ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

「いつでも夢を」

2011-08-30 | 日記・エッセイ・コラム

 タイトルは忘れてしまいましたが、以前観た、「イルカ」さん主催のアニメ映画の中に、こんなセリフがあったのを、とても印象深く憶えております。

 「願い事っていうのはね、ずっとずっと願っていると、必ず叶う時がくるからね。大切なのは、その願い事を『決して忘れないこと。』...」

 こんな感じの内容だったと思います。私は、これを聞いて、なるほどなァと思いました。そういえば、ささやかな願い事の場合、ずっと願ってきたことは、それなりに実現してきたことが多いことに気付きます。

 「‘ハレルヤコーラス’を歌ってみたい。」「合唱をやっている以上、いつかは‘第九’を歌ってみたい。」「いつか‘流浪の民’のソロを歌ってみたい。」「音楽を勉強している以上、一度は本場のヨーロッパの地を踏んでみたい。」.....私の場合、アホみたいに音楽&合唱関連の願い事ばかりですが、これらは全て実現しました。

 「第九」に至っては、数え切れないくらい歌ったし、「ヨーロッパ」に住む経験までさせてもらえました。

 「願い事は、本気でずっと願っていれば、いつかは叶う。」.....これは本当のことのようです。

 さて、本題の「夢」の話ですが、前々回の記事のコメントにも書いたと思うけど、ちょうど「いつも見えてる富士山」とか「筑波山」とか、何か「遠くに見える美しいシンボル」のようなものでいいんじゃないでしょうか。それも、自分なりに探して掲げる。そうすると、日々の生活に流されて、すさみがちな気分も、スッと晴れるような気がしてきます。

 こんなことを、ここ数日考えていたら、ふと、こんな歌があったなァ、と行き当たりました。それが「いつでも夢を」。

 ♪ 星より密かに 雨より優しく あの子はいつも歌ってる   声が聞こえる 淋しい胸に 涙に濡れた この胸に   言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を ......   はかない涙を うれしい涙に あの子は変える 歌声で ♪

 (佐伯 孝夫 作詞、 吉田 正 作曲 「いつでも夢を」より )

  ということで、肝心の私の夢の話ですが、ひじょうにささやかなモノで、発表するのもおこがましいのですが、一応書いておきます。それは「家くる?!」って気軽に言える家に、いつでもどこでもしておけるようにすること。

 少なくとも、今の状態だと、構えないと人を呼べない...。「開かずの間」があったり、あちこち閉めないと、人を案内できなかったり...。

 最近は、子どもたちも大きくなって、自分一人で過ごす時間もけっこう取れるようになったわけだから、ズボラな自分自身に鞭打って、きれいな家にできるよう、エネルギーをつぎ込んでいくことにいたします。

 あとは、年齢も年齢だし、やはり「健康管理」を意識しないと、ヤバそうなので、そちらも努力目標ですかね...。

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「夢」の話 (その二)

2011-08-28 | 日記・エッセイ・コラム

 「夢」について、あれこれ考えてみると、「夢」という言葉に、近いものがいくつか思い浮かびました。「あこがれ」「理想」「願い事」「目標」「使命」...。

 そこで、それぞれを、自分なりに解説してみることに。(色付き文字の部分は、辞書からの引用です。)

 「あこがれ」=「夢」になる前の、おぼろげな願望。あこがれること。あこがれているもの。

 「理想」=おぼろげな輪郭。そうありたいと心にえがき求める最善の目的・状態。

 「願い事」=「夢」に向けてのステップ。「夢」よりは「近い」存在だけど、自分の努力だけでは、叶うかどうかわからない部分があるもの。願い望む事がら。神仏に祈願する事がら。

 「目標」=実現すべき、具体的なステップ。自分の努力次第で、叶う可能性が高いもの。めあて。めじるし。

 「使命」=その人が果たすべき役割を、天から与えられたもの、或いは能力。与えられたつとめ。

  ちなみに、「夢」=希望。理想。だそうです。

 ドラマの中では、それぞれ、陽子が「みんなの集まれる場所を作りたい。」、義父が「自分の蕎麦畑を持ちたい。」、義母が「違う所に住んでみたい。」でした。それも、「普通に、みんなが元気で暮らせたら、それでよい。」という気持ちの他に、「あえて言うなら」という条件付きで語った内容でしたが...。

