ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

日常生活と放射線

2011-10-29 | 日記・エッセイ・コラム

 最近、個人レベルでも「線量計」を持つ人が増えたせいか、あちこちで高い放射線量が計測されて、問題になっているようですね。

 実は、我が夫は、前にも書きましたが、「原子力」の専門家でして、(一応、肩書きは「工学博士」。身分は「会社員」です。注:電力会社ではない。)放射線に関しては詳しいので、私も最近はこの問題をよく質問するようになりました。

 「専門バカ」と申しましょうか、一般人の質問に対しても「専門用語の」「ナントカシーベルト、パーアワー...」とか説明するので、私もすかさず鋭くツッコミ、「もっと素人にもわかるように説明してよ!」などという会話をしております。

 「シーベルト」だの「ベクレル」だの、なんだかわからない...という会話から、最近、わかりやすい表を見つけてきてくれました。201110291527000
(資源エネルギー庁「原子力2002」をもとに文部科学省において作成:と書かれております。)

 夫の解説を、ざっと説明すると、次の通りです。

 基本的に、「放射線」というのは、地球上に自然に存在するもので、太陽からも来ているそうです。なんと、ブラジル・ガラハリで計測された放射線は、年間で10,000マイクロシーベルト(10ミリシーベルト)だそうです。原因は、南極付近にあるオゾンホールから降ってくる量が多いから、と考えられるそうな。

 世界平均の、一人当たりの自然放射線量は、年間で2,400マイクロ(2.4ミリ)シーベルトだそうです。

 また、東京⇔ニューヨーク間を飛行機で往復すると、高度が高いため宇宙線が増加し、浴びる量は、1往復につき200マイクロ(0.2ミリ)シーベルト。

 例えば、「レントゲン」や「CTスキャン」なども、「放射線を浴びる」ことだそうで、そういう医療関係の、一般人の線量限度は、年間1,000マイクロ(1ミリ)シーベルトだそうです。しかし、「医療は除く」と書いてあるので、「治療目的」の場合は、超えることがあるのかも...。

 ちなみに、集団検診などの「胸部X腺写真」の場合、浴びる線量は、1回で50マイクロシーベルト。「胃のX線集団検診」が、1回600マイクロ(0.6ミリ)シーベルト。CTスキャンになると、1回で6,900マイクロ(6.9ミリ)シーベルトを浴びるそうです。

 ところで、3月に起きた福島原発事故関連の放射線が、なぜ今ごろ「離れた」場所から見つかるのか? 質問してみたところ、事故当時の「風向き」と「雨」の関係が原因だそうです。事故で出た放射性物質が、風に乗って漂い、その後降った雨に溶けて、地表に降った。その放射性物質を含んだ雨が屋根から雨どいなどを伝って流れ、その土砂が溜まってしまう箇所に、放射性物質も一緒に溜まり、そこから放射線が出るから、だそうです。

 溜まった土砂などを「除染」すれば、線量は減るそうで、今後、そういう作業を地道にやっていくしかない、とのことでした。

 そういう関係で、今、我が夫は、「除染」に関する仕事が超多忙で、ほとんど「休みなし」の状態で、働き続けております。「体を壊さなきゃいいけど...。」ちょっと心配。

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気になるメール

2011-10-24 | 日記・エッセイ・コラム

 PC(夫の)を立ち上げた時、最初にメールを確認して、不要のモノを削除しまくるのが最初の行程?になっているわけですが、最近、ちょっと気になることがあります。

 以前にも着ていたパターンですが、その似たようなパターンのメールが、最近特に増えたように思えるのです。

201110240427000

↑ これが問題のメールです。タイトルもなく、アダルト系のフレーズなどが書かれているわけでもなく、ただこういう状態で届いています。宛先は、どれも同じで「undisclosed-recipients:」となっていて、ウチのメルアドとは全く違います。

 何なんでしょう?

 詳しい方、どうぞよろしく。

 ※ちなみに、宛先に書かれた文字を、辞書で引いてみたところ、「閉じられていない-受取人」という直訳ができました。

 

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「クラブ」は「昔の映画館」?

