よくできた人形なのでした。 →
工場見学の最後に、案内係の方より説明してもらったお話によると、この人?は、名前を「オイシアおじさん」と云い、この、壁をよじ登っている姿は、「常に前&上向きに進み、つかんだ物を離さない!」という心意気を示しているそうです。
ちなみに、この人形、作るだけで3,000万円かかっているそうな...。 いやはや、凄い。
ということで、前置きが長くなりましたが、遅ればせながら、前回のレポートの続きを。 益子を後にして、昼食後、このユニークなモニュメントのある工場に到着しました。(早速、辺りからは、甘くて美味しそうな香りが...。)
ここは、「カッパえびせん」や「ポテトチップス」などでお馴染みの「カルビー製菓」の工場です。カルビーの工場は、あちこちにたくさんあるようですが、ここはちょっと前に名前を替えたそうで、今は「オイシア工場」という名前だそうです。「おいしい&しあわせ」の略なんだそうな...。
この工場では、主に「シリアル」(コーンフレークのような物)と、昔から馴染みの「カッパえびせん」を作っているそうです。
今までにも、こういう工場見学を何軒かしてきましたが、どこもガラス張りの見学用廊下があり、実にキレイになってますね。特に、ここは、子どもたちにも馴染みの食品ってことで、子どもが見ても楽しい感じになっていました。写真は、虹色の飾りのある通路。
そして、あちこちに、こういう妖精の飾りがあり、製品が出来るまでの流れを、わかり易く説明してくれる道具?もいろいろありました。これらが全て、従業員さんたちのアイデア&手作りだそうで、驚きです。
見学に来た小学生たちのお礼の手紙なども展示されていました。宇都宮市内の小学校は、全部来てるそうです。
で、肝心の工場を見学した感想ですが、ほとんど機械が作業をしていて、「人が少ない」と感じました。機械化が進むと、本当に「人間の手」は、少なくて済んでしまうんですね。材料が、次々と行程を経て、みるみるうちに「製品」になってしまう...。それを梱包して、次々と全国へ出荷する。
思えば、テレビのCMで流れた製品が、日本全国どこでも、全く同じその製品が手に入るってことは、これだけの効率の良さと、流通の流れがないとできないことなんだな...などと、ふと思いめぐらせてみました。
スーパーやコンビニで、100円前後で手に入る身近な製品、これ一つとっても、その歴史?を考えると、感慨深い物がありますねェ。