 私は、そのシーンを見て、「なるほどなァ」と、一人大いに納得してしまったのでした。というのも、日常生活は、ともすると「日々のお金のやりくり」やら、「仕送りの心配」やら、ひそかに悪戦苦闘したり、次々におこる心配事などに翻弄されたりして、ついつい「足元」ばかり見る生活になりがちです。でも、そこに、ささやかでも「夢」があれば、光明が点るというか、何かこう、爽やかな希望が持てる生活になれそうな気がしてきます。「上を向いて歩こう」って歌の文句に近いというか...。

 なので、「夢」を探してでも、常に自分の胸に掲げていることは、大切なんじゃないかと...。 

 そこで、今回、また考えて、決めました。 今までの「夢」を軌道修正して、新たなものを。その内容は、ひとまず置いといて(オイ! ) その前に、「PPK」を目指して、健康管理を努力する必要がありそうです。「PPK」とは、最近読んだ「鎌田実」先生の本に載っていたもので「ぴんぴんころり」の略です。平均寿命まで生きられたとしても、寝たきりや障害を持ったりして、周りに迷惑をかけなくて済むよう、「健康寿命」を長くするよう心がけることだそうです。

 そして、実は、個人的にある「願掛け」をしてまして、そのために、ある植物の鉢植えを、大事に育てています。それは、「羽衣ジャスミン」。「羽衣(はごろも)」という名前から、天使が現れて、救ってくれないか? という願いを込めています。内容は、原発事故のために苦しむ、福島の人々や、事故処理に立ち向かっている現場の人々の無事を祈ること。震災後、原発事故の映像を見るたび、胸がワサワサして、なんとも落ちつかなかった時に、ふと目にした「羽衣ジャスミン」の花を見て、少し気持ちが癒されたので、買って育て始めたのでした。来春に再び花が咲く頃には、無事「冷温停止」状態になっていますように...との願いを込めて、せっせと毎日、水やりを続けています。

 さて、肝心の「夢」の内容と、「PPK」の話は、また次回に書くことと致します。

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「夢」の話 (その一)

2011-08-27 | 日記・エッセイ・コラム

 まだ小学校へも上がらない、幼少の頃、よく周りの大人たちから、「大きくなったら、何になりたいの?」という質問を受けました。当時の私は、ろくに考えもせず、というか、瞬間的に「ウケ」を狙ったのか、「ピアニスト!」とか「ピアノの先生!」とか、答えていたように思います。時には「スチュワーデス」(今や死語?)になってみたり..。

 でも、よくよく考えてみれば(当時)、「ピアニスト」がどんな職業なのか? 本当になりたいのか? よくわかっていなかったのが事実でした。

 その後、小学校の高学年になった頃には、「歌手になりたい!」と思うようになっていました。これは、けっこう本気で、中学を卒業したら、東京に修行に出ようか? くらい思っていたものです。今で言う「AKB」みたいな「アイドル」になりたかったわけでもなく、「自分の歌の実力を、試したい」というのが本音だったかな...?

 しかし、その後、現実を見ながら、いろいろ考えるようになります。もし歌手になれたとして、「売れれば」いいけれど、売れなければ、ずっと全国の酒場巡りとかを続けるしかない生活が待っているみたい...。そういうのは、ちょっとヤダな...。

 そうしているうちに、今度は「合唱」と出会うことになります。「合唱の魅力」にとりつかれて、夢中になっているうち、いよいよ進路を決める時期となりました。

 今さら「歌手」とも言えず、悩んでいた時に、偶然テレビに映った「合唱コンクール全国大会優勝校の発表会」の様子を見て、瞳をキラキラさせて歌う子どもたちの姿に、感動し、「これだ!」と思いました。

 「合唱の指導者になりたい!」

 ということで、一番近道の、小中学校の教員を目指すことに。やがて、無事教員になることができ、いざ教壇に立ってみると、音楽の授業はできるものの、合唱の指導ができる状況ではなかった...。何せ、その地域は、「合唱」には縁遠いというか、そういう文化が育っていない地域のようでした。頼みの綱の「校内合唱コンクール」も、数年前に潰れたとか...。

