ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

天満敦子さん

2007-10-02 | 音楽話

 エントリー600を超えたので、また音楽話などを。私と音楽との出会いについては、だいたい書きつくした感じなので、別の話題を。

 生協のカタログで偶然見つけた、バイオリニスト:天満敦子さんのCDを、入っている曲に惹かれて、買ってみたのが始まりです。弦楽器には疎い方なので、その時まで、彼女の存在すら知らなかった私でしたが、その音を聴いて、完全に惚れこみました。上手いとか、凄いとか、そういうことを超越しまってるような、心に沁みる音というのか、とにかく「いい音」ですね。これは、日ごろ音楽にあまり縁のない人が聴いても、そう感じるのでは?と思います。

 私は、そのCDの説明書を読んで、初めて知った話ですが、彼女には、あるエピソードがあって、それも彼女の人気を高めている要因なんだとか。

 数年前、朝日新聞で1年くらい連載された小説「百年の予言」(著:高樹のぶ子 / 芥川賞作家)に登場する、情熱の女主人公「相馬充子(みつこ)」のモデルが、彼女なんだそうです。そして、小説の中で流れる憂愁の旋律「バラーダ」というのが、このアルバムにも入っている「望郷のバラード」(作曲:ポルムベスク / ルーマニア人)。

 この辺りのエピソードについては、「わが心の旅・漂流のバラーダ」というドキュメンタリー番組として、NHKで何度も放送されたそうですね。(知らなかった~!) ドキュメンタリードラマ「望郷」(NHKスペシャル)ってのもあったそうです。更に「わが心の歌 望郷のバラード」という、彼女の自伝的エッセイも出版されているそうな...。こっちだけでも、探して読んでみようか...。

 とにかく、素晴らしい音。秋にふさわしい音だと思われます。まだ、聴いたことがない方、お勧めですよ。(^^)v 

 (最近、「美酒 爛漫」のテレビCMの中で「魅惑のワルツ」が流れますが、それを演奏してるのが、天満さんです。)

コメント
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