ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

「ウツギ」の話

2022-05-26 | 日記・エッセイ・コラム
 私の主催する、町の公民館講座「うたごえ広場」にて、毎年「6月の定番メニュー」として選曲している「夏は来ぬ」という曲。
 「来ぬ」…とは、もちろん「古語」で、現代語で言えば「来た』という意味。(^.^)
 その曲の、冒頭の歌詞は「♪卯の花の匂う垣根に〜 ホトトギス早も来 鳴きて〜… ♪」とあり、「卯の花」が決め手となっている歌です。

 この中で、歌詞の冒頭に出てくる「卯の花」ですが、これに関して、私は「大きな勘違い」を長年していたことに、つい最近気付きました。(・・;)

 「卯の花』について、調べてみた時に「ウツギの花」と出てきました。そのことに関しては、全くもって「正解」なのですが、その「ウツギ」自体に、大きな勘違いをしていたようです。
 と言うのも、私の記憶の中にある、美しい畑の風景、そのイメージに残るのは、畑の「境目」を示すために、植えてある木、この木のことを、私の周りの人たちは「ウツギ」と呼んでました。

 でも、調べてみると、その「境目を示すために植えてある木」のことは、正しくは「境木」と呼ぶそうで、その「境木」として使われる木の種類に「ウツギ」が多かった…とのことでした。(^^;
 そして、今回「間違いに気付くきっかけとなった木」ですが、ウチの方では、「境木」として、よく使われるから、私としては、この木が「ウツギ」という名前なんだろうと、信じていました。
 その木がコチラ。


 なぜだか、ウチの庭に昔からあって、畑の境木に使われているのと同じなので、ずっと「ウツギ」という木だと思ってました。
 隣り町の某所にて、同じ木の「形の良いモノ」があったので、写真を写してみました。それがコチラ。


 毎年、今頃になると「白い花」が咲き出すので、私としては、これが「卯の花」だと思い込んでました。(๑˃̵ᴗ˂̵) でも、確かに「匂い」はしない…。

 今年もまた、最近「咲き出した」ので、FBにて「夏は来ぬ」の歌にひっくるめて、記事を書いたところ、園芸の専門家の方より、「これはハクチョウゲです。』との指摘を受けました。(*_*)

 「ハクチョウゲ」? 私としては、初めて聞いた名前でしたが、調べてみると、確かに、私が載せた写真の植物は「ハクチョウゲ」という名前でした。(°_°)


 では、「ウツギ」って植物は、どれなのか? 調べてみると、色々と資料が出てきます。




 これが「本物」の「ウツギ」か…、(・_・; 私はまだ「見たことない」かも。
 ってことは、「卯の花」も、私が思っていた花とは、全く「違っていた」ことになる。 

 ここで、問題を整理すると、まず、私が「ウツギ』と呼んでいた、畑の境目を示す木は、「境木」という名前だった。
 そして、「ウツギ」というのは、そういう「役割の名前」ではなくて、「ウツギ」という名前の「固有の植物」であること。
 更に、私が「ウツギ」という植物だと思っていたモノは「ハクチョウゲ」というモノだった…ということになります。(^-^)

 これが、畑の中に「境木」のある風景。







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「マウントを取る」?

2022-05-10 | 日記・エッセイ・コラム
(写真は、最近、ウチの庭で見つけた「てんとう虫」くん。^ - ^)

 ある日のこと、友人とのLINEのやりとりにて、ある方の話題になり、「その方は、マウントを取りたくて、そんなことを言うのかな?」みたいな話になりました。

 「マウントを取る」? 私としては、その時に初めて聞いた言葉だったので、意味がわからず、早速調べてみました。
 同時に、その友人も解説してくれて、なんとなく理解出来ました。(^.^)


 へ〜〜! ってことは、要するに「お山の大将になる」って意味なのかな? なんて、勝手に思っていた私でしたが、その後、意識してみると、テレビの番組内やら、周りの人たちの会話やらで、やたらと「マウントを取る」という言葉が出てくることに気付きました。(・・;)

 なんと「題名の無い音楽会」の番組中にも、「そうやって、マウントを取るわけですね。」なんていう、出演者たちの会話が出てきたのでビックリ! (°_°)

 この言葉、いったい「いつ頃」から、使われているんでしょうね。(*´∀`)♪
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「アカネ」と「ヤエムグラ」

2022-05-08 | 自由研究
(写真は、記事の内容に関係無く、最近盛んに咲いている「オルレア」の花。)

 我が家の「野草ガーデン」に出没?している「茜(アカネ)」については、以前にもブログのネタとして書きました。(^^)

 そして、実は、この時期になると、毎年「元気よく?」生えてくる、妙な?草があります。(・・;) 触ると「ベタベタした」ような感じで、よく見ると「小さなトゲトゲ」があちこちにあるような感じ。
 それを、手元にある「雑草ハンドブック」なる本に当たってみたところ「八重葎(ヤエムグラ)」という植物であることがわかりました。



 実は、去年、ようやく名前がわかった植物「茜(アカネ)」も、全く同じ、この時期に盛んに出てきます。(°_°) そして、この「アカネ」も、触ると、同じような「ベタベタ」感というか、「小さなトゲ」が全体に付いている感覚があります。
 そこで、その本の解説をよく見てみると、「ヤエムグラ」の所に「アカネ科」と書かれているでは…。




 なるほど! それで納得! 同じ時期に生えてきて、触った感じが似ている…。
 1つ勉強になりました。(^^;

 それにしても、「茜(アカネ)」は、去年よりも、更に倍増している感じ。これはいよいよ、「赤い根っこ」を収穫して、「茜染め」でもやってみるべき、でしょうかね? (^_-)



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今年の「キジバト」の鳴き声

2022-05-04 | 自由研究
 庭掃除を兼ねて、毎朝のパトロールを、相変わらず続けてますが、今年も「キジバト」の鳴き声を聞くようになりました。^_^

 鳴き声でも、たぶん「囀(さえず)り」という類のモノで、よく「デデポッポ」と言われる類の鳴き声です。
 去年も、自分の耳で「聴こえた」感じで楽譜に書き、ブログに載せましたが、今年聴こえたキジバトは、去年のとは「音程?」が違っているので、ちょっと興味が湧き、また楽譜に書いてみました。(^^;

 我ながら「しょーもない」と思いつつも、キジバトも個体によって「鳴き声の音程に違いがあること」が、興味深いので、書いてみた次第です。
 それは、次の通り。正確には「デデポッポ」と聴こえているわけではないのですが、キジバトの鳴き声を表現する時は「デデポッポ」の表記が多いので、そのように書いておきました。(^_-)


 そして、たぶん「同じキジバト」だと思われるのですが、「急いでいる?」バージョンのもあって、「音程」は同じで、リズムが違っているのもあります。
 それがコチラ。


 まあ、いずれにしても「どうでもいい」話なのですが、聴くたびに「気になって」つい、楽譜に書きたくなる性分なので、しかたないですね。(๑˃̵ᴗ˂̵)
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