 私なりに、いろいろがんばってみましたが、「コンクールに出て、いい成績を収めて...」なんてのは、程遠い夢のような話でしたね。(自分の指導力のなさも痛感。)

 結局、その学校では、「校内コンクールの復活」を目標にし、5年かかって、ようやく実現しました。その後、定着するまで、更に2年ほど続けたのですが、そのタイミングで結婚することになり、やがて産休&育休を取り、そのまま教員まで辞めてしまうという流れに。

 そういう結果は、自分でも意外でしたが、もともと「何か一つに」没頭してしまうタイプで、両方を器用にこなす自信がなかったのも事実。

 その後の5年間の間に、子どもを3人生み、途中1年半くらいドイツで生活するという、ジェットコースター並みのハードな生活を送ったので、「夢」などの話は、遠くに忘れ去り、「家を建てなくては」とか、現実的な問題に奔走する日々でした。

 さて、「夢」の話はどこ行ったか? というと、実は、「何になりたい?」という質問の他に、子ども心に、「こういう人になりたい」と思っていたこともありました。それは職業ではなく、「子どもたちに、手作りのおやつを出してあげるお母さんになりたい。」ということ。これは職業の話ではないので、誰にも話したことはなかったですね。自分の母は、甘いものが嫌いだったせいか、ホットケーキやゼリーやプリンなど、作ってくれた記憶はなく、作ってくれたのは兄だったり、自分で作っていました。そういうことも原因かもしれませんね。

 ということで、「おぼろげな夢?」の一つであった、「手作りのおやつを出してあげられるお母さん」には、まがりなりにも、この頃、「なれた」ような気がしました。

 っていうか、それまで「趣味で」作っていた「手作りお菓子」は、家族の誰も食べないので、ひたすら自分で食べ、結果「太る」の繰り返しだったので、子どもたちが喜んで食べてくれるのが嬉しかったですね。

 長くなったので、ひとまず、ここまで。 まだ続く...かも? 

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「あなたの夢は何ですか?」

2011-08-26 | 日記・エッセイ・コラム

 NHK朝ドラ「おひさま」の中で、ヒロインの陽子(井上真央)が、家族のみんなに尋ねていました。

 ドラマの中の時代設定では、ようやく太平洋戦争が終わって5~6年が経ち、商売も少しずつ元に戻ってきた時期。

 陽子からの、いきなりの質問に、最初は面食らう家族たちも、「今までは、生きることだけに精一杯だったり、家族みんなで一緒にいられるだけで幸せだと、そう思ってきたけど、そろそろ、『夢』みたいなものを考えてもいいんじゃねえかと思って...。」という陽子の説明に、納得したようでした。

 ここで、自分自身の「夢」について考えたとき、ドラマの中のセリフじゃないけど、「そうさなァ...」といろいろ考えてしまいますね。

 実は、それなりに「夢」があって、これまでいろいろと軌道修正しながらやってきたけれど、今、この年齢になって、また考える方向が変わりつつある現在、少しじっくりと考えてみたくなりました。

 考えがまとまったら、ここに書き出してみようかな...? 

 ところで、皆さんの夢は何ですか? 

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空の模様

2011-08-25 | 日記・エッセイ・コラム

201108241332000 ← 車の窓から見えた「積乱雲」

 ちょっと前まで、凄い雷でした。 (昨日の午後)

201108251557000

↑ 「ガメラ?」を追いかける雲たち。

 今日の夕方頃見えた空。

 う~む、このところ、ゆっくりPCの前に座っている時間が取れない...。

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‘サルスベリ’と‘草芙蓉’

2011-08-22 | 季節便り

201108200858000

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 ただ今、キレイに咲いております。

 どちらも、もっと剪定すればいいんだけどねェ...。

 庭師を頼むために、積み立てをしようかな...。

 しばらく、書いてないと思ったら、あら、もう1週間経ってますねェ。

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料金所で笑われる...

