ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

「冷やし甘酒」

2015-07-29 | 旨いもん

 実は、昔から「甘酒」が大好きな私。(娘もですが。) 「酒粕」を溶いて作ったり、親戚や知り合いから「本物」をいただいたりしてきましたが、「自分で」作ったことはなかったです。(作り方を知らなかった。)

 実母は、「甘いもの」が嫌いだったので、作ってくれたことはなく、嫁ぎ先の義母が一度作ってくれたけど、悪いけど、あまり美味しくなかった...。

 そのうち、「甘酒の素」みたいな商品が出回るようになったけど、あれも、それなりには美味しいものの、やはりどこか「不自然な」味がした。

 その後、一番美味しい! と思ったのが、近所のお寺さんで、秋頃に行われる「十夜」という行事でふるまわれるモノ。なんでも、檀家の奥様方が手作りで作ったモノらしく、それを飲みたくて、檀家でもないのに、わざわざ出かけたものでした。

 お正月の元旦に、大洗神社でふるまわれている「甘酒」も(今は三が日じゅうに延長になった模様。)、以前は、「本物」でしたが、最近は「酒粕」製のになっちゃいましたね。

 誰か、美味しい「本物」の作り方を教えてくれないかな?

 そう思っていたところ、スーパーで、こんな商品を見つけました。

 「塩こうじ」のブームのためか、「こうじ」商品が豊富に出回るようになりましたね。この袋の裏側に、「甘酒」の作り方が載ってました。なんと、炊飯器で作れるそうな...。

そこで、早速購入して、トライ!

 1合の米に、3合分の水を入れ、「おかゆ」に炊き、それを50℃くらいまで冷ましたら、こうじを細かくして入れて混ぜる。

 その後、炊飯器を「保温」状態にして、ふたを開けておき、上からふきんをかけておく。そのまま10時間放置。途中、1~2回、かき混ぜる。

 その通りにやってみたら、できました。まさしく「本物」の「甘酒」。 砂糖など全く入れないのに、かなり「甘い」。

 タッパーに入れて、凍結し、それを、冷たい牛乳で溶いて飲むと、これが実に美味しい! 娘は、「豆乳」で溶くのが好きみたい。もちろん、「水」でもいいんだろうけど...。

 最近、「夏」なのに、「甘酒」関連の商品をよく見かけると思ったら、なんと、江戸時代には、「甘酒」は「夏」に飲むもので、その証拠に、俳句の季語では、「夏」のモノだそうな。

 実は、大震災で避難している方々の、「熱中症対策」として、「甘酒」を推奨したのが、この「夏の甘酒」ブームの起こり、らしいですね。

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「土用」とは?

2015-07-26 | 自由研究

 今年は、「土用の丑の日」が2回あるそうで、そういえば、「土用の入り」の日は、カレンダーに書いてあるからわかるけど、期間はいつまでなのか? 疑問を感じたので、調べてみました。

 すると、本格的な説明になると「五行説」とか出てきて、複雑になるので、ここは置いといて、要約すると、こんなことらしいです。

 実は、「土用」というのは、一年に4回あり、それぞれ、「立春(3月上旬頃)」「立夏(5月上旬頃)」「立秋(8月上旬頃)」「立冬(11月上旬頃)」の直前18日間のことだそうです。そして、始まりの日を「土用の入り」と云い、終わりの日を「節分」と云うそうな。

 と、本来は、こういう意味だったけれど、今現在は、「節分」と言えば、春先の、「立春」の前の日のことを指し、「土用」と言えば、「夏の、もっとも暑い時期」を指す、ということに落ち着いてしまっている...ということだそうです。なるほど...。

 で、今年の、「土用の入り」~「立秋」までの間の暦を見てみると、確かに「うし」の日が2回ある。噂によると、そういう夏は、ことに「暑くなる」そうですね。

 我が家には、「じゃ、ウナギを2回食べよう!」なんて言ってるヤツもいるけど、私は元々ウナギが食べられないので、関係ないもんね。 例年通り、1回でガマンしてもらいましょう。

まあ、ウナギを食べずとも、暑さに負けず、がんばろ~!っと。

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今度は「那珂かぼちゃ」

2015-07-12 | 旨いもん

 前の記事で「江戸崎かぼちゃ」について書きましたが、翌日に同じスーパーに行くと、今度は「那珂かぼちゃ」の表示と共に、並んで売ってました。

 値段は、「江戸崎」の3分の2くらいかな? この「那珂かぼちゃ」も、「ブランド」ものなんですよね。

 そういえば、以前、この「那珂かぼちゃ」についても、熱く語る別の友人がいたことを思い出しました。(なぜか私の周りには、「かぼちゃ」について「熱く語る」人が多いようで...。

 今回も、四つ切りにしたモノを購入し、同じ味付けで煮てみました。

 やはり、ある程度「煮汁」が残った状態で火を止めても、その後、どんどん「吸い上げて」、食べる頃には、「煮汁」が全くないのは、同じですね。

 でも、その「吸い上げ方」の程度が、少し違う。

 「江戸崎」の方が、更に「吸い上げ力」が強いようで、最終的には、まるで「栗」みたいな感覚になりました。

 「那珂」の方は、そのまま、あくまで「かぼちゃ」ですね。

 どちらにしても、「今が旬」.....大変美味しゅうございました。

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江戸崎かぼちゃ

2015-07-09 | 旨いもん

 なんか、ここ数日、アクセス数が跳ね上がってる...。「スパークリング・清酒」ネタのせいかな?

