽しく」観ていた作品の感想を、独断と偏見込みで書いてみます。
☆「花咲 舞が黙ってない!」
あの「半沢直樹」と同じ原作者で、しかも舞台が銀行。でも、「半沢」ほどシリアス過ぎず、「笑い」の場面もけっこうあり、何より「一話完結」なのが良かった。だいたい「敵役」が生瀬さんってのも面白過ぎ。
ヒロインが「杏」ってこともあり、「ごちそうさん」の続き? と思えるくらいに「食べる」シーンがあり、「ごちそうさん」のメンバーも次々と「ゲスト」出演していて、笑えました。
毎回、最後に「花咲 舞」が啖呵を切るシーンがあって、胸がスカッとするのですが、最終回では、「杏」も「上川さん」のシーンも良かった。というか、感動モノでした。このドラマ、やはり「上川さん」の存在がかなり大きいですね。 お父さん役(大杉 連)も良かった。
☆「ボーダー」 (ホントは横文字ですが...。)
主人公の小栗 旬演じる刑事が、頭に弾丸を打ちこまれ、死ぬ一歩手前で助かっている状態になったためか、「死者と話せる」という能力を得て、その情報により「犯人」がわかり、逮捕に向けて動く...という設定の内容です。
毎回、興味深い内容でしたが、私が特に「馬鹿ウケ」したのが、宮藤官九郎が出た回のモノ。 たぶん、あの脚本も彼が書いたのか? 他の回とはテイストが違って、とにかく笑える内容でした。そして、最後はホロりとして...。
本人の死因もかなり笑えるものでした。
☆「ビター・ブラッド」
刑事モノなので、シリアスな話かと思いきや、どちらかいうと「お笑い」系のドラマでした。(次回が最終話) 佐藤タケルくんと渡部さんの「訳あり親子」ぶりが、絶妙で、署のメンバーたちも、ニックネームで呼び合ったり、どこかしらの「パクリ」ネタも多発。
爽やかな恋愛のニュアンスもあったり、ホロリとする展開もあったりで、後味爽やかな作品だと思いました。
それにしても、二人目の相棒「カンベくん」こと「ミッチー」の「魔王」?が怖すぎ。
☆「死神くん」
「死亡リスト」に名前が載った人のところに行き、残された時間を告げ、有意義に過ごしてもらうことが使命の「死神」くん。「嵐」の「大野くん」は、このテのドラマが得意分野?のようで。
「死神」なのに、「寿命」があったり、「査定に響く」ことを心配して、常にハッパをかけてくる上司(口の悪い美人「桐谷美玲」)がいたり、と奇想天外な発想だけど、なかなか面白い作品でした。(今夜が最終話。)
「ごちそうさん」の長男役の菅田くんが、「死神」に敵対する「悪魔」役で出てます。
☆「アリスの棘」
15年前に、病院で不審死をとげた父親の件を調べ上げ、その復讐のために、医者になり、同じ病院に赴任した「アスミ」こと上野樹里。
彼女は、「のだめ」のイメージが強いけど、こういう役もハマりますね。
次々に明らかになる「真実」に、ワクワク感を覚えながら、けっこう楽しみに観てましたが、最後の結末が、どうも「ムリヤリ」帳尻を合わせたような感がありますねェ。
☆「極悪がんぼ」
「明日ママがいない」で注目することになった三浦翔平くんが見たくて、観始まった作品。結局、観続けたけど、う~む、あまりパッとはしなかったかな?
