ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

博物館でのコンサート

2022-09-29 | 音楽話
 先日は、大洗町内にある「幕末と明治の博物館」という、歴史系の施設内にて行われた、コンサートに行ってきました。(^.^)

 このコロナ騒ぎになってから、まともにコンサートに行くことも無かったので、久々に味わった「素敵な音」に、いや〜「身も心も」癒された感じでしたね。(*´∀`)♪

 「コンサート」と言っても、その会場に「ステージ」があるわけでもなく、言わば「ロビー」のような場所に、10cmくらい高くなった「台」のような物を置き、その上で演奏してくれるので、「サロン・コンサート」のようなイメージです。^_^

 アンデス出身の「たて笛」のような楽器「ケーナ」と、スペイン出身の「ギター」、そして中国出身の弦楽器「二胡」、この三つの楽器のコラボでした。^_^
 「ケーナ」奏者の渡辺大輔さん曰く、この「組み合わせ」も「演奏曲目」も、主催者側の博物館からの「無茶振り」に近い「希望」だそうで…。(๑˃̵ᴗ˂̵) でも、これらの楽器のミックス演奏は、とても素敵でした。(*´∀`)♪
 大きなステージではなく、「身近な空間」にて「至近距離で聴ける」のは、とても贅沢だと思いました。

 今回演奏された3名のうち、ケーナ奏者と、ギタリストの方は、どちらも「茨城県出身で、茨城県内在住」。二胡奏者の女性は、「山口県」のご出身で、現在は「長野県」在住だそうです。






 演奏曲目の中に、地元「大洗」の民謡「磯節」があり、「今回、リクエストをいただいたので、実は、初めて勉強させていただきました。」とのことで、少々「苦労?」されたようですが、なかなか良かったです。(^-^)

 あと、ギタリストの稗田隼人さんは、実は「楽器収集」の趣味もあるそうで、今回は、沖縄の楽器「三線(さんしん)」も持参されてました。
 何に使うのかな? と思っていると、なんと「男はつらいよ」の中で、「旅する寅次郎」とのテーマで、あのメロディを、様々にアレンジ。「沖縄」と「アンデス」を旅する…ということで、「沖縄風」と「アンデス風」にアレンジして聴かせてくれました。(^^;
 さすがに、ギタリストだけに「三線」も上手で、ノリノリで弾いてらっしゃいましたね。

 このギタリストの方、ご自分の経歴についても触れてましたが、師匠は「荘村清志」氏だそうで、その「荘村清志」氏は、若い頃「ナルシソ・イエペス」の家に住み込んで、修行された経験があるそうです。(°_°)
 この稗田氏自身も、スペインに留学されていたそうで、なるほど、聴き慣れた「禁じられた遊び(愛のロマンス)」にしても、「音が違う」はずです。
 響きの「深さ」に、痺れる思いがしました。


 演奏会終了後は、CDを買えば、「サインしてもらえる」とのことで、渡辺大輔さんのCDを購入。(^^) 早速、サインをいただきました。
 その際、感想を述べさせていただきましたが、渡辺大輔さんは、とても「気さくな」方のようで、ニコニコして、お話に付き合ってくれました。
 本当は、稗田隼人さんのも欲しかったけど、両方買うのは、お財布事情的に「辛いモノ」もあり…。^^;




 今回の3人のコラボですが、「無茶振り」と言いながらも、実は、この3名に、ハープに似た「アルバ」という楽器を弾く、女性奏者も含めた「4人組」で、YouTubeで演奏を発表しているそうです。(・_・;
 「渡辺大輔」「今井美樹」の名前で検索すると、出てくるそうで、私もやってみたら、簡単にたどり着いたので、早速「コンドルは飛んで行く」を聴いてみました。(^。^)
 皆さまも、よかったら、ぜひ。

 それにしても、やはり「音楽」は良いですネ。(^_^*)
 ここでのコンサート、実は、私が行ったのは「2回目」でしたが、(同じく、渡辺大輔さん、を含むメンバー。)、前回は、会場に「ぎゅうぎゅう詰め」の状態で、今回のように「ゆったりした気分」では聴けませんでした。♪( ´θ`)
 今回は、「コロナ」対策もあり、人数制限を設けて「50名」ずつの2回公演の形にしてくれたので、本当に「ゆったりとした気分」で聴くことが出来ました。^_−☆



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「ザ・マスクド・シンガー」が面白い!

