末っ子君が、苦心しながら、ケイタイのカメラで撮っていたようです。
やっと、稲妻の瞬間を、捉えられたらしい...。
♪ あなたは! 稲妻の~ように~... ♪ (by ‘アリス’ 「冬の稲妻」より) なんて、?気に歌ってるような気分じゃなかったですね。いや~、凄かった...。
日曜日の夜も、凄い雷で、合唱の練習に行こうとすると、あり得ないくらいの、まるでフラッシュのような光り方なので、あまりの怖さに、しばらく様子を見ているうち、練習時間が終わってしまった...。家族も、「今日は、来る人も少ないんじゃない?」と言うので、私もそう思っていると、翌日聞いたところ、皆さんけっこう出てきていたとのこと...。ってことは、雷が怖くて行けなかった「根性なし」は、私くらいかも...? さすがに「大洗の女性群」は、皆さんたくましいようで...。
私は、全般的に「スポーツ観戦」に、あまり興味を示さない方なんですが、それでも、好んで観るスポーツが少しはあります。スキーのジャンプ、フィギアスケート、新体操、体操.....(どうも、見て「華やか」なものばかりみたい...。)等など。
そして、高校野球も、その中に含まれますね。きっかけは、就職して2年目に、「取手二高」が、茨城県勢としては初の「全国制覇」をしましたが、その模様を、職場のテレビで観戦し(「夏休み期間」は、自由でした。)、体育専門の先生が、色々と細かい点を解説してくれたお陰で、興味が高まったからでしょうか。
普段、プロ野球は観ない私でも、「高校野球」となると、若者たちが必死に頑張る姿に惹かれて、ラジオの実況を聞いたり、テレビ観戦もします。
でも、自分の高校時代は、女子高だったため、「高校野球」とは、縁遠い感じでした。娘も「女子高」に行ったため、同じく「別世界」な感じでしたが、息子たちはそれぞれ、全校を挙げて応援に行くため、改めて「高校野球って、こんな身近なものだったんだ」と、最近になって思うようになりました。
さて、茨城県大会も、いよいよベスト8が出揃い、準々決勝まで来ました。末っ子の通う学校は、残念ながら「三回戦」で負けちゃいましたが、ベスト8に残った学校名を見てみると、甲子園の経験があるとこ、全くのノーシードから勝ち上がってきたとこ...と、実に様々ですが、更に楽しみですね。
果たして、甲子園への切符を手にするのはどこか...? 今回は、水戸勢が三校残っているので、ぜひ頑張って欲しいです。
前回の記事の問題ですが、コメントにて子猫さんが答えてくれた通り、「グッドラック」という本が正解でした。
私は、この本について、ネット上で知り、早速購入して読みました。読めば必ず、誰かに紹介したくなるような内容だし、文字の量も少なく、すぐに読めてしまうので、読書が好きではない我が娘&息子たちにも勧めました。(読書の宿題をこなすのには、楽に読めるので、ちょうど良いらしい...。)
あまり書いてしまうと、これから読む人たちの楽しみを奪うので、控えますが、さわりだけ。
幼なじみのマックスとジムが、セントラルパークのベンチにて、54年ぶりに再会する。その時の二人の様子は、対照的だった。マックスは事業に成功し、カジュアルながらも、どこか上品な身なりをして、のどかに午後の公園を味わっている...という感じ。対して、ジムは、仕事も財産も、全て失い、変わり果てた姿だった。
この二人の立場は、10歳で別れる前までは、立場が全く逆だった。貧乏だったマックスは、学校へも行けず、すぐに働いたという。その後、事業を起こし、それが順調に育って、安定した生活することができた。ジムの方は、祖父の遺産や、残された大きな工場の後を継ぎ、始めは順調だったが、やがて流行に負けて、ダメになってしまったという。
「僕も、君みたいに、運さえあったらなァ...。」
こう呟いたジムの言葉を聞いて、マックスは、「運と幸運の違い」について教えてくれた自分の祖父の話をする。自分の祖父は、遺産なんて何も残してくれなかったけれど、その話を聞かせてくれたからこそ、その後、事業を起こしたり、それを拡大してこれたのだと思う、と話す。
マックス:「話をさせてくれないか?」 ジム:「よし、聞いてみよう。」
こうして、マックスの語る「運命をわけたクローバーの物語」が始まるのである。
その物語に登場してくるのが、魔術師マーリン、黒いマントの騎士・ノット、白いマントの騎士・シド、大地の王子・ノーム、湖の女王、木々の女王・セコイア、全ての石の母・ストン、悪名高き魔女・モルガナ.....etc.
この本のステキな所は、この「お話」が終わった後の、マックスとジムのその後にあると、私は思います。とかく、こういう教訓めいたお話の後は、白黒つけたり、勧善懲悪だったりしがちですが、この本の場合、希望に満ちたような終わり方をしている。
実は、ジムがマックスと再会したのは、「偶然」ではなかったこと。マックスが立ち去った後、彼の真似をして、靴と靴下を脱ぎ、素足を草の上に投げ出してみる。すると、足に何かが触れた。見てみると、それは...。
後は、読んでのお楽しみですね。
マックスも、決して押し付けがましく話したのではなく、話したことを、後悔しそうな気になったりする。しかし、ジムは、結果的に、元気を取り戻す。
こういう微妙な、心のふれあいを表現するには、はやりアニメや演劇にしない方が良いのでしょうかね...? より多くの人に、知って欲しい気もしますが...。
次の登場人物が出てくる物語は、何でしょう?
マックス、ジム、魔術師マーリン、黒いマントの騎士・ノット、白いマントの騎士・シド、大地の王子・ノーム、湖の女王、木々の女王・セコイア、全ての石の母・ストン、魔女・モルガナ...。
以前、ある方から紹介されたこの本を、最近「音読&読み聞かせ」のために読み直したところ、更にいろいろ発見があり、なかなか深いんですねェ。 誰か、演劇なり、アニメなどで、表現してくれないかな? なんて思ったもので...。
答えは、後ほど。