私の主催する、町の公民館講座「うたごえ広場」にて、毎年「6月の定番メニュー」として選曲している「夏は来ぬ」という曲。
なぜだか、ウチの庭に昔からあって、畑の境木に使われているのと同じなので、ずっと「ウツギ」という木だと思ってました。
毎年、今頃になると「白い花」が咲き出すので、私としては、これが「卯の花」だと思い込んでました。(๑˃̵ᴗ˂̵) でも、確かに「匂い」はしない…。
では、「ウツギ」って植物は、どれなのか? 調べてみると、色々と資料が出てきます。
これが「本物」の「ウツギ」か…、(・_・; 私はまだ「見たことない」かも。
「来ぬ」…とは、もちろん「古語」で、現代語で言えば「来た』という意味。(^.^)
その曲の、冒頭の歌詞は「♪卯の花の匂う垣根に〜 ホトトギス早も来 鳴きて〜… ♪」とあり、「卯の花」が決め手となっている歌です。
この中で、歌詞の冒頭に出てくる「卯の花」ですが、これに関して、私は「大きな勘違い」を長年していたことに、つい最近気付きました。(・・;)
「卯の花』について、調べてみた時に「ウツギの花」と出てきました。そのことに関しては、全くもって「正解」なのですが、その「ウツギ」自体に、大きな勘違いをしていたようです。
と言うのも、私の記憶の中にある、美しい畑の風景、そのイメージに残るのは、畑の「境目」を示すために、植えてある木、この木のことを、私の周りの人たちは「ウツギ」と呼んでました。
でも、調べてみると、その「境目を示すために植えてある木」のことは、正しくは「境木」と呼ぶそうで、その「境木」として使われる木の種類に「ウツギ」が多かった…とのことでした。(^^;
そして、今回「間違いに気付くきっかけとなった木」ですが、ウチの方では、「境木」として、よく使われるから、私としては、この木が「ウツギ」という名前なんだろうと、信じていました。
その木がコチラ。
なぜだか、ウチの庭に昔からあって、畑の境木に使われているのと同じなので、ずっと「ウツギ」という木だと思ってました。
隣り町の某所にて、同じ木の「形の良いモノ」があったので、写真を写してみました。それがコチラ。
毎年、今頃になると「白い花」が咲き出すので、私としては、これが「卯の花」だと思い込んでました。(๑˃̵ᴗ˂̵) でも、確かに「匂い」はしない…。
今年もまた、最近「咲き出した」ので、FBにて「夏は来ぬ」の歌にひっくるめて、記事を書いたところ、園芸の専門家の方より、「これはハクチョウゲです。』との指摘を受けました。(*_*)
「ハクチョウゲ」? 私としては、初めて聞いた名前でしたが、調べてみると、確かに、私が載せた写真の植物は「ハクチョウゲ」という名前でした。(°_°)
では、「ウツギ」って植物は、どれなのか? 調べてみると、色々と資料が出てきます。
これが「本物」の「ウツギ」か…、(・_・; 私はまだ「見たことない」かも。
ってことは、「卯の花」も、私が思っていた花とは、全く「違っていた」ことになる。
ここで、問題を整理すると、まず、私が「ウツギ』と呼んでいた、畑の境目を示す木は、「境木」という名前だった。
そして、「ウツギ」というのは、そういう「役割の名前」ではなくて、「ウツギ」という名前の「固有の植物」であること。
更に、私が「ウツギ」という植物だと思っていたモノは「ハクチョウゲ」というモノだった…ということになります。(^-^)
これが、畑の中に「境木」のある風景。