2022-09-23 | 音楽話
(写真は、記事の内容に関係なく、ウチの庭にて咲き誇っている「彼岸花」の様子。)

 ある日、娘からの情報で、「アマゾン・プライム」に入っていれば見られる番組があり、それを観たい…とのことで、1人で、自分のパソコンから、ヘッドホンを付けて、見始まりました。
 それが「ザ・マスクド・シンガー」という番組。
 楽しそうに観ていた娘の説明によると、出演者たちが、変装をして歌を歌い、それが「誰なのか?」を当てる番組だそうな。(・・;)

 そんな話を聞いていた私としては、「どんな番組か?」想像もつかず、「スルー」してました。でも、仕事絡みで、常日頃パソコンの前にいる夫は、その話を聞いてから、「観てみた」そうで、その後すっかり「ハマって」しまった様子で、結局、今年開かれた「第二シリーズ」も、昨年の「第一シリーズ」も、全部観てしまったようでした。(・・;)
 しかも、そのことを「話したくて、たまらない」様子で、何かにつけて「話題を振ってくる」感じ…。




 そこで、私も、少し興味を持ち、娘が「休み」で、家にいる時に、娘のパソコンから、一緒に見せてもらいました。(^.^)
 確かに、今までには無いタイプの歌番組で、「これは誰なのか?」推理したり、なんだかんだ話しながら「聴く」のは、とても楽しいひと時となりました。

 我々が観たのは、「第二シリーズ」で、1回の放送は、「1時間」くらい。まず「6人(Aチーム)」が登場して、歌い、その際、「喋る」時は、ボイスチェンジャーを使用していて、歌う時は、そのままの声でした。その中から、パネリストや観客たちの投票により、得票数が1番少なかった人、1名の正体が明かされる…という仕組みです。(^-^)
 次の回では、また別の6人(Bチーム)が歌い、同じ形式で、1人の正体が明かされ、更に「次の回」では「Aチームの5人」、「Bチームの5人」という風に、減っていきます。その後、両チームが合わさって「6人」となり、最後の頃は「2名ずつ」明かされ、最後に、「ファイナリスト」を含めた3名の正体がわかる…という流れです。

 ファイナリストには「ゴールデン・マスク」なるモノが授与されるそうな。(^。^)

 そこで、そこに登場してくる人たちが、「歌手」とは限らず、モデルだったり、スポーツ選手だったり、ダンサー、俳優、…等、色んなジャンルからの参加なので、結果を見て、驚くやら、感心するやら…。(°_°)
 まあ、中には、途中から「正体バレバレ」の方もいましたが…。(^^;
 特に、今回観た「第二シリーズ」の、ファイナリスト3人は、歌が「凄く」上手くて、正体がわかってからも「こんなに、上手い人だったとは…!」と、この私が、興奮気味に驚きました。(*´∀`)♪

 昨年の分の「第一シリーズ」も、今でも観られるそうなので、それも観てみようかと、娘と話しております。

 大泉洋さんの司会で、パネリストには、「パヒューム」とか、ギタリストの「MIYABIさん」とか、出ていて、その方々のやりとりも、観ていて楽しいです。

 「アマゾン・プライム」に入っていればいつでも観られるようなので、これは「お勧め」ですヨ。^_−☆



(この写真も、記事には関係無く、「ムクゲ」の花の中で「花粉まみれ?」になってうごめいている昆虫🪲さん?の様子。^^;)

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手芸店にて、「悪い誘惑」?

2022-09-21 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、「編み棒」を買おうと、行きつけの手芸店に行きました。(^.^)
 実は、またまた生協から、ある「キット」を買って、それに使う「かぎ針」が見つからず、「買ってしまおう」と、行った次第です。(^^;

 その「キット」は単発モノですが、「頒布会」コーナーにあった「シリーズモノ」にも、ちょっと「心惹かれる」モノがあったのですが、さすがにそれは我慢しました。(^-^) まだ、作っていないキットがあるので…。

 今回買ったのは、「編み物」で作る「エコバッグ」のキット。出来上がりの写真がステキだったのと、単純に「作ってみたい!」と思ったから。(^。^)
 「エコバッグ」としてだけではなく、「部屋の飾り物」などにも使えそうな感じです。これについては、完成したら、写真をアップしたいと思います。