 大学時代に、同じサークルに「江戸崎町」(現:「稲敷市」)出身のコがいて、その友人が「江戸崎かぼちゃ」について「熱く語る」のを聞いたことがあります。

 私は、特に興味も感じずに「聞き流していた」気がするけど、最近、そのことを思い出さざるを得ない光景を見ました。

 いつものスーパーに、きれいな化粧箱に、‘かぼちゃ’が2個入って、ご贈答用に並んでいるのを見かけました。そして、その値段を見て驚き。 「三千円」越えの価格でした。

 「‘かぼちゃ’が2個で三千円越え」? どんだけなの? 

 見れば「江戸崎かぼちゃ」と書いてある。そこで、大学時代の、彼女の言葉を思い出した次第です。

 確かに、普通に見かける‘かぼちゃ’よりも、「皮の色・つや」がいい。形も「美しい」感じ。

 そこで、四つ切りになっていたモノを、試しに購入してみました。「四つ切り」でも「四百円超え」だから、普通の‘かぼちゃ’よりは割高です。

 早速、さとう&醤油で煮てみたところ、適当なところで火を止めても、その後、若干残っていた「煮汁」は、全て「吸い上げ」られている感じでした。食べてみると、ホクホクしてて、まさしく「栗かぼちゃ」というのにふさわしい感じ。

 確かに、これでは、値段が高くても納得。「江戸崎かぼちゃ」.....侮れないですナ。

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「スパークリング清酒」のその後

2015-07-05 | 旨いもん

 以前の記事にて、「スパークリング清酒」について書きましたが、その後の情報によると、私が目撃した以外でも、実に多くの「この手の」商品が、各社から出ているみたいですね。

 とりあえず、行きつけのスーパーの棚にならんでいる商品の、全ての「味見」が完了?したのでご報告を。

 これが「白鶴」から出ている「淡雪(あわゆき)」。これは、かなり「口当たり」が良かったです。「純米酒」とも書いていないので、まさしく「スパークリング・清酒」、「お米」の「シャンパン」といった感じでした。

 次のこれが、岡山県にある「丸元酒造」というところから出ている「泡泡酒(ほうほうしゅ)」。「純米酒」とも書かれている通り、「純米酒」の感覚でもあり、「シャンパン」の感覚もあり、これもなかなかでした。

 これは、「澪(みお)」の次に味見をした、「月桂冠」からでている「うたかた」。この商品の場合、「瓶」にかなり力が入っているそうで、どこかの「デザインメーカー」?とコラボしたらしいこの和柄のプリントが、直接瓶に描かれていて、フィルムなどを剥がしても、この状態。

 その後「一輪ざし」などに使えることを想定しているらしいです。

 では、ここで、私の、独断と偏見による「講評」なんぞを。

 5種類の商品を飲みくらべてみて、大きく、2方向の「感覚」があることに気付きました。

 一つは、「お米製のシャンパン」感覚のモノ。もう一つは、あくまで「発泡したお酒」という感覚のモノ。

 その感覚で分けると、「シャンパン」感覚のモノが、「澪(みお)」「淡雪」「泡泡酒(ほうほうしゅ)」で、「発泡したお酒」感覚のモノが、「ピアノ」「うたかた」「泡泡酒」。

 「ピアノ」と「泡泡酒」は「純米酒」の表記があって、「ピアノ」の方は、いかにも「お酒」の感覚の方が強い感じを受けましたが、「泡泡酒」の方は、両方の感覚を持ち合わせている感じがしました。

 結果、私の好みランキングによると、第一位が、やはり「澪(みお)」(by「松竹梅・白壁蔵」:タカラ酒造)、第二位が、同列で「淡雪」(by「白鶴」)、「泡泡酒(ほうほうしゅ)」(by「丸元酒造」)という感じですナ。

 「うたかた」は、「瓶にこだわり過ぎ」という感じで、「瓶」にはこだわらず、「味」で勝負した「泡泡酒」の方が、意気ごみを感じますネ。

 また、ほとんど「澪(みお)」の瓶を真似してるんじゃ?と思われる「ピアノ」の場合、「味」へのこだわりも感じられず、残念な結果になっている...と思う次第であります

コメント (6)
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