2011-10-23 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は、娘たちのダンススクールの発表会がありました。いつもは、町の文化センターで行われるのですが、震災以来、まだ使える状態ではない。先生の話では、水戸市内でも教室を開いている関係で、今回は「水戸市民会館」を予約してあったそうですが、こちらも震災以来、使用不能の状態。

 頭を悩ませた結果、水戸の大工町にある「クラブ」が借りられたそうで、そこでの開催ということになったそうな...。

 さて、会場が「クラブ」と聞いて、自慢じゃないが、「ディスコ」すら行ったことがない私。「クラブ」なんて、普通のオバサンが入っても変じゃないんだろか? 特別にふさわしい服装を着ていくべき? と、少々悩んだものの、まあ、出場するのはいつものメンバーだし...ということで、普通の恰好で出かけました。

 「大工町」といえば、水戸の「飲み屋街」の代名詞の場所。夕方薄暗くなってからの集合だったので、一人で行くにはちょっと抵抗が...。でも、会場は表通りにあるので、スッと中に入り、受付を済ませば、会場以外はいつもの雰囲気でした。

 ビルの4階にあるその会場は、「クラブ」というから、どんな造りなんだろう?と思いきや、なんだか以前に来たことがあるような雰囲気。あれ? この雰囲気は...?

 思い出しました。私の記憶に間違いがなければ、たぶんあの場所は、「松竹」の映画館。映画も何本か観た記憶があるけど、一番印象に残っているのは「ランボー」。「良かった」からではなく、終わり方が、「意味不明の中途半端な感じ」だった消化不良気味な後味が、いまだに残っている気がするから。

 そういえば、私は特に映画好きな方ではなかったけれど、話題作があると、それなりに観に行ってました。自分たちで行くようになったのは、高校生くらいからで、憶えているのが「京王グランド」「京王プラザ」「京王東宝」「東映1・2」「松竹」。その後、映画館が増えた時期があり、「コートワンシネマ」「サントピア」「西友」...とできて、やがて「コートワンシネマ」は「リードシネマ」という名前になり、その後一つ減り、二つ減り...。

 それでも、ウチの子どもたちと一緒に行った映画もあるから、「リードシネマ」「東映」「西友」辺りは、けっこう最近までやっていたように思う。

 数年前に「TOHOシネマズ」や「シネプレックス」みたいな大型のキレイな映画館ができてからは、それまでの古いタイプの映画館は、ことごとくなくなってしまいましたね。

 幼稚園生たちのチームが踊る「カラ」の「ラ・ラ・ラ・ラララ~♪」(ミスター)を見ながら、「あの辺に座って観たなァ...。」とか、しばし遠い記憶の世界に浸っていたひと時でした。

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「花の季節」のルーツは...

2011-10-20 | 音楽話

 最近、ある化粧品(メーカー名は、なぜだか「サントリー」?)のCMにて、懐かしいメロディが流れてくるのを、よく耳にします。

 それは、私が知ってるところでは、中学の教科書に載っていた「花の季節」という歌のもの。

 でも、実は、私がこの曲を始めて聴いた時(中学時代)、とても印象的で、大いに気に入った曲でしたが、かつでどこかで聴いたことがあるような気がしていました。しかし、当時はインターネットなんて便利なものはなく、身近な人に聴いても、その答えを出せずにいました。

 そして、「花の季節」をいくら歌ってみても、どうにも歌詞と曲とがマッチしていないような、微妙な違和感も同時に感じてきました。

 そこでこのたび、改めてネットで調べてみたところ、ようやく私も納得する答えが得られました。

 化粧品のCM曲⇒「花の季節」(中学教科書)⇒「悲しき天使」(メリー・ポプキン / アメリカ)

 なんでも、アメリカのシンガーソングライター「ジーン・ラスキン」が編曲して歌っていて、これをイギリスの居酒屋にて耳にした「ポール・マッカートニー」がこの曲を聴いて惚れこみ、新人歌手をプロデュースして売り出したのが「悲しき天使」(日本語訳の曲名)だそうで、日本では、森山良子がカバーして、かなりヒットしていたそうな...。

 でも、実は、更に追求していくと、「長い道」という「ロシア民謡」だという説に行き着きます。なるほど、確かに、物哀しいメロディは、「トロイカ」などに似てなくもない。でも、私としては、それにもちょっと違和感を感じました。私の勘では、「ジプシー音楽」じゃないか? と思えるんだけどなァ~!