 さて、その手芸店ですが、探していた「号数」の「かぎ針」は、すぐに見つかり、しかも「使い易い形」になっていたので、「良いモノが買えた!」と、満足しております。(^-^)


 問題は、店内に入って、歩いている道すがら、私を「惹きつける」モノがあったことです。

 まずは「ハギレ」コーナー。(^ ^) 手芸店だけに、普通の「布地売り場」よりも、「可愛らしい」布地が並んでいる。
 その中に、「赤いギンガムチェック」のモノが。(*´∀`*)


 思うに、私としては「小花柄」の他にも「ギンガムチェック柄」が好きなことも、自覚しました。

 でも、特に「使うアテ」も無い…。そう思って、通り過ぎると、今度はなんと、私の好きな「小花柄」の布地が、揃って並んでいるコーナーが…。(°_°)
 よく見ると「リバティアートシリーズ」と書いてある。「リバティアート」と言えば、私が長年、手帳の表紙に選んでいるシリーズの絵柄です。


 しかもそこには、それを使ったグッズやキットまで並んでいる。
 魅力的な柄の布地の数々…。(о´∀`о) でも、それこそ「使うアテ」は無い。

 しばらく考えた後に、最初に目に付いた「赤いギンガムチェック」の布地だけ買って、帰ることにしました。(^^;

 まあ、迷ったり、悩んだり、もしたけど、やはり手芸店には、癒されるモノがありますね。「好きなこと」に囲まれるのは、良いものです。^_−☆
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驚き!「砂糖の威力」

2022-09-13 | 日記・エッセイ・コラム
 (写真は、なかなか見つからず、娘が自転車で、あちこち探し回って、ようやく見つけて、取ってきてくれた「ススキ🎑」。)

 先週の土曜日は「中秋の名月🌕」だったので、我が家では恒例の「団子作り」をしました。(^.^)
 その「団子作り」は、元々、子どもたちが通った幼稚園の行事で、作っていたやり方で、その頃から、毎年作っているので、家族の皆さん、この季節になると「食べたくなる」みたいです。

 これまでは、「あやめ団子のミツ」と「こし餡」を用意してました。(^^) その「こし餡」は、町内に、古くからの「製餡店」があるので、そこから買ってきて、「簡単に」作ってました。
 そこの「こし餡」(生あん)は、とても美味しくて、満足していたのですが、去年、ふとした思いつきで、「小豆(あずき)🫘」を煮て、「粒あん」を作ってみたところ、やはり断然「美味しい」ので、すっかり「ハマって」しまった…という状況です。(^^;

 以後、「十三夜」の時も作ったし、雛祭りの頃、「桜餅」を作った際にも、「粒あん」を作りました。

 作り方は、以前、町内で長年営業していた「甘太郎」(「大判焼き」「今川焼き」「回転焼き」とも呼ばれる、例の「丸い」焼き菓子のこと。)のオジサマから、伝授してもらったモノです。(^。^)

 ⚪︎小豆は、なるべく「新しいモノ」を買う。「出来秋」のを買うと良い。
 ⚪︎水から入れて、沸騰させたら、「アク抜き」のために、そのお湯を捨てる。「アク抜き」は、2回〜3回やるとよい。
 ⚪︎その後は、また火にかけて、沸騰したら弱火にして、しっかり煮る。
 ⚪︎「豆が、割れてきたら」砂糖を入れる。砂糖の量は、「小豆:5合」に対して「1kg」。必ず「白砂糖」を使うこと。
 入れる際は、3回くらいに分けて、少しずつ入れること。(砂糖を入れる前に、煮汁を捨てること。思い切って「絞って」しまってOK、とのこと。)
 ⚪︎仕上げに「塩」を入れる。その量ならば、「小さじに半分くらい」入れてよい。

 と、こんな感じでした。(^-^)

 教えてもらった当初は、何度か作ってみましたが、その後、しばらく作らず、久々に作ってみたわけです。

 その「砂糖の入れ方」については、似たような話を、以前やってた、NHKの子ども向け料理番組でも、言っていた記憶があります。
 その理由は「お豆が、ビックリしてしまうから」。(๑˃̵ᴗ˂̵)
 似たような話を、「金時豆」を煮るのが上手だった、母からも聞いたような記憶があります。
 なんでも「砂糖には、豆の’皮’?を、固くしてしまう性質がある…とか?