2011-08-14 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は、親戚の「新盆参り」に行ってきました。

 そもそも、その方が亡くなったのが、震災後のバタバタしていた時期で、場所も福島県いわき市だったため、いろいろ考慮して、半月ほど遅らせて葬儀・告別式などを行ったのでした。

 しかし、ウチの夫が、その当時、震災関連の諸事情により、身動きできない状態だったため、香典だけをお願いして、参列できないでしまったのでした。

 ということで、新盆には、そのお詫びも兼ねて、二人揃って行ってこよう、ということになったわけです。

 日ごろ、あまり遠出しない我が家族なので、高速道路を使うことになっても、「被災証明書を持っていこう」と、二人とも気付かず、せっかく貰ってあったのに、そのまま行ってしまいました。っていうか、東北方面の高速は、そのままで「タダ」になるのか? その辺りのことが、よくわかっていないせいもありますが...。

 高速の出口にて、カードを出した時に、「2,300円です。」と言われ、「あっそうか、お金は取られるんだ...。」と思いながら、お金を差し出すと、係員が、声を出して笑っている...。何か?と思ったら、「いや~、一般出口に並んで、お金を払う人は珍しいですよ。」とのこと。

 見れば、以前は、長蛇の列が見られた「ETC出口」には車がなく、「一般出口」が混んでいる。つまり、「被災証明遺書」があれば「無料」なので、皆さん「一般出口」に並ぶわけなんですね。

 帰りは、せっかくだから、一般国道の海岸線を見ながら走ろうか、いうことで、「高萩」で降りたので、料金も、来た時よりは安かったですが、またお金を払ったら、クスクス笑っていたようでした。

 また、高速道路を使う機会があったときは、今度こそ、「被災証明書」を忘れないようにしよう...。 ちなみに、長男のところに行くのに使う「高速」は、「対象外」となってました。

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読書ノート

2011-08-12 | 日記・エッセイ・コラム

201107281557000

 今、売り上げNO.1になっているらしい、サッカー選手「長谷部」が書いた本。

 実は、テレビに映った彼の顔を見て、「一目惚れ?」した私は、彼が「チームキャプテン」だったと知り、益々興味を持ったわけです。

 更に、「長谷部がキャプテンとして、よくチームをまとめてくれた」という、選手たちの声を聞き、どういう人物像なのか、探ってみたいと思っていました。

 そういうタイミングで売り出されたこの本。しかも、印税のほとんどが、大震災の復興支援義捐金として寄付されるとのことなので、「本は借りて読む派」の私も、購入しました。(図書カードを使用しましたが...。)

 読んでみて、うむ、私が感じた印象通り、しっかりした考えを持った、爽やかな好青年、という感じでしょうか。

 「真面目」と言われることが多く、悩んでしまうところなど、私自身にも似てますね。

 その中で、彼は、かなり読書をするようなのですが、忘れっぽいそうで、「読書ノート」作って、書き込んでいるそうです。ちょっとした感想とか、その中で感銘を受けた言葉などを、メモしておくそうな...。

 なるほど、それは良い手かも...。ということで、私もこの点を真似することにしました。 私も、本はけっこう読む方だと思うのですが、何しろ「乱読」で、特に最近は、物忘れも激しく、感動してもすぐに、右から左へと忘れてしまうので、記録することにしました。201108120405000

 ノートを作ってから、書いたのは次の通り。「ブレイブ・ストーリー(上)・(中)・(下)」(宮部みゆき)、「八日目の蝉」(角田 光代)、「心を整える。」(長谷部 誠)、「ダメなときほど運はたまる」(萩本 欽一)。そして、今読んでいるのが、鎌田 実先生の本。我ながら、あい変らず、脈絡のない「乱読」ぶりだと思う...。

 最近、ある有名な女史が、「速読の方法」をテレビでしゃべっていましたが、私としては、「なんだかなァ」と思ってしまいますね。「まず、全体をサッと1回めくってしまい、その著者と何を対話するのか、探ってから一気に読む」らしいのですが、それじゃ、その著者が言いたかったことの本当のこと、をじっくりと理解できないんじゃ? なんて思います。著者がせっかく書いたんだから、なにもそんなに急ぐことなく、じっくりと読むのが、著者に対する礼儀では? と私は思うのであります。