 そして、更に追求すると、納得できる答えにたどり着きました。

 実は、これの元歌は、ロシア革命が勃発した頃、ロシア(ウクライナ?)辺りに住む、裕福な作曲家「フォミーン」が作曲した「歌謡曲」だったそうです。でも、正確には、「作曲した」というよりも、ジプシー(ロマの人たち)の奏でていた音楽を「採譜&編曲」した形だったそうです。それを売り出したところ、ロシア革命の混乱期だったにも関わらず、その地方で爆発的に大ヒットしたそうな。

 しかし、辺りは革命により混乱し、ソビエト政権の支配を嫌った人たちが多数欧米に亡命したそうです。そして数年後、故郷を懐かしむ人たちが、あちこちで口ずさんだり奏でたりしていたメロディを耳にした人たちが、これを憶えて演奏したりするうち、徐々に広まっていった、というのが真相だそうです。

 私としても、長年の疑問が解けてスッキリしたし、「歌詞」と「メロディ」とに、違和感のある歌は、「絶対何か秘密がある。」という私の持論も証明?された感じで、更に嬉しくなりました。(ネット検索により、いろいろ参考にしましたが、最終的には、コチラの説明が一番詳しかったです。いつも、歌の歴史やエピソードを調べる時に、お世話になってるサイトです。)

 ステキな歌だから、練習してレパートリーに加えようかな...?

p.s. ①「新妻聖子」バージョンの動画もありました。

   ② コチラにも、歌詞&解説が載ってます。

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みつけた花

2011-10-18 | 日記・エッセイ・コラム

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 数年前に、ビンゴゲームの景品として貰ったこの「ミニシクラメン」ですが、いつもは、夏場に陽が当たりすぎる場所に置くせいか、葉っぱがほとんどなくなってしまい、その後再生してから花が咲くので、冬も半ばになってから咲いていましたが、今年はなんと、もうつぼみが見えてきました。(植木鉢を、「胡蝶蘭」が植えてあったものに移し変えたら、なんだか「立派」な感じになってきた...。

 やはり、葉っぱを落とさないように気をつけると、咲き出すのも早いんでしょうかね? 知人の話では、ほぼ一年中咲いている「ミニシクラメン」もあるそうな...。

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 こちらは、庭(?:敷地内)の片隅でみつけた「草芙蓉(くさふよう)」 別の所に、やはり「勝手に」生えてきた「草芙蓉」もあるのですが、これは全く別の一画。

 タネを、小鳥たちが運んでくれるのでしょうか...?

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`無花果'の思い出

2011-10-15 | 季節便り

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 最近、スーパーの果物コーナーでも、よく見かけるようになった「いちじく」。

 少なくとも、昔は、「買って食べる」ものではなかった...。

 そういえば、私が生まれ育った昔の家の庭には、いちじくの木があって、この季節になると、食べごろの実を探すのが楽しみだった。

 たくさん生った時には、よく母がジャムにしてたっけ。

 ドイツ在住の頃、冬場になると、不思議な食べ物が、たくさん店頭に並びました。どうもドライフルーツのようだけど、何なのか、不明でした。そこで、書かれていたレッテルのスペルをメモして、家で辞書を引いてみると、なんと「干しいちじく」と書いてありました。

 え? 「いちじく」って、ドライフルーツになるの?

 その後、恐るおそる買ってみて、食べてみると、なんと「美味しい!」。 「この味は、パウンドケーキに合うかも...。」と思った私は、早速、「干しいちじく」とクルミを入れたパウンドケーキを作ってみました。そのお味は、予想通り上出来。

 帰国後、しばらくしてから、「干しいちじく」は、日本でも徐々にポピュラーになってきました。(と、思ってたけど、実は前からあったのかも...。 ) 私のオリジナルだと思っていた「干しいちじく」とクルミのケーキも、お店などでも見かけるようになり、誰しも考えることは同じだと、妙に納得したものです。

 そういえば、「アダムとイブ」のお話の挿絵にあるお二人は、「葉っぱ隊」みたいなお姿ですが、それに使われている「葉っぱ」は、ずばり、この「いちじくの葉」だそうで、ってことは、かなり昔から存在していた植物ってことになりますね。