 実は、今回、その事を痛切に感じる羽目になりました。(*_*)

 小豆を研いで、水を入れて火にかけ、沸騰したので「アク抜き」をし、2回終わって、また火にかけて…今考えると、なぜ? と思うのですが、考え事をしていたのか? 自分でもよくわからないのですが、この段階で、砂糖を入れてしまったのです。(・・;)
 少し食べてみると、まだ、豆は「ガリガリ」の状態。そこで、気が付き、その後は、しばらくコトコトと似ました。
 そして、「豆が割れてきた」ので、残りの砂糖を入れて、仕上げに、「塩」を入れて、完成! と思ったものの…。
 食べてみると、あきらかに「ガリガリ」の状態の豆が、多く存在している感じ。

 やはり、「固いうちに、砂糖を入れてしまう」と、それ以上は「柔らかくならない」のだろうか?

 色々考えたけど、その「固さ」は、食べ続けると「お腹を壊すレベル」と思えたので、もったいなかったけど、泣く泣く捨てて、リベンジを果たしました。

 小豆と砂糖を買い直し…。

 今度は、美味しく煮えました。


 砂糖を入れる前に、「煮汁」を「絞るように」捨てたつもりでも、砂糖を入れると、かなり水分が出てくるから、これも不思議です。(・・;)
 母がよく「砂糖から、水が出るからね。」と話してましたが、まさに「その通り」のようで。

 まとめてみると、
 ⚪︎砂糖は、豆の「皮」を固くする働きがある。
 ⚪︎砂糖からは、「水分」が出る。

 と、こういうことでしょうか。

 かなり「勉強になった」? 出来事でした。^_−☆
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「イムジン河」の話

2022-09-10 | 音楽話
 先日、「うたごえ広場」のあるお仲間さんから「イムジン河」のリクエストをいただきました。
 私のやっている「うたごえ広場」の場合、リクエストをいただいても、「その場」で反応するわけではなく、「季節感」や「タイミング」を見て、近いうちに「選曲する」形を取ってます。(^.^)
 更に、私が「よく知らない曲」の場合は、できる限り「調べる」ことにしております。
 その点、最近は「インターネット」があるので、「調べ学習」には、とても便利な世の中になりましたね。(^^;
 あと、私の持っている「楽譜集」も、かなり「使える」状況ですが、それでも「無い」場合は、「1曲から」でも、楽譜がネットで買えるので、これまた便利です。

 「イムジン河」を歌っていたのは、「ザ・フォーク・クルセダーズ」。通称「フォークル」とも呼ばれていたみたい。
 この名前のグループだと、私が憶えているのは、なんと言っても「帰ってきたヨッパライ」を歌っていた人たち…ということ。
 数年前に、メンバーだった「はしだのりひこ」氏が他界された時には、代表作品として、この「帰ってきたヨッパライ」の他に「悲しくてやりきれない」という曲も紹介されて、私としては、あまりの「作風の違い」に、驚いたものです。(・・;)
 今回、その辺りのことを調べてみると、まあ「色々あった」ようですね。(^^;

 そもそも、このグループは、京都在住の大学生だった「加藤和彦」氏が、ある雑誌の「募集コーナー」にて、「一緒に音楽活動をしよう!」と呼びかけ、そこに集ってきた、医学生だった「北山修」氏、他2、3名の高校生や浪人生たちの集まりで、バンド活動のライブとかをしていて、その後、解散を期に、インディーズのアルバムを作ったそうな。
 その中に「帰ってきたヨッパライ」や「イムジン河」が入っていて、グループ活動は、それで終わるはずだった…。
 でも、ラジオなどで「帰ってきたヨッパライ」を流したところ、物凄い評判となり、レコードを発売することになり、結果、大ヒットとなったようです。
 そのため、1年間限定で、バンド活動を続けることにして、2曲めに発売するのは「イムジン河」に決まっていたそうです。(この時に「はしだのりひこ」氏がメンバーに加わったそうで、「帰ってきたヨッパライ」の特殊録音の際には、はしだ氏は参加されてないそうです。でも、その後のコンサートなどでは、はしだ氏が「生で」歌っていたそうな。)