「型にはめちゃる」とかいうセリフがよく出てきたけど、イマイチ意味がわからないし、だいたい「事件屋」ってのが、そもそも何なのかもよくわからない...。
三浦友和氏が「金髪」にまでして頑張ったのに、ちょっとお気の毒な感じですナ。
以前、似たような感じで「ナニワ金融道」って作品があったけど、これはかなり面白かった。金融関連の「注意事項」などもよくわかったし。
☆「弱くても勝てます」 「あまちゃん」の「種市センパイ」が出ていたので、最初は観たけど、途中でかったるくなってきて、中断。
☆「ルーズベルトゲーム」 これも「半沢直樹」と同じ原作者モノで、あの野球選手の工藤の息子が出ていて、彼の爽やかなイケメンぶりが楽しみだったので、最初は観ていたものの、会社の経営統合の話や、野球部廃止の問題など、毎回「シビア」な内容過ぎて、重い気分になるので、やはり、中断。
「ごちそうさん」の「ゲンちゃん」も出ていたので、ちょっと残念。
☆「MOZU」 「八重」の「あんつぁま」こと西島さんが出てるし、「ミタパパ」こと「長谷川さん」も出てるから、観始めたものの、しつこいほど続くアクションシーンと、常に画面が暗過ぎるので、うんざり気分になり、中断。
こんなところですかね。
何かと物議をかもしだしている、このドラマですが、私は、今季、一番いいドラマだと思っております。
第一回は、家族は見てましたが、私は、聞き流していた程度でした。でも、見ていた娘が、「マナちゃんの演技が凄い...。」と言っていて、その後、「停止を求める運動」みたいな騒ぎになったので、話のタネに再放送されたのを見ました。
でも、「どこが問題なの?」という感じで、むしろ、「熱い思いを込めて作っている」ドラマだと感じられました。
たぶん「ポスト」というあだ名が一番のネックだったのでしょうが、それは、演出上、必要だったと、ここまで見てきた展開から、納得できます。
とにかく、子役たちの活躍が凄い。マナちゃんはじめ、「八重の桜」の幼少期の子、「ジョリピ~~!」と叫ぶのがトレードマーク?の子の愛らしさ、元お嬢様でピアノの天才、という設定の子、良き里親の元に行った、初代の「パチ」の可愛らしさ、など、上げればキリがない感じです。
三上博史さん、三浦翔平くん、木村文乃さんなど、大人たちの演技も凄い...。
来週はいよいよ最終回。お気の毒に、CMは「AC」と、自局の番宣しか流れないけれど、できたら、多くの人に見てもらいたい、良質のドラマだと、私はお勧めします。 ⇒「明日、ママがいない」公式サイト
さて、今季のドラマですが、「朝ドラ」と「大河」を除いて、私が「ちゃんと」見ようと決めたのは、三浦春馬くん主演の「僕のいた時間」と、今何かと話題の「明日、ママがいない」ですね。まあ、「相棒」シリーズは、定番のように見てるから、それも除いて、ですが。
向井 理&綾野 剛主演の警察物も、一応見てるんだけど、どうも画面が暗くて、興味が薄れてきてる昨今。
春馬くん主演のは、重病モノの、切ない内容だけど、彼と多部未華子ちゃんのカップルが、なんとも純粋でステキで、ちょっと「冬ソナ」を思い出すような「絵になる」雰囲気がいいです。斎藤 工(たくみ)サマも出ていて(年齢設定がちょっと無理っぽいけど。)それも「買い」ですね。
そして、その「真裏」でやってるのが、話題の「明日、ママがいない」。
第一話をちゃんと見ないうちに、「放送中止要求」とかが出てきたので、その後、ダイジェスト版で見た私ですが、私としては、思ってたより「面白い」と感じた作品でした。
とにかく、真菜ちゃんや、八重の桜の子役のコたち、子役の演技が、とにかく凄い! 題材は「児童養護施設」でのことになってるけど、ドラマでの施設は、あくまで「ドラマの中」の話で、現実には「あり得ない」所。それより、そこで暮らす子どもたちの、「ホンネ」というか、言動は、リアル感を大いに感じます。
三上博史、三浦翔平、木村文乃、など、他の登場人物も、いい味出てるし、ストーリー的にも、今後が気になる作品です。
「内容を変更する」との話も出てますが、公式サイトの掲示板には、変更反対の意見が多数寄せられているようで...。
さて、今日は、その2本と、「相棒」もあるから、3時間分の録画の容量を確保しておかねば。