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♪ グッバイマイラブ~

2011-10-14 | 日記・エッセイ・コラム

 ずっと書きたいと思いながら、なかなか時間が取れず、タイミング的に「マヌケ」な感じになりつつありますが、ようやくこのネタに取り組めそうです。

 9月~10月の時期は、ある意味「もう一つの別れの時期」でもありますが、この秋、私というか、我々茨城在住の者にとって、淋しい「別れ」を経験しました。

 それは、全国で唯一「地方テレビ局」のない茨城県にとって、ある意味重要な役割を持っていたというか、昔から慣れ親しんできたラジオ局「IBS茨城放送」にて、長年「中心的存在」として活躍してこられた女性アナ(渡辺美奈子さん)が退社されたのです。

 まあ、途中退社されるアナウンサーは、これまでもいたわけだし、別の放送局に移られる方もいるのは普通の話なんですが、彼女の場合、今回の「東日本大震災」の発生瞬間に、偶然生放送番組に出演していて、その後も、非常事態のさ中を、おそらく不眠不休でがんばってくれた感じだった様子を、ずっと感じてきたので、特に感慨深いものがあるわけです。

 実は、その発生当時の様子がユーチューブに投稿されていて、渡辺アナの声も実際に聴くことができます。私は、地震発生後しばらくしてからラジオをかけたので、その瞬間の放送は聞いていなかったのですが、そのユーチューブからの声を聞くたび、あの瞬間の様子が蘇ってくる感じですね。(聞いても精神的に大丈夫な方はどうぞ⇒コチラ

 そして、退社された渡辺アナと同時に、県内を駆け巡り、リポーター的な活躍を多くされてきた男性アナ(鹿原徳夫氏)も、局にはいるものの、アナウンサーという立場ではなくなり、ラジオから声を聞くことがほぼ無くなりました。

 実は、私は以前、とある場所にて彼に遭遇し、インタビューを受けたことがありまして、それがきっかけで彼の存在を知ったのですが、フットワークも軽く、ユニークな感じがウケて、私としては、けっこうファンでした。

 この春、詳しい事情はわかりませんが(たぶん、震災のせい?)、今まで長年活躍してこられた、ユニークなパーソナリティ二人がいなくなり、かろうじて「軽い」イメージを保っていた「鹿原アナ」の声や、長年親しんできた渡辺アナの、元気な声も聞こえなくなって、淋しい限りです。

 全国的には、知られていなくても、地元の人々の生活に密着してきたラジオ局だけに、いろいろ変わってきてしまうのは、何ともいえない淋しさを感じるものですね。

 今回、お声が聞けなくなってしまった方々へ、私から、ぜひこの歌を送りたいものです。by アン・ルイス 「♪ Good-by My Love

 渡辺さん、鹿原(かばら)さん、今まで、楽しい放送を、ありがとうございました。

ps. 「グッバイ マイラブ」ですが、なんと「テレサ・テン」もカバーしてたのですね。「語り」の部分が「中国語」だけど、雰囲気は変わらないです。歌の情感の出し方は、やはり彼女の方が上手いかな?  コチラです。

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柿が赤くなると...

2011-10-08 | 季節便り

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 「医者が青くなる。」というコトワザがあるそうな...。

 それだけ、健康にいいんだとか。

 明日は、「十三夜」だから、お供えに買おうとしたけど、「四角い」のはダメなのかな~? 

 ということで、お供え用には、りんごを三つ買いました。

 あ、こういうしょーもないネタばかり記事にしてると、またタイムリーなネタが遠くなりそう...。

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はい「ポーズ!?」

2011-10-07 | 地域の話題

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 彼ら曰く「ギリギリカッパのポーズ」なんだそうな...。

 実は、「巨大なラップの芯」みたいな紙製の筒の上に乗ってる状態でやってます。

 (ある日の「おふじやま教室」より)

 う~む、書きたい話題が、タイムリーな状況から離れていく...。

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空の模様?

2011-10-02 | ビューティフル!

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 パズルみたいな雲... 

201110030917000

 ↑ そして、昨日の朝に見えた「空の模様」はこんな感じ。

「ひつじ雲」&「うろこ雲」?

 それにしても、「青さ」が凄い...。

 「天高く 我肥ゆる 秋!」.....ナンチャッテ。

 ホントは、書きたい話題があるのだが、今週はなんだかセワシない...。

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