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セミ本番

2011-08-08 | 季節便り

 「今年は、セミの声が少ないね。」

 なんて話が多かった、今年の夏ですが、ここ数日になって、ようやくいつも通りに「盛んに」鳴いている声が、聞こえるようになりました。

 やはり、ウグイスもホトトギスも、鳴き声が聞こえたのが、1ヶ月ほど遅かったので、セミも遅めだったんでしょうかね。 気象庁が「梅雨明け宣言」をしても、セミたちにとっての「梅雨明け」は、まだだった...とか。

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↑ ジャバラ型の門を閉めようとして、見つけた、今年第一号の「ぬけがら」。

 ずいぶん、変わったところで、脱皮したものですね。

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  我が家の、お風呂に続く「脱衣所」の扉に見えた、「セミの影」。鳴いてなかったから、メスだったのかな?→

 ところで、今日は「立秋」。「土用の丑」の二回目の日も涼しかったけど、昨日・今日は、暑さが戻ってきましたね。

 そういえば、コスモスの花が咲いてるのを見ました。夏なのか秋なのか、ごちゃ混ぜのなったような、今年の夏...。

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鉄道模型展 in 水戸京成百貨店

2011-08-06 | 日記・エッセイ・コラム

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 折込チラシにて、「鉄道模型展」をやっている情報を得たので、買い物ついでに、ちょっと覗いてきました。

 私は、特に「鉄道ファン」というほどではないのですが、「ジオラマ」には、けっこう興味がある方です。それというのも、ドイツ滞在中、この「鉄道模型」が、おもちゃコーナーなどに、必ずというほど置かれていて、不思議に思っていました。

 その後、あれは確か、旅先のデンマーク・コペンハーゲン駅だったと思うけど、この「ジオラマ」が展示されているコーナーがありました。それこそ、山や野原、鉄橋や放牧されている牛や羊、そのミニチュアに再現された風景の中を、のどかな列車が走る...。そのみごとさに、魅了されてしまいました。

 あのおもちゃ(鉄道模型)は、こういう風に作って楽しむものなんだ...。 そこで初めて、納得したのでした。

 というわけで、自分で作ることはないのですが、ジオラマを見るのが事のほか好きで、展示コーナーがあったりすると、よくチェックしてしまう私です。

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 私が、携帯で写真を撮ろうとしていると、すかさず近づいてきて、いろいろアドバイスをしてくださるオジサマがいました。

 アングルが悪いかな~? と思っていると、「中へどうぞ!」と、囲いの中へ入れてもくれ、色々と、説明もしてくれる...。聞けば、なんと、その方が、このジオラマの製作者で、鉄道模型のお店のオーナーでもあられる方なのでした。

 上の写真は、右から「大洗磯前神社」と、その付近の「平太郎浜」辺りをイメージして作られたそうな...。「平太郎浜」は、実際に取材までしたそうです。テトラポット近くにある大きな建物が、「大洗ホテル」だそうです。

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↑ こちらが、那珂湊漁港。

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 「偕楽園」と、それに続く「千波湖~桜川」辺りをイメージして作られたコーナー。

 スワンボートも、紙粘土で作ったそうです。

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↑ こちらは、旧水戸駅の駅舎。私は、この頃の、「ひなびた感じ」の水戸駅が好きだったな...。駅舎2階にあった、「観光デパート」の看板も、見えます。

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 「夜景の街」と、「ジブリの街?」。「夜景」には、「東京スカイツリー」と「富士山」も登場している。

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 ↑ ジオラマを一周し終わったところ。完成度が高いので、かなり見ごたえがありました。「大洗」の風景も盛り込まれているので、町民としては、ちょっと嬉しくなりました。

 オーナーの方は、実は元教員だったそうで、定年より10年ほど早く退職されて、自宅の蔵を改造して、「電車くん」という「鉄道模型の専門店」を日立市にて開いているそうです。私も、そのうち、行ってみようかな...? 

 それにしても、「鉄道ファン」の方は、皆さん「熱い」ですね...。

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