 「2曲め」のレコードをプレスして、いざ発売という段階になって、色々あって「発売中止」に。(*_*) これは有名な話ですね。

 なぜ、そういう結果になってしまったのか? この点について、先日ラジオ番組に出演していた「北山修」氏が、語ってました。
 そもそも、この曲は、詞の日本語訳をした「松山猛」氏が、中学生の頃に知った曲だそうで、偶然聴いた、この曲のメロディに惚れ込んで、吹奏楽部でトランペットを吹いていたので、その曲を河原で練習していたところ、そこで知り合った、朝鮮学校に通う友人から、楽譜と「1番の日本語歌詞」と、原語の歌詞をもらった…そうで、その時の記憶を元に、やがて大人になって、作詞活動をするようになり、その中で知り合った「加藤和彦」氏に、その曲を紹介し…という流れで、「フォークル」が演奏するようになったのだそうです。(^.^)

 その「曲との出会い」のエピソードは、松山氏著の「少年Mのイムジン河」という本に、書かれているそうです。(^-^)
 実は、けっこう評判になった映画「パッチギ」の内容は、この本が「元」になっているそうです。


 そういう流れで「知った」曲で、加藤和彦氏が、作曲の補作をして、なんとなく、バンド活動のライブ演奏などで歌っていたので、フォークルのメンバーたちは、その曲はてっきり「朝鮮民謡」だと思っていたそうです。
 それで、あまり深く考えもせず、レコードプレスをしてしまってから、実は、その曲には「作詞・作曲者」がいて、しかも「北朝鮮に在住」との事実を知ったそうです。
 そうなると、レコード発売となれば、「作詞・作曲者名」を明記する必要があり、国交の無い「北朝鮮」では、交渉するのも困難だし、色々と政治的な問題が絡んでくる…。
 あと、「2番以降の歌詞の日本語訳」が、原詞に忠実ではない」とのクレームもあったそうで、その辺りの事情から、レコード会社の方が「発売中止」を判断した…という状況だったようです。

 でも、レコードは発売中止となっても、既にあちこちで演奏してるし、歌本には、コードも明記されてるから、「歌える」人は多く、美しいメロディから、ファンも多くて、その後、多くのアーティストたちが、カバーしたりしているそうで、曲自体は、人々の耳に残っていった…という「不思議な存在?」の曲になっていったようです。(^_^*)

 そもそも「イムジン河」とは、朝鮮半島の、ちょうど「北」と「南」の境目を通っている川だそうで、現地の言葉では「臨津江」と書き、「北」では「リムジンガン」、「南」では「イムジンガン」と読まれるそうです。




 先日のラジオ番組の中で、北山修氏が話していたのは「誰が祖国を 二つに分けてしまったの?」という歌詞が、強く印象に残って、この曲に惹かれた…ようなことでした。

 その後、次のレコードとして発売したのが、「悲しくてやりきれない」で、この曲は、急きょ、加藤和彦氏がホテル?の一室に缶詰めになって曲を作り、それを持って、レコード会社の人に「サトウハチロー」氏の所に連れて行かれ、「サトウハチロー氏」に状況を説明して、それに合う「詞」をつけてもらって誕生したそうです。(・・;)
 その時の様子を、加藤和彦氏は「これが、プロの仕事か!」と感心した…と、後に語っていたそうな。

 私が聞いたラジオ番組「上柳昌彦のあさぼらけ」では、その後、この「イムジン河」の歌が流れましたが、なんと、この度、これを録音し直したそうです。
 それも、坂崎幸之助、イルカ、森山良子、清水ミチコ、南こうせつ、クミコ、等、錚々たるメンバーにて。そのラジオパーソナリティの「上柳」氏も参加されてるそうです。
 それは、今度行われる「あの素晴らしい’歌’をもう一度」というコンサートでも披露されるそうで、最近の、「ロシアによるウクライナ侵攻」とかの情勢から、「平和を願って」、「We are the World」のような曲作りのつもりで、歌った…との話でした。




 ♪ イムジン河〜 水清く〜 とうとうと流る〜…♪

 この曲の、今後の展開が、楽しみであります。^_−☆

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